僕の心の詩

何度喧嘩しても♪

奥琵琶湖2

何度喧嘩しても♪


今思うと君は、貧乏で将来性の無い僕と
何故結婚してくれたのだろう。不思議だ。

一度プロポ-ズをした。
思い切って、頑張って、勇気出して
"結婚しよう"とただ一言の熱き思いを。

君はしばらく嬉しそうな顔したが、
返事はもう少し待って欲しいと言われた。

君と出逢って、5年が経ち
僕は27歳になっていた。
焦りはあった。紛れも無く。
ただ自信もあった。

だけど、一晩経って君からの返事は
"ごめんなさい"だった。
僕は一瞬何がなんだか分からなかった。

君が言うには、愛だけで結婚しても良いか
分からなくて、もう少しこのままでいたいと。

僕は悩んだが、君との関係をそのまま続けた。
しばらくはギクシャクした所が多くあったが、
何か以前よりすっきりとした気分でもいられた。
まるで不思議だが、自分がさらに自然体になった。

しかし君とは何度喧嘩をしたのだろうか。
数えきれない程激しい喧嘩をした。
車で喧嘩をすると、君は信号待ちで、車から
降りて何処かに行ってしまった。
後を追うにも車が邪魔で追いきれなかった。
何度、君の家の前で、君を待った事か。

プロポ-ズをして1年が経った。
僕等は1年前の事など忘れていたかのように
喧嘩しながらも付き合っていた。
そんなある日、僕はさりげなく冗談で、
"結婚しようか"と笑いながら話した。
君は少し恥ずかしそうに、"うん"とうなずいた。

僕は狐に包まれた感じだった。
"え・結婚してくれるの-"て叫んでしまった。
後々聞いて見ると君の気持ちは、半年前から
固まっていたとの事。私からの再度の切り出しを
今か今かと待っていたとの事だった。

そして、僕等は1年後にめでたく結婚して
今では、貧乏ながら二人の子供に恵まれて、
ささやかながら、小さな幸せを育んでいる。
今では、こんな僕と結婚してくれた家内に
あふれこぼれる感謝の気持ちでいっぱいです。



※コメント
すいません。私事書いてしまいました。(お詫び)
でも実話なので、いつか書こうと思っていました。
ようやく今日書く事が出来ましたが、読まれた方
本当にご迷惑な内容で申し訳ありませんでした。



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