*今日よりもっと幸せになろう*

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100年の物語だったら 2

巨大ないん石が地球に落ちてきました。

地球規模のさまざまな災害がまきおこり、恐竜は絶滅しました。


大きな恐竜たちの陰で、ひっそりと暮らしていた小さな哺乳類が、

98年のおわり頃から進出してきます。

リスやネズミやネコやサルのような生き物です。

99年の前半まであらゆる環境に適応して、種類を増やしていきます。


99年のなかば頃には地球はすずしく乾燥してきました。

生き物にとって暮らしやすい環境が偶然にもできたのです。

生物はさまざまに進化をとげていきます。


99年のおわり、極端に気温が下がる時期が何度も地球をおそいます。

氷河期が訪れたのです。

マンモスやクマなどわずかな種が寒さに耐えて生き延びましたが、

ほとんどが絶滅してしまいました。

そして、ヒトの先祖も、この氷河期を生き延びていたのです。



この100年の物語にやっと人類が登場します。



現在のアフリカでヒトが誕生しました。

しかし、その歴史は、100年のうち99年目の最後の1ヶ月しかありません。




ヒトは、道具をつくり火をおこし、マンモスなどの大きな獲物を

しとめられるようになり、人口を増やしながらアフリカからアジア、ヨーロッパへ、

やがて北アメリカから南アメリカへと広がっていきました。

世界中に散らばったころには、最後の日12月31日の午後になっていました。



夕方の5時から8時頃になると、世界のあちこちでヒトは農耕をはじめます。

それまでの狩猟、採集の生活に比べると、食べるものの確保が楽になり、

人口も増えましたが、地球の自然を破壊する第一歩でもありました。


エジプトの地にピラミッドがそびえ立ち、

文字が発明されて四大文明が栄えるのは、もう夜の9時41分。

そしてそれまではゆったりと変化してきた地球が様変わりしていきます。


つづく



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