ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Dec 6, 2010
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 僕が所属させてもらってる婚礼演出専門の芸人派遣事務所。そこの広報が作成したウェブサイトはなかなかかっこよいです。麗しい女性らが微笑みながら楽器を演奏してる写真とか。

 その写真の美女は実際にスタメン奏者のひとりでして、彼女らのご都合がつかない場合、僕のような補欠が出動することになります。

 で、依頼主さんのなかには、クラシック演奏家を発注すると、「若くて、美しくて、白人で、金髪の、女性」奏者がやってくるものとばかり思い込んでる人がいます。そうゆう先入観、わからなくもないけれど、上記五つの条件にひとつとして当てはまらない僕のような奏者がいきなり会場に現れると、そこの空気が凍りつくのを感じます。「は? あんた誰?」みたいな(笑)。

 そのへん、難しい問題ですが、事務所が前もって簡単に説明しといていただきたい。奏者の「見た目」を重視する依頼人だった場合、僕としても現場でいたたまれないです。

 あるいは、もうこの際「水商売」と割り切って、奏者ご指名制にすべきなのかもしれません。

 アメリカ社会ではどこの州でも雇用差別は禁止されており、性別、年齢、国籍、宗教、肌の色、貧富、思想、嗜好、まして美醜などは不問。志望者側も年齢や性別をいちいち履歴書に書くべきではないとされてます。
 しかし婚礼芸人となると話は別。新郎新婦が「白人美女奏者を希望」とおっしゃるのであれば、それはそれで仕方ない。

 さて、そんな矢先、今度は「サンタクロースの扮装」で受注したそうです。「太めの白人で、ひげで白髪の初老男性奏者」ご希望なんだとか。







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最終更新日  Dec 6, 2010 09:17:48 PM
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Re:水上の音楽 ~婚礼芸人(その3)(12/06)  
corcovado  さん
こちらでも弦楽ん重奏とか言うと、なんとなく若い女性がロングドレスで、のイメージがあるようです。
男性がタキシードで演奏されるのもなかなか絵になるとわたしは思うのですが。
以前所属していた事務所で、お客様から若い女性希望と言われて、どこまでが若いか、と事務所のスタッフが悩んでおられました(笑)。
(Dec 7, 2010 09:13:27 AM)

Re[1]:水上の音楽 ~婚礼芸人(その3)(12/06)  
corcovadoさん

>なんとなく若い女性がロングドレスで、のイメージがあるようです。

そうっすよねー、やっぱし。

>男性がタキシードで演奏されるのもなかなか絵になるとわたしは思うのですが。

おぉっ!
そーいえば以前、真夏の屋外結婚式で、気合い入れてタキシード着て会場行ったら、新郎ですらフツーのワイシャツにズボンでした。会場でぼくが一番正装、それはそれで恥ずかしかった。

>どこまでが若いか、と事務所のスタッフが悩んでおられました(笑)。

ぼくの周りの若い女性のなかには、若さとかオンナとかを武器にはしたくない、と言い出す方もいて、なんだか人選がややこしいことになってます。
(Dec 7, 2010 12:12:30 PM)

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