2月14日♪
2月14日♪
僕は君が大好きだった
だけど16歳の僕に
君にたった一言
"好きです"の言葉が
言えなかった。
君は詩が好きで
詩集を良く読んでいたね
僕は君の気をひこうとして
自分で、いっぱい詩を書いた
可愛らしい笑顔で
僕の詩を読んでは微笑んで
"また書いて"ってねって
その言葉に僕は満足していた。
でも、いっぱい詩を書いても
君に僕の気持ちは届かなかった
ある日僕は廊下で
君に告白している友人を見た
物影に隠れてただ僕は
君の返事を見守った。
君はてれくさそうに
"はい"との返事をしていた。
思春期に衝撃的ショックと
自分の意気地無しに落ち込んで
僕の存在価値を見失った
君と友人は
大人の階段を登り
僕はまだ少年のままだった。
悲しくて、せつなくて
一人で泣いた。
それから数週間が経ち
相変わらず笑顔が素敵な君が
僕に"どうぞ"って渡してくれた
一個の義理チョコ
やけに胸が苦しくなった。
笑顔で君に"有難う"って言う
僕の心とはうらはらに
心の中にまだ寒い冬の風が
春遠しと吹き抜けて行った。
一人屋上に登り
君に貰ったチョコを食べながら
止まらない涙を青空に消した。
その時は気づかなかったけど
失恋と言う形で僕なりに
大人への階段を登っていた事に
気づいたのは、それから数年後の
とある2月14日の日であった。
ｺﾒﾝﾄ・・・あっはははは、実話を書いちゃいました-。本当にショックだったのですよ-。(T_T)。今でも思いだしますね-。2月14日。私の書く詩を理解してくれて、何度も何度も書いては渡して、褒めてもらう度に嬉しくて、そうしたらトンビに油揚げ状態でした。やはり、男はここぞと言う時には、アタック・アタックNOI♪♪♪ですね-。後で後悔しても遅いですからね-。今から24年前の出来事を書いちゃいましたよ-。でも、青春の甘い想いでがあって、今の生活があるのですよね-。青春の苦い想いでに今は感謝します。!(^^)!。
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