山田維史の遊卵画廊

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Tadami Yamada's monochrome cuts -#1


Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


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Jan 2, 2014
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カテゴリ: 日常雑感
 しばらくぶりにのんびりした正月を過ごしている。

 大晦日にやってきた弟夫婦から、古書店で見つけたという本13冊を贈られた。なかでも嬉しいのは、信濃毎日新聞社が37,8年前に刊行した「一茶全集」で、美本である。この全集によって知るまで、小林一茶という俳人が膨大な著作を残しているとは思わなかった。なにしろこの全集、平均615頁で正巻8巻に別巻や総索引巻を含めて全11巻。堂々たるものだ。編集者は言うまでもがな、信濃毎日新聞社に拍手である。というのも、編纂中に新たに発見した稿本もあるという。
 句を拾い読みしたところ、概して生活に根ざした「素直」な作で、私は共感しえる。現代俳句の鼻につく作為にうんざりしていたからだ。・・・ともかく、今年の前半は一茶を読むことにしよう。サンキュウ、サンキュウ、弟よ。

 その弟が御節の黒豆を食べて、亡母の作り方を変えたんだねと指摘した。そのとおり。亡母の黒豆は少し固めに「皺」よせてつくっていた。「皺寄るまでマメに暮らす」という縁起に由縁していた。そればかりでなく、たしかにその作り方はたんなる煮豆とはことなる、独特の豆の味わいがあり、私とて嫌いではなかった。68歳の私より長い我家の伝統の黒豆だった。
 母の生前、すでに私が御節料理作りを一手に引き受けるようになっていたが、一度、「ふっくら黒豆」にしてよいかと訊いたところ、「だめだ」と拒否されたことがあった。丹波の良質の黒豆を固く皺寄せるのが勿体ないような気がしたのだ。「だめだ」と言うなら仕方がない。あえて異をとなえるほどのこととも思わなかった。
 母が亡くなって後、ことしは初めて本格的に御節を料理することになり、まるで姑に反発する嫁のように、・・・そんな気負いはまったくなかったが、「ふっくら黒豆」を炊き上げたのだった。
 できてみれば、弟の指摘をまつまでもなく、亡母の黒豆が懐かしかった。あの歯触りが良いのだ。まるまるとして艶良く仕上がった「ふっくら黒豆」は、見た目には美しいけれど、「皺寄るまでマメに暮らす」などと思いいたすことはない。柔らかい煮豆ならいつでも食っている、というわけだ。
 どうやら、来年は、亡母の作り方に復帰しそうだ。





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Last updated  Jan 2, 2014 11:16:55 PM
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Re:のんびりした正月(01/02)  
ちゃれ3  さん
楽しい日記から始まってうれしいです。

黒豆が苦手なんですが、、、 
AZURE家の お母上流ならいいかと・・・

来年 いただきにまいります(笑)

今年もどうぞ よろしくお願いします。 (Jan 2, 2014 11:49:34 PM)

Re[1]:のんびりした正月(01/02)  
AZURE702  さん
ちゃれ3さん
>黒豆が苦手なんですが、、、 

なぜでしょうね?
私は、むしろ食べ物に苦手なものがあるというのが、あまりよく理解できないほうでして・・・。たぶん好き嫌いを言っていては生きてゆけない時代に生まれたからかもしれません。 (Jan 3, 2014 11:50:45 PM)

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