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2008年の読了本(8月)

2008年の読了本

*8月*
「本棚」ヒヨコ舎・編(アスペクト)(2008.8.7読了)
他人の本棚は気になる。これが作家や有名人ならなおのこと。しかも趣味が同じだったり、読んだことのある本が並んでいると興奮する。本棚にも個性があって、ブックカバーを丁寧にかけている人や少々乱雑な人、几帳面に整理された棚・・・などなど。掲載の写真を隅々まで見渡すことは言うまでもない。 この本に掲載されている有名人だけでなく、もっともっといろんな人のが見たいと思う私・・・
「シートン動物記 狼王ロボ」シートン 藤原英司(訳)(集英社文庫)(2008.8.8読了)
シートン動物記はきっと子どもの頃に読んだ作品のひとつだろう。私も学校の図書室で読んだ記憶がある。シートンは自然の驚異や尊さを教えてくれる。 そして動物画家であったシートンの絵はとても繊細だと思う。狼王ロボはアメリカ南西部コランポー平原に実在した狼の物語。人間が乱獲していた時代、一匹の誇り高き狼と出会う。ロボの生きる姿は現代の人間社会でも考えさせられるものではないだろうか。「家族愛」もしかしたら当たり前のように日常を過ごし、忘れかけていた思いをこれを読んで今一度深く考えてみるのもよいかもしれない。他に「灰色グマの伝記」「カンガルーネズミ」「サンドヒルの雄ジカ」を収録。
「ミルクとまいにち」内田彩仍(MCプレス)(2008.8.11読了)
愛猫ミルクとの日々、そしてミルクが他界したあとにきたクリムとの日々。 内田さんの猫ちゃんたちを愛する気持ちが可愛い写真とエッセイで伝わってきます。ミルクとの最後の1か月を綴った日記は胸にこみ上げる想いが・・・ こんなに愛されて幸せだっただろうな~そしてミルクの後に一緒に生活することになったクリムちゃん。とっても活発そうだけど、こちらもとっても可愛い。
「ミムラの絵本日和」ミムラ(白泉社)(2008.8.12読了)
「MOE」で連載の絵本レビューをまとめたこの1冊。「MOE」でも毎月読んでいるけど、たくさんの子どものころの思い出とともに1冊ずつ丁寧に紹介してくれる絵本はどれも魅力のあるものばかり。たくさんの絵本がつまったお部屋はとても素敵です。坂崎千春さん、池田あきこさんとの対談も楽しいですね。
「できることからはじめています」廣瀬裕子(文芸春秋)(2008.8.14読了)
10人のエコライフを紹介。全部はできないけど、どれか一つからでも今日から真似できるエコライフ。きっと昔は当たり前だった暮らし方が今は便利さに魅力を奪われてその結果地球を汚している。便利な生活に慣れてしまうと簡単にはその生活を変えられないし、捨てられない。でもその中で一つでも二つでもいいからエコにつながることを始めてみよう。たとえば、みんなエコバッグを持って買い物に行く。これって今ではよく見るし、当たり前になってきている。そういうことの積み重ねがエコにつながっていくんだと思う。この本には根本きこさんや平澤まりこさん、有元くるみさんなどのエコライフを実践している方々の愛用グッズや暮らし方、自宅まで公開している。興味があったり、やれるかも・・・って思ったら真似してみるといいかも。
「Ikkoキレイの魔法 愛され顔のメイクのレシピ」IKKO(世界文化社)(2008.8.14読了)
IKKOさんってどんどんきれいになっていくと思う。「おしゃれ工房」でのメイクレッスンはとても興味深いものでした。その内容に基づいてIKKOさん流のメイクレッスンの本です。「おネエ★MANNS」で紹介していたあの美顔グッズやコロコロフェイスローラーもばっちり紹介されてて見てるだけでも楽しい。 メイクはさすが・・・というか芸術ですよね。でもスキンケアやベースはとても参考になります。
「バッテリー」あさのあつこ(角川文庫)(2008.8.14読了)
いろんなメディアでやっているので今頃?って感じですが、きちんと原作を読むといいですね。まだ1冊目ですが、内容が濃くて、しっかりとしているのですごいです。もう10年くらい前に書いた児童書なのに、時代を感じさせない。 時代と言えば、ポケベルくらいでしょうか。巧と豪のバッテリーがここから始まる・・・
「脱線者」織田裕二(朝日新書)(2008.8.15読了)
買ったものの、積読本の下敷きになりようやく発掘しました。織田さんごめんなさい。今頃、読むなんて。織田さんは良くも悪くも織田裕二なんだな。(意味がわからないだろうけど。)誤解されやすい感じだけど、本当はすごくナイーブで傷つきやすいんじゃないだろうか。何事もまっすぐで自分に厳しくて、いいものを作ろうと必死で。よくマスコミにわがままだの共演者から嫌われてるだの言いたい放題書かれているけど、本当の彼をどれだけ知っているのか? 私は誰がどんなに悪口を言おうとも織田さんのこと好きだし、とてもいい役者だと思う。年齢を重ねてもっともっといい男になってほしい。
「Alohaを見つけに」廣瀬裕子(ブロンズ新社)(2008.8.17読了)
夏の感じのする本が読みたくて。ガイドブックとは違う、のんびりとしたハワイ島の生活を満喫するエッセイ。ハワイはオアフ島しか行ったことがないんだけど、ハワイ島を映像で見たりするととても不思議なパワーがある島に思える。ブランドものではないとっても可愛いおみやげやフラのこと、ハワイのオーガニックのこと・・・どれも心がこもってて素敵な感じがします。
「池田あきこのねこ話」池田あきこ(中公文庫)(2008.8.22読了)
かわいいねこちゃんたちのお話が文庫になりました。遊びの天才のらんちゃん、見た目は精悍なのにちょっとおちゃめな黒猫カフェ、そしてダヤン・・・ ねこちゃんたちと娘さんの舞子さんのお話など盛りだくさんのエッセイです。 イラストもかわいい。ダヤン大好きなんです。
「ニック・シャドウの真夜中の図書館 1 声が聞こえる」ニック・シャドウ(著)堂田 和美(訳)(ゴマブックス)(2008.8.23読了)
イギリスの人気ホラーシリーズの第一作目。うちの息子が読みたいといって買ってきたのだが、読了する気配がない。私の方が先に読んでしまった。 ま、それはさておき、ここには3つの話がかかれている。第一話は「声がきこえる」ケイトの頭の中で見知らぬ声が聞こえ始めた。だが、それは治まることもなく、どんどんひどくなっていく。この恐ろしい現象は一体何なのか? 第二話「ぴったりの靴」第三話「一日一個のリンゴ」小学生、高学年くらい向けのホラー小説だと思うが、大人の私には・・・このくらいなら楽勝・・・かも。でもきっと子どもには怖いんだろうな~あのころの気持ちになって読んでみると背筋が凍るかも。もし・・・こんなことになってしまったら・・・な~んて。


mitu n



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