温かい手 冷たい手

  「銀の手って冷たいのな。」
  誰もいない放課後の教室で当番日誌を書いていた
  銀之助の手を握ってルミナが言った。
  「・・・死んでるみたいとか言わないでよ・・。」
  自分の言ったことが相手に間違った意味で伝わっていると
  感じ取ったルミナはさっきからこっちを不満そうにに
  見ている銀之助に説明し始めた。
  「バッカ、勘違いすんなよ。これいちようほめ
   言葉なんだぜ。」
  「何のほめ言葉さ?いったい・・・・。」
  「手が冷たい奴って心が暖かい奴なんだってさ。」
  どうだ本当にほめ言葉だろ?と言う風に銀之助の顔を
  覗き込むと銀之助はいたずらっぽく笑ってルミナを見た。
  「それじゃあ、手が温かいルミナは心が冷たいの??」
  「そういう事言う奴には今日の晩飯食べさせねーゾ。」
  「いつもルミナに温かいご飯食べさせてあげてる
   僕に言う台詞?」
  「・・・・御免なさい。」
  素直に謝るルミナを見て銀之助が笑うとルミナは
  少し拗ねている様子で
  「帰るぞ!!」
  と言って席を立った。
  「あっゴメンってルミナぁ~。待っててよこの日誌
   先生に出しに行かなくちゃいけないんだよ。」
  「銀・・・。」
  職員室に行こうとした銀之助をルミナが呼び止めた。   
  「今日の晩飯上手いもん作れよ!!」
  銀之助は笑いながら言う。
  「それじゃあ帰りに買い物して帰んなきゃね。」



                         END

ほのぼのラブ(友情?)目指してみました。
でも、ルミナが話ていた手の話本当に言われました。
友人に
「星野(仮)は手温かいから心冷たい人だよ。」
と言われた日にゃ・・・・・。へこみまふ。






© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: