ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 12, 2012
XML
 挙式での演奏って、ぼくら奏者に全ての選曲権が与えられることはほとんどありません。
 予め新郎新婦のご要望を事務所が訊き出し、少なくとも入場曲と退場曲の二曲はご当人から指定されます。(そのほかはだいたい自由に選ばせてもらえますが。)

 ま、この二曲については、クラシックをお選びになる方が多いものの、昨今の大衆歌謡を指定してくる方ももちろんいらっしゃる。我々がもともと準備してる曲数には限りがあるので、それ以外の曲を依頼された場合、うちの事務所の編曲師さんが大慌てで編曲、譜面が奏者にメールされてきます。
 ぼくは21世紀米国大衆歌謡曲にはそんなに詳しくないので、知らない曲の場合は必死でユーチューブとか検索して聴きまくって本番に備えます。

 ぶっちゃけ、どうしてこんな曲をお選びになっちゃったんだろう、と思うことが多々あります。雇われ楽師の分際であれこれ口出しするのははばかれるのですが。

 花嫁入場曲は、旋律が無条件に美しく、かつその輪郭がわかりやすい曲であるべき。そうゆう意味ではやはりクラシックを選ぶのが無難かも。
 退場曲は、いきなりサビから始まるような曲が映えます。

 大衆歌謡って、原曲を唄ってる人の美しい外見や壮大な人生観、さらには強烈な唄いまわしや感動的な歌詞のおかげで超有名になることもあり得るわけで、はたして純粋に音楽的に優れているかと言うと、そんな保証はどこにもない。
 どんなにサビがかっこよくても、そこにたどりつくまでに律儀に36小節とか弾いてる時間はないし(笑)。

 そのへん、やっぱり難しいです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Oct 13, 2012 08:31:33 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: