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<恐れの克服!>



      <恐れの克服!>




「恐れというのは威張り散らすだけの臆病者だから、征服する
には、それがそこに居座っている事をただ忘れるだけでいい。
造作もないことだ。」これはデールカーネギーの言葉です。

『恐れ』は心身に悪い影響を及ぼすくらい精神状態の中で、
最も多様な形をとります。そしていろいろなレベルの恐れが
あります。恐怖状態。パニックといった極度の恐怖心もあれば、
なんだかいやな事が起きそうだといったちょっとした不快感など。


しかし恐れは軽度のものでも神経系の反応を招き、正常な
生理機能を妨げます。頭の働き、道徳性。精神性が低下し、
元気がなくなります。時には神経衰弱にもいたります。

デールカーネギーは「こういった恐れや不安があるときは、
やるべきことをとことんやる。準備が完璧なら、怖いものは
なくなる。」といっています。

----(恐れが『恐れている事』を呼び寄せる。)-----------------

恐れや悩みには、恐れているまさにそのことを呼び寄せる作用が
あります。つねに恐れや不安を抱えていれば、健康は損なわれるし、
勉強の能率は上がらなくなります。

そして疑いと恐れは失敗に直結します。信念は楽観主義者を
作りますが、恐れは悲観主義者を作ります。

恐れは正常な頭の働きを止めてしまい、いざというときに賢い行動が
取れなくなります。恐怖に身がすくむと頭の中が真っ白になって、
どうしていいのかわからなくなってしまう事は誰でも知っています。

-----(信念が恐れを追い払う)-----------------------------------

不安や心配を跳ねのけて、いつも成功を心に描き、希望に満ちた
楽天的な態度を決め込んで計画性と努力によって勉学に取り組むなら、
実際には失敗などほとんどしないものです。

 しかし臆病風に吹かれたり、疑心暗鬼におちいったり、パニックを
起こしたりすれば、平常心は失われ、成功に不可欠な努力ができなく
なります。気力、体力を奪われ、抵抗力が落ち、効率が悪くなり、
恵まれた資質も台無しになります。

力強い信念さえあれば恐れる事も悩む事もありません。なぜなら目に
見えないゴールが見えるからです。恐れる事は私たちのエネルギーを
奪い、衰弱させます。信念は恐れを寄せ付けず、私たちの資質や想像の
才能をより有効に活用させます。

失敗する人は、たいてい絶えず立ち止まっては心配します。自分は
成功するのか、しないのか、つまるところどうなるのかと。先行きを
絶えず、気にして思い悩む姿勢から疑いが生じます。何かを達成する
ことにとってこれは致命的です。

そんな時、怖くてやりたくなかったことに思い切って手をつけて
最後までやりとげてみましょう。実はこれが一番手っ取り早くて
確実な恐怖心の克服法です。

----(恐れは成功の大敵)----------------------------------------

恐怖心や不安は集中力にとって致命的であると同時に、創造的な
能力にとっても大敵です。以下に優れた科学者や発明家や芸術家
であれ、恐れや不安や心配で頭がいっぱいだったら何の成果も
上げられないでしょう。

不安にさいなまれて得をしたという話を聞いた事がありません。
恐怖におののいた事で状況が改善されたためしがあるでしょうか。

恐れはいつでもどんなところでも、作業効率を落とし、精根尽き果て
させ健康を損なわせ、私たちの願う事とは正反対の事をしでかします。

成功と幸福は、どちらも自分のエネルギーを最大限に活用し
続けられるかにかかっています。それならば成功や幸福にとって、
恐れはまさしく敵であると肝に命じておくべきです。

勉強につぶされる人はいないが、不安につぶされる人はたくさんいます。

-----(後悔と取り越し苦労)--------------------------------------

悩みの中でも最悪なのは、過去の失敗をくよくよと思い返すことです。
そうしていると野心はしぼみ、決意は鈍り、将来の目標までだめに
なります。

過ぎた事を思い返し、自分の落ち度や欠点を責め続けるという不幸な
クセをもつ人がいます。そういう人は物の見方がすべて後ろ向きに
なります。

悩んでいれば、成功は刻一刻と遠のいて、かわりに失敗の可能性が
高くなります。不安や心配は、その一つ一つが私たちの身体に痕跡を
残していきます。それによって健康な体と心の調和が乱され、勉強の
能率が損なわれます。

