東方見雲録

東方見雲録

2023.11.16
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カテゴリ: ランドスケープ
渋谷は再開発後も「ごちゃごちゃ感」が強みに
小型重機やドリルの稼働音が響く完成間近の39階建てビルにレンズを向けながら、感慨深そうにつぶやくのは写真家の東松友一さん(87)だ。自宅は再開発エリアの目と鼻の先。間違いなく、渋谷駅に最も近い住民の一人だ。
・・・・
「駅の近くにしては静かなところだったよ。国道246号をはさんであっち側(道玄坂)は大都会、こっち側(桜丘)はにぎやかさから取り残されてきたんだ」

 国道246号は1964年の東京五輪の際に拡幅されるまでは車の通行量が少なく、草が生い茂る「広場」のような路面は子どもたちの格好の遊び場だった。東松さんには草野球をしたり、トンボを捕ったりした思い出がある。当時、桜丘は商店と住居が混在する平屋の密集地。渋谷が「若者の街」として脚光を浴びるようになっても、桜丘は通好みの社会人に愛される飲食店や趣味の店が軒を連ねる、どこか懐かしさの漂うエリアだった。

街の顔ともいえるのが毎春、桜まつりでにぎわう「さくら坂」だ。約150メートルの坂道の両脇にソメイヨシノが植えられたのは1991年。それ以前は柳が植えられていたという。

「道玄坂に植えていた桜を植え替えると聞いて、地元の町会などで引き取ったんです」(東松さん)



「渋谷サクラステージ」はオフィスや商業施設などに加え、外国人を含むビジネスパーソンらが中長期滞在できるサービスアパートメント(SAKURAタワー6~16階)やマンション(同16~30階)も併設される。実質的に「渋谷駅直結」ともいえるマンションは全155戸。地権者保有分を除く東急不動産保有の48戸(50平方メートル前後~300平方メートル前後)は原則分譲を予定しているが、価格帯は「一般分譲の際に発表する」(同社)とし、現時点で販売時期も明らかにしていない。同社はマンションについて「渋谷エリアの再開発プロジェクトの中でも住宅要素は希少価値が高い」とアピールしている。

働いている人も、遊びに来た人も我が物顔でいられるのは「ごちゃごちゃ感」のなせる技。だがそれは再開発ビルだけで演出できるものではない。渋谷駅周辺の再開発で誕生したキラキラの高層ビルの足もとには、昔ながらの飲食店が以前と変わらず軒を連ねている。これこそが渋谷らしい街の魅力の要素だと田原教授は強調する。

「街区によって整然とエリア分けされていると、かえって落ち着かない時もあります。その点、『街に人を流すこと』を再開発の目的に掲げ、既存店舗との共存を前提にした渋谷駅周辺の再開発のスタイルは奏功していると思います」

 渋谷はかつてのような「若者」だけに象徴される街ではなくなりつつある。これからは、国内外の多様な人々に開かれた「ダイバーシティの街」へと脱皮していくことが都市間競争を勝ち抜く強みにもなる、と田原教授は唱える。(編集部・渡辺豪)
引用サイト: こちら

渋谷サクラステージ






引用サイト:東急不動産   こちら

渋谷サクラステージ Wikipedia情報   こちら

渋谷サクラステージ(SHIBUYAタワー)




歩道橋デッキにより、サクラステージと渋谷駅が道路上空で繋がる
© Impress Watch
引用サイト: こちら   2023.12.14追記

関連日記:2023.01.11 駅周辺再開発全貌   こちら
関連日記:2023.03.17 渋谷駅ハチ公改札   こちら
関連日記:2023.03.18 駅「明日の神話」   こちら
関連日記:2023.10.18 「明日の神話」クラファン   こちら
関連日記:2022.10.31 美竹公園   こちら
関連日記:2023.09.10 らんまん「渋谷の地図」  こちら
関連日記:2006.08.29 大山町   こちら
参考地図







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Last updated  2023.12.14 12:38:21
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