学力向上・勉強のコツ・学習計画など受験勉強法を教えています。

<学習計画・高校受験4>




   <高校受験の学習計画(2学期)>






 春先に目標をたてて、それが未達成に終わってしまうのは、何をどれだけ
いつまでに終わるのかという、具体的な学習計画が立っていないから起こる
のです。


 いまだ夏休みまでの学習計画が、計画通りに進んでいない人は、この2学期に
取り戻さないと、もう受験までに後がありません。


 学習のしかたとして、学習塾に通っている人は、夏休みの間に、夏期講習会で
中学3年生1学期までの総復習をおこなうだけでなく、通常講習のなかで2学期の
授業の予習も同時におこなわれます。学校より授業が1単元が2単元、先行して
いるのがふつうです。


 そのため2学期からの学習計画は、学習塾に通っている人と、通っていない人と
では、中3履修範囲の進み方がちがうので、それにあわせて学習計画をたてていか
なければなりません。


 2学期は一年のちょうど真ん中に当たる時期です。そのため一学期のような、
勉強意欲がわいてくる初頭効果はあまり期待できません。むしろ夏休みの勉強
疲れもあって、中だるみを生じやすい時期です。


 逆に、みんなが中だるみしやすい、そういう時期だからこそ、この時期に
計画通り学習をおこなう事ができれば、その後の学習に大きな飛躍が期待
できます。


 効率的に学校や塾の授業の進め方にあわせながら、この時期、自分が
おこなわなければならない事を自覚し、学習計画を立てていきましょう。


 この時期は学校の定期テスト対策的なことだけでなく、実践レベルの問題
にも数多く、あたっていかなければなりません。


 特にトップレベルの高校を志願するものにとって、これは必須事項です。
学校や塾で基本・標準的なことを学んだなら、その応用・発展問題だけでなく、
実際の入試の過去問を解きはじめる事も必要です。


 しかし中堅高校を志望している人は、まだそこまで学習が進んでいないのが
現状でしょう。そういう人はもちろん塾や学校の授業中心になります。それでも
必ず応用・発展の一部は理解できるようにしておくことです。そうしないと
実際の入試問題に手がつかなくなってしまいます。


 それでは各教科別に学習計画・学習のしかたについてみていきます。








 ★ 英語








 一学期の学習計画のところで書いたように、英語は最終的に長文読解と
英作文ができるようにならないといけません。長文読解にあたる前に、
英単語力と英文法をマスターする事が必須でした。また英作文をおこなう前に、
英熟語を覚えていなければなりません。


 そのひとつの方法として、毎年10月20日ごろにおこなわれる英検に
トライしてみることがをおすすめです。受験級の目安は中堅より上位高校から
トップ高校受験の志望者の人は3級。中堅高校受験の人は3級または4級です。


 英検は英単語、英熟語、英文法とリスニング力が試せます。3級、4級とも
65点満点で、毎年合格最低点は40点前後です。6割正解で合格できるのです。


 3級受験のメリットは出題範囲が中学3年生終了程度なので、中学生で
学習する範囲の先取り学習ができる事です。4級受験は出題範囲が中学
2年生終了程度なので、それがマスターできているかどうかの確認ができます。


 テキストは学習塾で英検取得が強制の場合、そのテキストで学習します。
自主学習でトライする場合は市販のテキストを使います。難易度は市販の
テキストのほうが量も多く、内容もむずかしいかもしれません。


 英検3級の学習をおこなえば、中学3年生の学習内容はざっとみわたせた
ことになります。また受験に必要な長文読解や英作文をおこなうための
基本学習は終えたことにもなります。


 この時点から学校授業のテキストのほかに、全国公立高校入試の過去問を
解いていきます。そのテキストの内容は英単語・英熟語・英文法を学んだ後、
英作文・長文読解を学ぶ構成になっているものがよいでしょう。


 それをはやい人は2学期中に、おそい人でも冬休みが終わるまでには、
完了したいものです。志望校高校が高ければ高いほど、早く終わるように
するのがよいでしょう。


 また学校授業の英語はまだ教科書中心に、教科書を丸暗記するくらいでも
かまいません。それが後に問題解決の力になってくれます。








 ★ 数学








 数学は得意な人と苦手な人では差が大きく開きます。得意な人は2学期から
全国公立高校入試の過去問を、2学期はじめから解いていく事をおすすめします。
数学的思考力が十分養われます。


 しかし数学が苦手な人はそういうわけにはいきません。まずやるべきことは
中32学期に学習する範囲を中心にして、それをはやく定着させる事です、


 それと同時に中学の総まとめ的なテキストで、中学1年生から中学3年生
2学期までの範囲を学習していきます。全国公立入試の過去問はできれば
解き始めたほうがよいのですが、基本を無視するわけにはいきません。
そのかわり、おそくとも冬休みからはおこなえるように学習計画をたてます。








 ★ 国語








 国語は読解などの理解分野は教科書や参考書で精読します。これは一学期の
学習のしかたと同じです。2学期からはそれに加えて、全国公立高校入試の
過去問を解く事をおすすめします。


 これは日ごろの読書不足の人にはそれをおぎなう事になるでしょう。問題を
解きながら、各ジャンルごとの内容を理解していく事ができます。演習をおこ
ないながら、同時に読書ができるのです。ふつう全国公立高校入試の過去問は、
文章読解だけでなく、漢字や文法も収録されています。








 ★ 理科








 さて今まであまり力を入れてこなかった理科ですが、この時期からは応用・
発展問題や実践力をつけるため、公立高校入試問題を解いていく事になります。


 理科の場合、英語や数学とちがって学習範囲が決まっていますので、実際の
入試の出題内容も似かよったものになってきます。そのため一通り学習し終える
ことが学習のポイントです。学習した事をもとにして考え、新しい問題にも
それを転移し、解決する事ができるものです。


 ただ2学期はじめは、まだ英語や数学に力を入れているため、11月ごろ
から問題を解きはじめてもよいでしょう。ただし冬休みが終わるまでには、
1年間分の過去問は完成しておく事が必要です。








 ★ 社会








 社会の学習も、夏休みの間に基本標準的な学習はおこなってきています。
理科と同様に、11月からは全国公立高校入試の過去問にあたっていきましょう。
これもおそくとも、冬休み終わりまでに完成させる事です。トップ高校志望者は
2学期末の終了を目標にします。


 テキストの量は過去一年分くらいの量を目安にします。ページ数で言えば、
40ページから50ページくらいです。


 問題集にあたって、まだ理解不十分なところや覚えていないところは、
そのたびに、そこのところを復習し、覚えなおす事です。暗記科目は、
一般にひと月に3回は復習するのが、よいとされています。


 このように2学期は自分の志望校が高ければ高い人ほど、中学3年生の
学習範囲をよりはやく終え、実践レベルの過去問をよりはやく手がけなければ
なりません。


 中だるみしやすいこの時期は、一週間ごとに各教科の学習する範囲を決め、
それを着実に実行していく事が、勉強継続のコツでもあります。この時期は、
有言実行した人が、着実に力をつけていく事になるのです。

<高校受験の学習計画(冬休み)>に移動する。


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