ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Mar 2, 2013
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カテゴリ: 映画、テレビ
「歌劇派老人。歌に生き、恋に生き」(評価 ★★★★☆ 四つ星)


 日本では来月公開。 http://quartet.gaga.ne.jp/
 ダスティンホフマン氏監督。原作は、日本では黒柳徹子氏主演の舞台「想い出のカルテット、もう一度唄わせて」として知られてるらしい。


<あらすじ>
 もと音楽家専用の高齢者施設。入居者による音楽会が開かれることになり、主催者はかつてのオペラ界で活躍していた歌手らによる一日限りのユニット再結成を提案。
 華やかな現役時代の栄光を引きずるあまり、衰えた声を今さら人前で披露することなんてできないだの、かつて恋仲、婚姻関係にあった相手と再び共演なんてできないだの、頑固なじじばば音楽家たちはなかなか首を縦に振ろうとしない。


<感想>
 主演四人以外は全てホンモノの高齢音楽家が演じていた(トレバーピノックとか)。選曲も渋い。ちなみに弦楽四重奏の部で演奏されてたのはハイドン「日の出」。
 ビバ老人力。面白かったけど、期待しすぎたためか非常に惜しく感じた。あと一歩。
 音楽家って意外に狭い世界のなかに生きてて、歳とっても妙な意地とか信念とか誇りが邪魔して人間関係がビミョー、とかそうゆうことをしっかりと描きたかったのであれば、ちょっと弱い。
 一方、演奏の場面をふんだんに取り入れた娯楽映画という位置づけとしては、最後の最後、音楽会での四重唱の場面がもの足りない。むしろ、ベルディ「乾杯の歌」のほうをもっと効果的に前面に出すこともできたはず。「のだめ」実写版のような派手な演出の最終場面になるとばかり期待してたのに。
 二時間超えてない映画なのになぜか長く感じた。












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最終更新日  Mar 4, 2013 07:14:20 PM
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