この映画、ハッピーエンディングなはずもなく、非常にわかりにくい結末だったのだけれど、会場からは「で、結局何が言いたいの?」というイジワルな質問が飛び出した。でも主演の彼いわく、「えっ、わかんなかった? 伝えたかったメッセージは愛と平和だよ」。きっぱりと言ってのけて、会場の空気がグッと締まるのを感じた。アメリカのアの字も出てこない映画だし、我々には全くの非日常な題材の映画かと思ってたけど、当然ながらそれを日常として生きている市民らが海の向こうにいるわけで。Love and Peace と断言する役者の険しい表情に、彼らの複雑な思いを垣間見た瞬間だった。