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南側のひさしが形になってきた。防水シートが貼られ、この上に板金の屋根がつく。軒の深さは一間(1.8メートル)、下には同じ広さのデッキが付き、縁側のような役目を担う。南面は戸が左右に引き込まれ、計3間分(5.4メートル)の開放的な空間が現れる(予定)。ここから庭を眺めたり、時にはコンサートの舞台として使いたい。
2006.10.21
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2階の吹き抜けから1階を見下ろしたところ。我が家には16畳分の吹き抜けがある。1階から見上げれば木組みが見れる仕掛け。
2006.10.18
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我が家のシンボルは高さ7メートルの紅葉だ。庭をお願いするカワラさんが安行、花園(どちらも埼玉の植木市場として有名)と探し惚れ込んだ木だ。何の癖もなく、すっくとした立ち姿だ。購入を決める前にカワラさんとともに夫婦で花園の市場へ見にいった。一口に紅葉といっても園芸品種を含めて種類が多いのに驚いた。カワラさんご推奨の紅葉は一番奥の方にあり、立派な松や槙の木の隣にあったから7メートルという高さも気にならなかった。実際に我が家の庭に植付けされてみると、なるほどその存在感と素直さが際立つ。「絶対に似合うと思っていても、実際に植えてみるまでは不安なものですよ」とカワラさんは言う。いやいやカワラさん。あなたの目は確かです。
2006.10.17
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瓦がすべて貼られ大屋根が姿を現した。日本瓦は本当に美しい。断熱にも効果がある。東側にだけ天窓を付けた。気持ちよく朝日が入るだろう。
2006.10.16
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9月中旬屋根の下地もでき、瓦工事が始まった。雨の合間を縫っての作業だ。ここが屋根職人の腕の見せどころだ。働く姿が実によく青空に映える。いぶし銀の和瓦、のしを何段積むか悩む。厚く積めば重厚な感じになる。鬼瓦は「風山水」というシンプルなものにした。のしは瓦職人の提案とおり6段、厚いのしにした。大屋根に映えるだろう。
2006.10.16
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9月初旬上棟が終わるとすぐに屋根をはる準備に入った。できる限り雨に濡れないうちに屋根を張りたい。屋根はそのまま二階の天井になるため、断熱が重要だ。断熱材にはウールブレスという羊毛を原料とした天然素材が使われる。それにしても本当に驚く程の行程を踏んで屋根ができるものだ。
2006.10.16
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伝統構法による木組みは迫力がある。骨太といった感じだ。どっしりしている。青空によく映える。
2006.10.15
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夕方4時頃、最後の木材が組まれ無事に上棟が終わった。その後5時から8人の大工さんの他に、電気や造園屋さんを加えて上棟式が始まった。みんじゃの父も席に着く。私たち夫婦は、職人たちの労を、心を込めてねぎらった。そして夜を迎える頃、基礎工事を担当した職人に「木遣り唄」を披露していただき宴はお開きとなった。「これまでいろいろとありがとうございました。これからもよろしくお願いします」
2006.10.15
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みんじゃの家がだいぶ形になってきた。手刻みの木材が、伝統の継ぎ手によって、釘を使うことなく組まれていく。木組みの構造が実に美しい。この感動は言葉にいい難い。「このまま壁を張らないでいいから」冗談でそういう人もいるらしい。本当に気持ちがよくわかる。
2006.10.14
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材木が次々に組まれて行く傍らには、この3ヶ月大工さんの手で刻まれてきた材木が置かれていた。一本一本に記号と番号が付けられている。これで移築など再生にも対応できるし、無垢の木からは消却や廃棄されても有害物質が出ない。ここに伝統構法や無垢の木を使う良さがあると思う。
2006.10.13
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8月末日ようやく上棟を迎える。8人の大工さんにクレーンの運転手が駆けつけてくれた。なんとも頼もしい。桧の大黒柱と杉の恵比寿柱は7寸角、これを松の梁がつなぐ。この部分が最初に立てられた。ここが、この家の心臓だ。ところで、松は、曲がりながらはえている。これだけ太い材が取れる松は、よほどの大木になる。松食い虫のおかげで、これだけ大きな松が採れるのは福島以北らしい。古民家の梁には松が使われていることが多いから、私は松にこだわりたかった。次々に柱が立てられ、柱と柱の間は貫が通されていく。時々小雨が降るなんともはっきりしない天気だ。やっぱり普段の行いが悪いのかなぁ
2006.10.12
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妻の実家である山口に里帰りした際、義父の親戚のお宅にお邪魔した。15代続く旧家だそうで、建物は裏山の木で作った立派な和風建築。軒裏にはベンガラを塗ってあり、独特の風情がある。時折、殿様が休憩に立ち寄った庭の奥は見事な景色だ。骨董好きな私たちは蔵の中を見せていただいた。器の表書きは江戸時代のものが多い。なんとも貴重だ。ところで、我が家の玄関戸は蔵戸である。こんな風に凛とした建物もいいなぁ。
2006.10.11
