学力向上・勉強のコツ・学習計画など受験勉強法を教えています。

<大学受験の学習計画1>




<大学受験の学習計画(春休み)>






高校2年生の春休み。高校1・2年生からあまりまじめに勉強に取り組んで
こなかった人は、高校3年生からはまじめに受験勉強に取り組もうと思って
いる事と思います。しかしいったい何からはじめていいのか、漠然としか
つかめないのが現状ではないでしょうか。


そんな状態で高校3年生を迎えても、1年はあっという間に過ぎ去って
しまいます。そんなことにならないためにも、この春休みから、今後1年間の
学習計画を綿密にたてていくのがよいのです。


高校1・2年生でまじめに勉強に取り組んできた人も、継続して効率的な
受験勉強をおこなっていくには、どうすればよいのか気になるところです。
そういう人たちは、現在の学習にプラスアルファになる事があれば、それを
自分の学習の中に少しでも取り入れていくとよいでしょう。


それでは、まずこの春休みの間に何をおこなっておけばよいのか。それは
少なくとも次の3点について、決定をおこなったり、実行しておくことです。


1、 志望する学部を決めておく事。

2、 志望学部にあわせた志望大学を決める事。

3、 志望大学が出題する科目の配点比率を把握しておく事。







1、 志望する学部を決めておく事。




すでに高1・2年生の段階で自分の志望大学を決めている人なら問題は
ありません。そういう人たちは、今から述べる事は参考程度に考えて
もらってかまいません。問題なのはまだ志望学部を決めかねている人たちです。


以前、職業の決め方について書いた事があります。それは同時に志望学部の
決め方にも当てはまります。そこで、ここでももう一度それを取り上げてみます。


 まず自分の志望学部を決める一番大きな要素は、自分の興味・関心のある
学部を選ぶという事ではないでしょうか。興味・関心を一番とするその理由は、
たとえその学部で学ぶ内容に、自分の能力が多少おとっていたとしても、その
人の努力によってそれをカバーしていけるからです。


 ここでいう興味・関心とは新しいものをつくっていく創造的・芸術的な活動、
生産的な技術、学術・文学的なもの、さらには経営・管理的なことへの興味・
関心のことをいいます。


 次にその学部に対する能力と適性があるのかどうかが重要になります。
ここでいう能力とは今現在、自分にできることをさします。そして適性とは
その学部で学ぶ事が将来その職業についたとき、その学びが花開くであろう
潜在的な能力のことです。


 人は物事を瞬時に判断して決定する論理的思考力にめぐまれていたり、
事務的な仕事をてきぱきとこなす、事務処理能力に優れているかもしれません。


 物事を数字で置き換えて考えることのできる、数的思考力がすぐれていたり、
人とのコミニケーション力を発揮する、文学的な思考力が、まさっていることも
あります。またものをつくる技術的能力が、秀でている場合もあります。


 これら一連の能力がこれからその学部で学び、将来その職業につくことで、
さらにパワーアップしていくとすれば、それがその学部、その職種における
適性なのです。この適性があることも大切です。なぜならそれが職業における
成功につながるからです。


 その学部や将来の職種に、自分が興味・関心をしめし、その能力と適性が
ありそうなら、今度はさらに性格が合うかどうかも、考えに入れるとよい
でしょう。自分がグループ志向なのか独立志向なのか、外向的なのか内向的
なのか、落ち着きがあるのかないのかなどの性格についても考えに入れます。


 こういう風にまず自分の興味・関心を把握し、その学部、その職種における
能力・適性を検証し、さらに自分の性格を分析すれば、将来自分が望む職業に、
より近づく事ができるでしょう。








2、 志望学部にあわせた志望大学を決める事。




志望学部が決まれば、今度は志望大学を決めることです。よく成績が上がって
くれば、その時に偏差値にあわせた志望大学を決めようとする人がいます。
しかしそれは間違いです。最初に第一志望大学を設定しておかなければ、
その大学への合格は、はるか遠のいてしまいます。


第一志望大学の決定は、自らが把握している自我水準と、後で述べる志望大学の
各科目別配点比率によっておこないます。自我水準については高校受験の学習計画の
ところで述べたことが、ここでもそのままあてはまります。


 これから高校3年生になる大学受験生は、高校1・2年生までの日ごろの勉強、
定期考査、実力試験、対外模試の結果から、自分のレベルを、自分なりに、大体は
把握してきている事と思います。この自分が自覚している水準を自我水準といいます。


 この自我水準と各大学の科目別配点比率をもとに、まずはじめに達成可能と
思われる第一志望大学を決めるとよいでしょう。今現在の自分の水準では、
第一志望大学への合格は難しくても、今後の努力しだいで可能だと思えれば、
その大学を第一志望大学とします。


 次に第2・第3志望大学も同時に決めます。ここは現在の水準と同水準の
大学を、選んでおくようにします。第一志望大学がうまくいかず、第2・
第3の志望大学に入学する事になっても、決して後悔しない、そんな大学です。


 最後に、この大学なら絶対大丈夫であろうと思われる大学を、第4志望大学と
します。現在の水準から判断すると、ここなら大丈夫と確信のもてる大学を
志望します。


もちろんこの志望大学の決定は、今までの経験から得られた自我水準と各大学の
各科目別配点比率にもとづくものです。







3、 志望大学が出題する科目の配点比率を把握しておく事。




志望大学の決定とその大学への合格は、各大学が出題する各科目別配点比率を
知る事が重要になってきます。自分の得意な科目の配点比率が高く、苦手な
科目の配点比率が低い出題をする大学にチャレンジするほうが、その大学への
合格確率は数段高まります。


各大学により各科目の配点がちがい、国公立大学ではセンター試験、二次試験と
配点が異なるので、どの科目の配点が高いのか見分けにくいかもしれません。
そこで総合点を100点満点にしてくらべてみます。


例えば、北海道大学の工・理・医・薬・農学部の配点比率は

    英・数・国・理・社=23:30:11:30:6となります。

それに対し、東北大学の工・理・医・薬・農学部の配点比率は

 英・数・国・理・社=21:34;7;34:3です。

この2つの大学をくらべると、東北大学は北海道大学に比べ、数・理の
配点比率が高く英・国・社の配点比率が低い事がわかると思います。


このように自我水準の把握により、志望大学がある程度しぼられてくれば、
今度はその大学の各科目別配点比率を調べ、最終的に志望大学を決定すれば
よいのです



以上のことは、少なくとも高校3年生を迎える以前に、おこなっておかなければ
ならない事だと思います。高校3年生を迎える最後の春休みには、ぜひこれだけは
おこなっておきたいものです。そうすれば高校3年生になって、一学期からよい
スタートダッシュが切れることになるでしょう。



以上





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