学力向上・勉強のコツ・学習計画など受験勉強法を教えています。

<学習計画・高校受験2>





    <高校受験の学習計画(一学期)>







 中学3年生の1学期は5・6月に修学旅行、7月にはクラブ活動総結集として、
中学生最後の大会が開催されます。そのため中学3年生は勉強より、それらの
事を優先しがちです。


 しかしおそくても12月末までには、中学3年生の学習内容を終えていなければ、
受験には不利になります。一部の進学塾では中学3年生の学習内容を11月までに
完了させるところもあります。

 最近では学校でも12月末までに、すべての学習内容を終えるところが増えて
います。そう考えると、中学3年生はその学年で学習する内容を、おそくとも
4月から12月の8ヶ月の間に、すべて終わらせないといけない事になります。


 一学期はそういった事情の中で、各自の学習計画を立てていかなければ
なりません。それではそそういう状況の中、どういう受験のための学習計画を
たてることができるのでしょう。


 中学3年生になると、学校から中学3年生のテキストのほかに、中学の総まとめの
テキストも与えられます。また塾に通っている子ども達は、塾でも同じような
総まとめのテキストが、わたされるはずです。


 一学期は初頭効果といって、やる気が一番出る時期です。この時期に、これら
総まとめのテキストを使って復習する事も、学習計画の中に盛り込みましょう。


 一学期には、実力テストまたは対外模試が少なくとも一回は催されるのが
ふつうです。そしてその範囲は一年生で習った内容がテスト範囲になります。


 まず、その勉強のためにそれら総まとめのテキストを使うようにします。
一年生で習った範囲は忘れている事が多いものです。テキストが学校と塾とで
2冊わたされていれば、2冊ともその範囲内の学習はおこなうべきです。


 一般に歴史年表や英単語などの暗記内容は、ひと月に3回復習するのが、
効果的な学習方法といわれます。忘れかけたときに復習するやり方です。


 今日学習おこなえば、一週間後にもう一度、そして一ヵ月後に再度復習すれば、
その内容がしっかり記憶され、定着します。


 数学の演習問題や英文読解などの理解内容は、ふた月に3回学習すれば
よいでしょう。これも今日学習おこなったなら、2週間後にもう一度、
そして2ヵ月後に再度復習します。


 おこなったら、おこないっぱなしの人は、学習した内容を少しも記憶に
残していません。記憶を定着させるには、繰り返し復習する事がなにより大切です。


 次に一学期に学習する新しい分野の復習にも、中学の総まとめのテキストを
使います。もちろんふだんの学習には、一学期用のテキストで学習していきます。


 しかし定期試験前には、この中学の総まとめテキストを使うのです。こういう
ふうに今あるテキストをより効果的に使っていきます。


 使うテキストが決まれば、次は各科目に書ける時間配分です。英語・数学・
国語・理科・社会にかける一学期の時間配分はは3:3;2;1;1くらいに
します。


 受験のための学習計画では、一学期から理科・社会に時間をかけすぎないのが
コツです。その分、英語と数学にしっかり時間をかけるとよいでしょう。


 それではこの時期の各科目の学習のしかたについて、ひとつずつみていくことに
します。





 ★ 英語




 この科目の学習として、新しい単元は教科書中心の暗記と問題演習により、
新しい内容の理解を深めるようにします。既習の内容は次の2通りの学習に
分けておこなうとよいでしょう。

1) 英文法⇒英文法演習⇒英単語⇒英文読解
2) 英熟語⇒英作文

 勉強のコツは、暗記分野の英文法や英単語を定着させてから、理解分野の
英文読解にすすむことです。また英熟語が定着していないのに英作文をおこなわ
ない事です。そうすれば学習効率がよくなります。最終的に英語長文読解や
英作文ができるようになればよいのです。