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8月妻の実家の山口へ里帰りした。必ず立ち寄る岩国の宇野千代さん生家へ出かける。庭の手本にゆっくり見たかったのに、あいにくお盆で閉まっていた。残念。以前に訪れた際に撮った写真をのせておく。主木は何種類ものモミジで、なんともいい雰囲気の和庭だ。我が家でどこまでつくれるか。カワラさんよろしくお願いします。
2006.10.10
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8月初旬どうしてもやりたかった埋炭を行った。土地のほぼ中央に、直径1メートル、深さ2メートルの穴を掘り、そこへ粉状にした炭を大量に投入し水で固める。炭の巨大な電池を作る感じだ。土地の磁場エネルギーを整え、「いやしろ地」へと変えてくれる。つまり、地中を走る微電流が炭と衝突し、炭のもつ電子が地表へ向けて放射される。その結果、マイナスイオンが補給され、地中と地上の植動物に好影響が及ぶと言われる。その効果は半径15メートルに及び、コンクリートなども通り抜ける。縄文時代以前に古代農法の一種として取り入れられていたとか、寺社仏閣の下にも大量の炭が埋められているともきいたことがある。施工は造園もお願いする予定の季節舎・薮内さんにお願いした。薮内さんは仕事を通じて知り合った。「カワラ」という名の「舞踏家」としても著名な方だ。「どうしても埋炭をしたい」と業者を見つけていたところ、薮内さんのところで手がけられるとの情報が入ったのだ。今後ここで働くすべての人が気持ちよく働ける。という訳で、みんじゃの家の庭には240キロの炭が埋まっている。
2006.10.09
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7月某日基礎工事が始まった。天候が不純で雨をぬっての実施。しまった。気付けばコンクリート打ちが終わってしまっていた。雨で固まるのかとか、暑すぎないのか、といろいろ心配になる。このまましっかりと強度が出るまでお眠りなさ~い。我が家の基礎は4寸角の桧が使われるが、家の四つ角には5寸角の杉が立つ。このため、四つ角の基礎だけ厚みが変わっている。う~む。結構、凝ってるな。
2006.10.08
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7月初旬地盤改良工事を行った。不当沈下の可能性ありという地盤調査の結果と、60万という工事金額にさんざ悩んだが、地震のことを考えきっぱり決断した。ちなみに近所は一軒もやっていないとのこと・・・ドリルの先からコンクリートが出る特殊な車輛を使う。ドリルで穴を空けたそばからコンクリートを流し込む。結果としてコンクリの柱が地中に立つことになる。総数33本。朝8時からはじめて19時まで、丸一日。業者の皆さん、お疲れさまでした。見ていたみんじゃもお疲れ様
2006.10.07
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6月末日土地のどこに家を建てるのか位置決めを行った。当初は土地の北側に縦2台の駐車スペースを設けていた。何度も現場を見て悩んだ末、将来南側に家が建つことを考え、できる限り建物を北側へ寄せることに決定。さらに建物を東に寄せ、西側を駐車場とした。おかげで南側は気持ちいい空間となった。
2006.10.06
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6月某日地鎮祭を行った。地元の神社である住吉神社の神主さんにお願いした。きくところによれば、もとは山口県下関からやって来たという。妻も山口出身。なにか縁を感じますなぁ。縁といえば、地鎮祭の後、ご近所にご挨拶して廻ったのだが、昔から土地に住む方の家にお邪魔した際、「そういえば先生(神主)が今日、地鎮祭をやるっていってたなぁ。お前さんのところかい」と・・・さすが地元は話が早い。これでつかみはオッケー!
2006.10.05
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6月某日長野県松本市ある旧家「馬場家住宅」を訪ねる。朝出発し、9時には着いた。思っていたより近い。馬場家住宅は、江戸時代末期の長野県西南部を代表する民家建築として、平成8年に国の重要文化財に指定されている。切妻の破風につけられた巨大な懸魚と屋根についた雀おどしが印象的だ。みんじゃは古民家などを訪ね、写真を撮るのが好きだ。時間が許せば全国の古民家を訪ねてみたい。お土産に松本市が監修した修復の記録集を買った。立派なマニアかも。
2006.10.03
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5月某日みんじゃの家の模型ができた。といっても紙で間取りの区切ってあるありがちなものではない。実際の木組みが忠実に再現されている。携帯の写真機能を起動させ画面を見ていると、まるで自分が小さくなって家の中にいるようだ。写真を撮ったり眺めたり、この模型で1時間も遊んでしまった。高橋さんは平面図から立体的な木組みが頭に浮かぶらしい。そして、小さいながらもこうして実際に組んでみると、構造の欠陥などが見えてくるという。事実、さらに構造上の強度を増したい、とのことで2ヶ所ほどの変更が行われた。この模型は、この後、木材の加工所にも、上棟時にも置かれていた。確認作業を行うために。う~む。建物が完成したら絶対にほしいなぁ。
2006.10.02
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5月末日飯能にある細田材木店から木材が搬入された。たまたま打ち合わせ日と重なり、立ち会うことができた。ラッキー。家つくりに使われる木は主に杉。西川材だ。普通の家なら、プレカット済みの木材が届くが、我が家の場合、これから3ヶ月かかって大工さんの手で一本一本手刻みで加工されていく。手刻みとプレカットでは、「土産品の仮面と実際に儀式で使う仮面ほど違う」という。木に作り手の気持ちが乗り移っていい家が建つのだと思った。これがうちの家つくりの肝(きも)だ。
2006.10.01
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