≫世紀末≫イタリア≫画家
□セガンティーニ Giovani Segantini(1858-1899)
1858年 オーストリア領トレンチーノに生まれる
1863年 ミラノへ移る
1870年 感化院に収容
1873年 異母兄の支援によりミラノへ移る
1883年 アムステルダム万国博覧会で大賞
1899年 スイス・エンガディーナのマロヤで死去
□世紀末、イタリアを代表する画家ジョヴァンニ・セガンティーニはディビショニスム(分割主義)やシンボリスム(象徴主義)的、作品を描いた画家である。晩年はスイス、エンガディン地方に移り住み、山岳風景をモティーフとした。

≪邪淫の懲罰≫(部分)
1891年
カンヴァス・油彩 99×173cm
Liverpool.Walker Art Gallery
セガンティーニの友人である、作曲家ルイジ・イリカの創作である詩「ニルヴァーナ(涅槃)」に着想を得て、制作。またショーペンハウアー著『意思と表徴としての世界』の影響によりインド文学に関心を寄せていた。裸体に衣服をみにまとい宙に浮く、二人の赤毛の女性を同性愛者とみる論もあるが、定かではない。この当時の赤毛の流行、そして[懲罰]とは思えない穏やかな風景。まだ議論の余地はありそうだ。
□参考文献
著者 ピエール=ルイ・マチュ 『象徴派世代1870-1900』 1995年 訳者 窪田般彌 発行所 リプロポート
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