シャンクスものがたり

かんばん

その1
あるアパートの縁の下で仔猫が生まれました。
それは牛と間違えるほどの白黒ぶちのネコでした。

その2
アパートの住人は彼に「シャンクス」と名前をつけました。
シャンクスは一番人間になつきましたが、
食べるのが遅いので誰よりも早くゴハンを食べ、
誰よりも遅く食べ続けていました。
そんな兄弟たちのバトルでシャンクスは必死にゴハンにありつこうと
「エサガード」の技を覚えました。

その3
いちばんぶしゅっとした顔のシャンクスは里親が見つからず、
結局このアパートの夫婦と暮らしていますが、
いまだにクセはなおっていません。
「おぎょうぎのよいしょうこだよー」なんて言ってるみたいですが、
ハテサテどうでしょう?

その4
今ではすっかりハンサムになって夫婦は

「よかった、牛じゃなかった」

と胸をなでおろしているとかいないとか…?
今では戸棚のポット横と夫婦のヒザの上が寝床だそうです。


シャンクスものがたり おわり


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