 中学の総まとめのテキストでは、これらすべてが網羅されています。
うまくこれらを活用すればよいでしょう。




 ★国語

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 ふだんから読書量の多い人はよいですが、読書をサボってきた人は、次の勉強
方法をとると不足した読書量をおぎなえます。

1) 漢字と文法などの暗記分野は問題演習をおこないながら身につけていく。
2) 理解分野の現代文読解は参考書などを使い、各ジャンル別の読解方法を
   精読し読解の仕方をマスターする。。
3) 読書量不足をおぎなうため、問題演習を通して、さまざまなジャンルの
   文章にあたる。

 理解分野はふつう問題演習をおこないながら学習を進めるのですが、その時、
まちがった答えに対し、なぜまちがったのか。どこでまちがえたのか。その原因を
つきとめるようにします。


 そしてどのようにすれば、正解にたどりつけるのかを、しっかり把握しておきます。
国語の場合、なんとなくわかる程度では、成績の向上にはつながりません





★ 数学




 数学が苦手な人は多いと思います。苦手な人は1~2年前の基礎から
やり直します。しかし教科書は無視してもよいでしょう。理由は数学の
教科書は教える側に都合のいいようにできているからです。基本の理解は
基本問題集で十分です。そのほうがよほど学習効率がよいはずです。

1) 数学が苦手な人ほど基本問題集を重視する。
2) 暗記用として参考書を使用する場合は、解法のパターンを徹底的に暗記する。
3) 問題演習は基本⇒標準⇒応用・発展の順におこなう。
4) 5~10分考えて解けない場合、ヒントをみたり、答えをみてもよい。
   ただし自分が、なぜ解けなかったのか。どこを間違えたのか。

   その原因をはっきりさせることです。公式を覚えていないのか。知識不足
   による思い込みによるのか。それらをはっきりさせます。そしてどのように
   すれば、正解にたどりつくことができるのかを考えます。





★ 理科

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 この時期は英語・数学をさしおいて、時間をかけすぎないようにします。
ただし基本はしっかり抑えておきます。勉強のしかたとして理解分野と暗記分野に
分けて勉強するとよいでしょう。

1) 物理・地学の理解分野は参考書か教科書ガイドで理解するとよいでしょう。
   教科書だけでは説明が不十分です。それをおぎなうために使います。
2) 生物・化学の暗記分野は教科書中心におこないます。
3) 理解分野・暗記分野とも、内容を定着させるために、問題演習を
   おこないます。




★ 社会




 社会も理科と同様に一学期はあまり時間をかけすぎないようにします。
夏休みの終わりまでに、基本を完成させれば、本格的な勉強は2学期
からでも、十分受験には間にあいます。


1) 社会は暗記分野なので教科書中心でいきます。その際、図や表を使って、
   ノートにまとめてみるのがよいでしょう。
2) そのあと問題演習により、理解した内容を定着させていきます。




 一学期はいろいろイベントがあるので、各科目ごとに以上のような学習方法を
とっていけばよいでしょう。もちろん余裕のある人は、一学期の間に、中学2年生
の範囲まで復習を進めてもかまいません。


 さらに実際の公立高校の過去問題にあたってもよいでしょう。ただし本格的に
過去問題に挑戦していくのは、夏休み後半以降からです。余裕のある人やハイ
レベルの高校を志望する人は、この時期から過去問題集を解きはじめても
かまいません。すでに解ける力はあるはずです。


 基本がまだできていない人は、夏休み終了までは基本・標準問題を重視
しましょう。何事も基本が大切です。基礎がしっかり固まれば、むずかしいと
思われる事がらでも、解決の糸口はきっとみつかるものです。


 こういう学習内容をふまえて、中学3年生の一学期の学習計画を、たてて
いきましょう。

 この時期の学習計画がうまく運べば、クラブ活動も終えた夏休みからの勉強が、
よりスムーズに運ぶようになっていきます。

<高校受験の学習計画(夏休み)>へ移動する。


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