ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 30, 2010
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テーマ: 映画鑑賞(896)
カテゴリ: 映画、テレビ
「ブリキの迷宮」 ★★★☆☆

<内容>
 今も現役の建築家フランク・ゲーリーの仕事ぶりを取材。
 彼の設計した家に住む役者(故)デニス・ホッパーや、彼の設計した演奏会用ホールで指揮するエサペッカ・サロネンなどもインタビューに応える。

sketchesoffrankgehry_poster.jpg 故シドニー・ポラック監督によるドキュメンタリー映画

<感想>
 いい映画だけれども、なんか無難すぎるような気がした。三つ星。
 彼のような偉大な人物に関するドキュメンタリーを作るのって、建築物の映像をとことん映すだけで視聴者を感動させられるわけだし、実は簡単(?)。それ以上踏み込んでほしかったよーな。

 例えば、カナダ系ユダヤ人として生まれたものの「普通の」名前に改名した、というくだりや、いろんな批判にさらされてきたにもかかわらず、いちいちめげずに前進していくその原動力とか。ちらりとは紹介してたけれど、もっと突っ込んでいただきたかった。あそこまで成功してる一流の人なのだから、ほんとはかなり苦労してるはず。

 ちなみに、アメリカに住んでると彼の建築作品を実際に目にすることも多々あるけれど、彼の最も代表的な建築物といえば、おそらくスペインのビルバオにあるグッゲンハイム美術館ではないかと。
 いつか行ってみたい。(と思い焦がれてもう十年……)







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最終更新日  Jul 1, 2010 08:13:24 PM
コメント(4) | コメントを書く


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スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー  
カバシマ さん
☆建築家フランク・ゲーリーの仕事
あそこまで成功してる一流の人なのだから、ほんとはかなり苦労してるはず。>>
何時も感心するのは、多方面、色々な事に御興味、知識をお持ちなんですね?特に音楽に関しては実技を通しての考察が興味深いです。
よく分からないけど一見フランク・ゲーリーの建築は”美は乱調にあり”ですね?
フランク・ゲーリーにしてもガウディにしても奇才。バロック、ゴシック建築に続いて、(20-21世紀は)クルック(crook)建築と後世に思われそう?もしかしたら奇才は反動で映画のタネにもならない程もとまともな苦労人生だったりして。

昔、つまらないと思っていた図画の先生が突然、”具象は飽きる!(飾ってあった)抽象画がある日突然分かる時は天地がひっくり返る程の衝撃を受けるョ。”と瓶底めがねをかけて言われたのが未知との遭遇の様で、今だに耳にだけ残っています。絵の進路もとりませんでした。
(確かにクレー、キャンディスキー、デュウフィは音楽鑑賞後は、美てきめんですけど。)
(Jul 2, 2010 05:16:16 PM)

Re:スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー(06/30)  
カバシマさん

>よく分からないけど一見フランク・ゲーリーの建築は”美は乱調にあり”ですね?
>フランク・ゲーリーにしてもガウディにしても奇才。バロック、ゴシック建築に続いて、(20-21世紀は)クルック(crook)建築と後世に思われそう?もしかしたら奇才は反動で映画のタネにもならない程もとまともな苦労人生だったりして。

うーん、なるほど……、奥深いですね。
偉人を描いたドキュメンタリーは好んで観ますが、実はフツーの人の奮闘を描いたもののほうが印象深く残るような気もしますね。プロジェクトXみたいな。

>(確かにクレー、キャンディスキー、デュウフィは音楽鑑賞後は、美てきめんですけど。)

おぉっ、そうなんですか? それわそれわ!
(Jul 3, 2010 06:05:26 PM)

Re:映画: スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー Sketches of Frank Gehry(2005年アメリカ)(06/30)  
カバシマ さん
確かに
芸術家は、運と、お金と、知性(自己実現出来る)が揃えば、芸術に昇華出来さえすれば、あとは只の人かもしれませんね?
☆確かにドキュメントはおもしろいですね。
☆プロジェクトX はおもしろかったですよ。
特にトロンの坂村健先生(特許出していたらマイクロソフトはなかった?)には凄い日本人と言う思いが強いでした。
たまたま引越し直後、疲労困憊時、ソフト・ビジネスで先生と仕事されている方に会わなければならず、(引越しが原因か?話が難しいのか?NHKのナレーションのプレッシャーか?)話に集中欠き、目が回って見えた様な経験があります。番組が上手だったのだと思います。苦い経験。
☆ドキュメントでは他に、
○ベルリン壁崩壊の原因のバンガリー大統領の決断もおもしろかったし、最近の
○タリバンと米国のかけひきのドキュメントもおもしろかったです。
北部同盟マスード将軍の死は単なるニュースだったけど、実際どの様に爆死させられたかはショックでした。そして女米長官のミス判断でビン・ラデンを間一発で逃した事など、淡々と語る歴史がおもしろいです。でも何かで、若さはフィクションを好むと書いてありましたけど?その人によりますよねー?
(Jul 3, 2010 10:12:40 PM)

Re[1]:映画: スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー Sketches of Frank Gehry(2005年アメリカ)(06/30)  
カバシマさん

>☆確かにドキュメントはおもしろいですね。
>☆プロジェクトX はおもしろかったですよ。

ぼくも観られるときは何とかして観てました。良質の番組ですよね。
トロンの坂村健先生の回とかは観てませんが。

>でも何かで、若さはフィクションを好むと書いてありましたけど?その人によりますよねー?

ぼくはもはや虚構モノには興味が持てなくなってしまいました(笑)。いろんな映画に誘われたりもするのですが、作り話とか愛だの恋だのの話より、現実的なドキュメンタリーのほうに興味が移っていきました。

歳を重ねるにつれ、夢が失せていき現実的になってしまっていくのでしょうか。ヤバいです!
(Jul 4, 2010 07:55:41 PM)

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