ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Dec 3, 2010
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  ブリテン    「イリュミナシオン」作品18(ソプラノと弦楽のための)
  ベートーベン  交響曲7番イ長調



 久しぶりにオルフェウスを聴いた。勝手に新「三大B」作曲家特集とか提唱しちゃってる演奏会。
 なにより、毎回思うのだけど、よくもまぁ指揮者なしであんなに揃うもんだ。

 1曲め「カプリコーン」は実にかっこよい曲。ってゆーか、カプリコーンって何だっけ? さそり?(←それはスコーピオン)。
 個人的に、バーバーという作曲家は苦手。「弦楽のためのアダージョ」の印象が強すぎる。確か二分の四拍子だかのダラダラした曲をフラット五つだか六つだかで書いちゃう困ったちゃん。
 でも、こちらでは今年生誕100年だかで盛り上がってて、彼が単なる一発屋ではないことは米国人のあいだでは周知の事実なわけで。

 2曲めはソプラノ歌手ケイト・ロイヤル氏がご客演。やせてる人なのに芯のある安定した声量で聴かせる。
 楽団の広報の人が冗談交じりに嘆いてた。ちょっと前まで、Kate Royalでググると一発で彼女のことが検索できてたのに、こないだ英ウィリアム王子がケイトさんと婚約して以来、検索の上位は英王室ネタで占められてしまうのだとか。

 最後はベートーベン。彼の交響曲を指揮者なしで演奏するなんて、素人といたしましては考えただけで胃が痛くなる。恐ろしすぎ。
 テキパキした鋭角的な解釈のベト7で気に入ったけれども、穿った見方をすると、指揮者を立てずに演奏するとなると、いちいち尖らせたほうが楽なのかも。アインザッツを合わせやすいし。


<追記>
 奇しくも、 今週末のニューヨークタイムズ紙の記事 で、NY市内の無所属音楽家とプロオケの経済事情に触れられてた。さすがオルフェウスは数少ない勝ち組らしい。







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最終更新日  Dec 5, 2010 11:51:07 AM
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