ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

May 23, 2008
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 ソ連の歴史とかについて熱く語れるわけでもないし、楽曲を隅々まで隈なく知り尽くしてるわけでもないので、 タコヲタ を自称するつもりなど毛頭ありません。でも、ショスタコの音楽って妙に気になるのであります。プロコフィエフの冷たいヌメり気とも違う。

 期待を心地よく裏切る多面的な楽曲の数々。聴いてるとなんだかストレスが溜まってきて、でも同時にストレス発散もしてるような不思議な精神状態に陥ります。

 自分自身で実際にバイオリンで弾いたことのある曲もいくつかあります。独特の音のぶつかりとかはさすがに泪モノ。
 近年では、 交響曲5番「革命」 12番「1917年」 ピアノ三重奏曲2番 などを弾く機会がありました。一生の思ひ出。また弾ければいいのですが。

 ショスタコの譜面はシコルスキ Sikorski 社とかの高価なものが多く、なかなか個人では買いにくいので、我々愛好家のあいだではなおさら神聖化されています。
 いつか、カルテット8番とショピ5(ピアノ五重奏曲)を弾いてみたいというのが僕の密かな野望。

 ちなみに、周りのガイジンさんたちは Shost や Shosti、あるいは DSCH とかの愛称で彼のことをしたためるようですが、実はちゃんと綴る自信がないというだけの話のようです。英語綴りだと Shostakovich? ドイツ語だと Schostakowitsch。
 以前、カナダの「ケベック州最大の楽譜屋」とやらで物色してたら、ショスタコが全く置いてないのに失望してしまいました。で、店員さんに激しく苦情を垂れたら、「Cの棚にございます」とおっしゃる。フランス語だと Chostakovitch なんだそうで。

*****

 さて、彼はクラシックだけじゃなく、ジャズや映画音楽などもたくさん書いてます。肩の力が抜けたようなその音楽は、同一人物が書いたとは思えません。

ジャズ組曲よりワルツ2番
shosti1.jpg ←この人、どうやら韓流カリスマビオラ弾きらしい

映画音楽「馬あぶ」ほか
shosti2.jpg ←ジュリアン・ラクリンとジャニーヌ・ヤンセン(破局前の映像?)

 この「馬あぶ」ほかの小品、どれもスゴいです。最近譜面を入手できたのですが、バイオリン二人が、ずーっと三度や六度とかで、ひたすらべったり寄り添ったまま旋律を奏でてます。

 ここだけの話、僕ってば、いつの日かジャニーヌ嬢と共演することを勝手に夢見て、独り夜な夜なこの曲を練習してたりします(笑)。





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最終更新日  May 24, 2008 09:13:59 PM
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