学力向上・勉強のコツ・学習計画など受験勉強法を教えています。

<受験勝負の分かれ目>




<残りわずかに勝負の分かれ目あり!>






この時期、すでに入試を終わった人や最終試験までまだ1・2ヶ月ある人など、
人それぞれさまざまだと思います。私はこの試験直前期や当日の試験の取り
組み方が、実は受験者の合否を大きく左右すると考えています。








(1) 入試直前期2ヶ月が勝負!




 それはまず入試直前期2ヶ月間、この時期はラストスパートをかけることが
できる大事な時期だからです。中学受験生はともかく、高校受験や大学受験生で
この時期に猛勉強をおこなった人の合格する確率は、非常に高くなると考えます。


 高校・大学受験生なら、受験生は中学3年間または高校3年間に、中間試験や
期末試験で断片的な知識を身につけてきているのではないでしょうか。これらの
試験はどちらかというと、単元別に狭い範囲をやや深く掘り下げて考える問題が
出題されてきました。


 そのため定期試験前には部分的に深く突っ込んだ勉強をしてきたはずです。
しかし入試問題はそうではなく、総合的に考えるどちらかというと素直な問題が
多く出題されるのです。そのため総合的な復習を繰り返すことで、そのパターンを
容易に身につけることはできてしまうのです。


 つまり入試問題攻略とは総合的・体系的に考えられるように、今まで学習した
内容の反復総復習をおこなえばよいのです。


 受験生なら学校の定期考査前に1~2週間の勉強時間をとって、定期試験に
臨んでいたと思います。そのため各単元のある程度の知識は身にはついている
はずです。


 それらの知識をもとに、入試直前期2ヶ月間に、総合的・体系的に考えれる
ように、その内容を総復習する事で知識をつなぎあわせていけばよいのです。
この総合的・体系的知識が身についたかどうかが、実は受験の合否を大きく
左右することになるのです。


 陸上競技を見ていると、マラソン選手や長距離ランナーたちは、残り何キロと
いうところでラストスパートをかけます。そしてそれからゴールまで手をぬきません。
その結果、上位入賞やシード権獲得を自分たちのものにするのです。


 入試だって同じです。各受験校の合格ボーダーラインの上下わずかな幅に、
数多くの受験生がひしめき合っています。そこから一歩抜け出すには、最後の
最後にラストスパートをかける必要があるのです。


 入試直前期2ヶ月間に総合的・体系的な知識をしっかり定着させること。
これがラストスパートをかける事と同じ力になるのです。


 この時期までは模試で合格率50%未満やC判定、D判定しかとれなかった人
でも、このたった2ヶ月間、総合的・体系的知識を身につけるため、全力で復習に
力をいれ猛勉強さえすれば、誰でもラストスパートはきれるのです。


 私は実際、逆転合格をはたした多くの受験生をみてきています。彼らは入試
直前期におこなう模試の結果にも、逆転合格の兆しをあらわします。今までの
結果からあきらめずに、残り2ヶ月間、全力投球することで、奇跡が起こるのです。


 誰もが定期試験では試験1週間前に猛勉強を始めます。それと同じように
入試では入試2ヶ月前から猛勉強をおこなえば、その人の実力は大きく伸びて
きます。入試問題は総合的・体系的な素直な問題が多いので、それだけでも十分、
自分の力を伸ばすことができるのです。


 入試まで残り少ないからとあきらめないこと。入試は残り2ヶ月間がほんとうの
勝負時なのです。








(2) 試験時間の残り3分の1が勝負!




 入試当日、試験会場に入ると会場内は一種独特の雰囲気があります。その
雰囲気に、はじめから圧倒されたり、緊張したり、不安になり平常心では
いられなくなってしまうのでしょう。そしてそんな中で試験開始の合図が
だされます。


 その試験開始の合図とともに、静まり返った会場の中はいっせいにペンを
こつこつ走らせる音に変わります。試験問題を見ると、受験生達は自分の
苦手なところ、勉強をやってこなかった問題やはじめての問題にあたり、
後悔をまじえながら悪戦苦闘をはじめます。


 まず試験開始から3分の1までの時間帯が、どんな受験生でも真剣に取り組む
時間帯なのです。しかしこの時間帯がすぎると、ぼちぼち顔を上げ始める受験生が
出てきます。彼らはすでに試験をあきらめてしまったのか、顔の中にはあきらめ
ムードが漂っています。彼らの入試はもうここですでに終わってしまっているのです。


 次に真ん中の3分の1の時間帯、残りの受験生はできない問題でも何とか
最後までやり遂げようと必死に努力を続けます。しかしこの時間帯ではまだ
各自の答案の優劣の差は出ていないのです。


 答案に優劣の差が現れ始めるのは、実は残り3分の1の時間帯なのです。
この段階ではまだ勝負はついていないのです。勝負がつくのは最後の残り
3分の1の時間帯です。


 この時間帯はできるものとできないものの差が具体的に現れてきます。
どんな勝負でも最後の最後で勝敗が決するものです。これは試験だって
同じです。


 この時間帯に最後の最後まであきらめず、取り組んだものが好結果を残せます。
試験を調子よく運んできたものも、この最後の瞬間に力を抜くと、結果は自分が
思ったほどではなくなってしまいます。


 自分が調子がよいと思っても、思い込みミス、うっかりミスや最後の確認ミスに
気づいていない場合だって多いのです。しかし最後の最後の瞬間まで粘り抜いた
ものは、こういったミスも少なく、合格ラインまで限りなくせまってくるのです。


 「試験は大体できた」という人は全問完答型の人が多いでしょう。彼らは
その安心感からか一番大事な最後の時間帯に力を抜いてしまうのです。そして
誤字脱字などのわずかのミスにも気づいていない場合が多いのです。


 それに対し、自分にはできない問題があり完答はしていないけれど、自分の
できる問題は最後の最後の時間まであきらめずやりぬいた人は、答案に入念な
確認チェックを入れながらミスの少ない解答を完成させているのです。


 このように全問完答した人より、できない問題を飛ばし自分のできる問題だけを
最後まであきらめず、確認チェックを入れながら取り組んだ人のほうが、高得点を
取る事が多いのです。


 試験を投げるのはもってのほかですが、最後に力を抜くような試験をあまく
みてもいけないのです。どんな試験でも残り3分の一の時間帯、最後の最後の
瞬間まであきらめず取り組めば、その人はきっと逆転合格が見えてくるでしょう。


 私はいつも最後の最後まであきらめず粘り抜く事が、その人に奇跡をもたらすと
思っています。入試という勝負の場は最後まで全力をつくす事。それがいちばん
大切なのです。


                            以上




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