ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Aug 31, 2018
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カテゴリ: 映画、テレビ
「争って傷つけあったり人は弱いものねだけど愛する力もきっとあるはず」
(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 2018年の米アカデミー賞外国語部門の候補になってた作品。現在日本で公開ちゅう。 http://www.longride.jp/insult/

 レバノンで暮らす二人の市民ら(地元キリスト教徒とパレスチナ人)の口論が、裁判に発展する。

<感想>
 素晴らしすぎ。ぱちぱち。物語が進むにつれてどんどん面白くなっていく。そして判決の場面は、当事者よりも、判事とか弁護士らの熱演で盛り上がる。
 レバノンの歴史についてはよく存じないけれど、過去のわだかまりは根強く、この映画も別に愛と感動の号泣必至の幸せな結末、とはならない。邦題にはわざわざ「ふたつの希望」とあるものの、ぼく自身はそうは解釈しなかった。
 撮影とか音楽とかも凝ってて気に入ったし、美しい映画だと思う。ただ、自動車整備工の主人公が、後半いきなりお洒落に目覚めて高級スーツを着こなしてたり、若い妻とのあいだに赤ん坊が産まれていたり、でも育児せずに裁判に没頭してたり、なんだか脚本に説得力がない。
 さらには弁護士同士が親子、とか言われても、どこまで製作者側の強い意図を読み取るべきなのか悩む。

 いずれにせよ、この監督さんは凄いお方に違いない。ほかの作品も観てみたい。





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最終更新日  Sep 1, 2018 07:23:59 PM
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