恐れている事が実現するのではないかという心配も、本当にそうなる
可能性を高めるだけです。それなのに、あまりに多くの人がそういう
余計な心配や、不必要な悩みをはびこらせ、毎日を台無しにしています。

-----(恐れの解毒剤)-----------------------------------------------

自分をむしばむだけの悪い習慣は、すぐに治さなければなりません。
心配したり悩んだりするクセをやめる事に全力で取り組んでほしい。
頭の中は勇気や希望や自信で満たしておくべきです。

怖いという気持ちが舞い込んでも、それが頭脳と想像力に定着しない
うちに追い払いましょう。直ちに解毒剤を使えば敵は逃げていきます。

元アメリカ大統領のルーズベルトの言葉を覚えておきましょう。
『恐れなければならないものは、恐れることそのものだけである。』

-----(恐れを克服する。)--------------------------------------------

恐れを克服するには、まず何を恐れているのかを理解しなければ
なりません。それは必ずといっていいほど、まだ起きていない何かです。

つまり実在しないものです。怖いものとは、私たちが勝手に思い
浮かべている架空の何かで、それが現実のものとなる『可能性』に
脅かされているのです。

高所の狭い場所を歩く事には、たいていの人が恐怖を覚えます。地上の
平らな場所なら、それと同じ幅で印をつけても、そこからはみ出さないように
歩くのはなんでもないし、バランスを崩すなどとは誰も考えません。

つまりそういう場所を歩くときに唯一危険なのは、落ちるという恐怖心だけ
なのです。バランスを崩さずに歩ける人は、単にそれが怖くない人です。
恐怖に身がすくんだりしないので、動きをかんぺきにコントロールできる
のです。

実際サーカスの曲芸師は恐怖心を克服するだけで、見物人をはらはら
させる離れ業のほとんどをやってのける事ができます。もちろん芸に
よっては専門的な訓練と、筋肉や目や判断力などの訓練がいります。

しかし他のほとんどの芸に必要なのは、冷静な恐れ知らずの精神だけ
なのです。

あなたがいろいろな恐れを克服したければ、怖いと思うことを一つ一つ
取り上げて論理的に考え、現時点ではその怖い事は存在せず、単に想像
しているだけだということを納得する事です。

将来それがやって来ようが来るまいが、今それを恐れる事は時間、
エネルギー,知力、体力のムダでしかないのです。飲んだり食べたり
して害になるとわかったものはその後2度と口にしないのと同様に、
恐れる事もやめるべきです。

怖いものが架空のものだと納得するだけでは十分ではないでしょう。
恐怖を示唆するものを追い払えるようになる必要があります。

すなわち頭を訓練して、恐れにつながるあらゆる思考を撃退できるように
なる事です。心の動きをつねに警戒し、油断なく見張っておきましょう。

いやな予感や胸騒ぎを覚えたときは、それに身を任せて悪い想像力を
膨らませてはいけません。直ちに頭を切り替えて、思考をポジティブな
方向へ集中させましょう。

例えば、失敗するかもしれないという気持ちがふと心をよぎったら、
自分は力が足りないとか、きっと失敗するなどと考えてはいけません。
自分は強いし能力があるし、これまでにも同じような事で成功を収めてきた、
だから今こそ過去の経験や学習がすべて役立つときだと思うことです。

そうすれば意気揚々と勉学に取り組む事ができ、より高度な課題にも、
ひるむことなく挑戦できるでしょう。私たちをより高いところへ
押し上げていくものは、意識的にであれ無意識のうちであれ、こういう
前向きな姿勢を持つことです。

この原理、すなわち明るく自信に満ちた思考で恐れの思考を追い払うと
いうこの原理は、私たちを日ごろ悩ますどんな恐れにも使えます。

はじめのうちは思考の流れを変えるのは難しいでしょう。心の暗くなることを
ぐずぐずと考えるのはやめられないかもしれません。そんなときに役立つのは、
何かスイッチを使って頭を切り替える事です。

そのときしている事を直ちにやめて、集中の必要な別の勉強に取りくむのが
効果的なこともあります。

恐怖というこの人類最大の敵は、真っ向から対決すれば、ふだんの思考から
根絶する事は可能です。

アメリカの思想家エマーソンはこう言っています。『怖くてできなかった事を
思い切って、やってみる。そうすればもう,怖いものなしだ。』

以上

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