ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jul 1, 2009
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 今日はピアノのレッスン日。今取り組んでる曲は When Sunny Gets Blue。

 いきなり、「じゃぁ、キミなりの解釈で通して弾いてみて」とのたまうデイビッド先生。前回の「ミスティー」では練習の途中で強制終了という屈辱を経験したので、今回は慎重に、変な音を弾かないようにおそるおそる弾いてみる。そしたら案の定、「そんなに消極的に弾いてどうする!」と突っ込まれた。

 バラードだし、歌いたいのはもっともだけれど、基本的にはテンポは一定に保つべき。むしろクラシックよりも厳格に、とのご指摘があった。右手でテンポを揺らしたとしても左手は決して揺らすな、とか。

 レッスン後半はひたすら和音進行とボイシング(voicing)のお勉強。
 基本のIIm7→V7→I△7 の進行(俗に言うFrontdoor進行?)すらよく理解できてない僕なのに、今回はIVm7→♭VIIx→I△7とかのご説明もあった。名づけてBackdoor?
 フロントドアとかバックドアという表現は、家に入る(=主和音に向かう)には、表玄関から入る方法と裏口から入る二通りがあって、みたいな強引な説明をなさる師匠。もう何がなんだか……。
http://en.wikipedia.org/wiki/Backdoor_progression

 いずれにせよ、このWhen Sunny Gets Blueの最初の二小節の和声は基本中の基本らしく、次回のレッスンまで、この二小節だけを調を変えて練習してこい(全部で12調!)、とのお達し。

 不謹慎ながら、「手っ取り早く上達する方法はないんだろか」などと考えてしまう今日この頃。やっぱり何ごともコツコツ練習するというのが王道なのだろうけれど。


追記:
 レッスン終了後はそのままプチ鑑賞会。先日亡くなったばかりのKenny Rankin氏追悼企画、彼の1976年録音のWhen Sunny Gets Blueを聴かせていただいた。しかもLPレコード。
 レコードで音楽を聴くなんて何年ぶりだろう。懐かしー。盤に針を落とす瞬間の緊張感。手が震えちゃったりして。
 師匠のもとに通うお弟子さんのなかには、スタジオ内にあるレコードプレイヤーを指差して、「先生、何これ?」などと言い放つ若人もいるんだそーで。






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最終更新日  Jul 2, 2009 09:47:54 AM
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