さむあっぷ!!

さむあっぷ!!

本番まで2



環境破壊防止。まあ正確には、バッテリーが上がらない為、ガソリンがもったいない為に、

ノンエアコンで眠った俺らを、苗場の強い日差しが、

汗だくにして、俺らを叩き起こす。

すげー晴れてる!!

予報は、降水確率50%だったので、俺らは超浮かれた。

後に自然の怖さを知るとは、思ってもみなかったので。

既に満車に近い状況になっている駐車場では、たくさんのフジロッカーが着替えしながら談笑し、続々と会場へ足を向けている。

大荷物の人、軽装の人、長靴の人、サンダルの人、長袖、ランニング。

男女グループ、男グループ、女グループ、カップル、一人。

本当に様々。

俺らも着替え、リュックと折りたたみ椅子を背負い、会場へ向かった。

なにげ、その駐車場から会場まで徒歩20分はある。正直しんどい。

途中、すれ違いざまの、早くも酔っ払った外人に絡まれる。

「サッポロハココカラチカイデスカ?」

こいつ…、本気なのか、ジョークなのかわからない表情だ。。。

そしてもちろんカタコトの日本語からでは、その真意を判断することはできかねない。

とりあえず、質問が札幌が近いか遠いかの2択の為、正直に遠い旨、残念ながらレスポンスした。

オーサンキュー!と言っていたが、あれはあれで良かったのか。。。

もっと気の利いたレスポンスがあった筈。

しかし未だにアンサーはみつからない。


会場入り口に到着すると、物凄い人の数だ。

31日のスポーツ新聞を読んだら、30日は、過去最多動員の4万人だったらしい。

そりゃそうだろ。30日は、早くからSOLD OUTし、ヤフオクでは、入札ありで25000円を超えていたりで、

諦めかけていた所に20日に当日引き換え分1万枚の販売があり、それもすぐSOLD OUTしたんだから。

俺らは当日引換券。予め金は払ってある為、まずはゲートで名前を言いチケットを受け取る。

リストバンドに交換する際、ブラフTブラフタオルの俺に、お姉さんが話しかけてくれる。「新曲買いました?」イエスオフコース!

男祭りの道中。女性と話し、一気にテンション急上昇。

オフィシャル物販は長蛇の列。

買うなら空いてる時にしようということで、入り口へ。

入り口までこれまた結構距離がある。

入り口では持ち物検査。てか、なんていいかげんなの?

リュックの中身を確認せずとも、言葉のキャッチボールでスルー。

入ると、ゴミ袋を配布していた。これには、FUJI ROCK'05の文字あり。ゴミ袋は用意していたので、記念に持ち帰る為、キレイに畳む。

そして、FATBOY SLIMが今日ステージで何かをやらかす為、1万個限定で、3Dガネメが配布されている。長蛇の列だ。

記念に欲しかったが、いきなり並ぶの嫌なので、スルー。

そして前日雨降ったせいか、泥道にウッドチップが撒かれている。とても歩き易い☆

そして物凄い数の即席トイレ。後に刺激的でスリリングな光景を創り出す事になる。

というのも、やはり混雑時、たくさんのトイレがあったところで、需要は遥かに超え、大行列になる。

しかし、男という生き物は、トイレがなくても用が足せる生き物なのである。汚い話し。

そして、日本人の、皆でやれば怖くないという侍スピリットが、欲望に我慢できない男達を駆り立てる。

即席トイレの裏にも小道がある。ただその向こうは山だ。トイレと山の斜面を挟んで小道があるわけだ。

その山の斜面に向かい、ざっと20人ほどのメンズが、入れ代わり立ち代わり横一列にトイレに背を向け、立って何かをしている。

この光景は半端ない!!

何の影があるわけでもない。小道には、常に普通に人が歩いている。

想像してほしい。

その光景を写真に納めている者もいる。外人は大喜びしている。

後に、俺もそのメンズ達に混じらなければいけない事態に陥った。

標的という物はない。斜面だ。いざって時に俺は恐怖を感じた。

おいちょっと待て。もちろん標的は斜面だ。

しかし、数々のメンズは、俺と同じように斜面という抽象的な目標しかない。

斜面に近ければ近いほど、周りのギャラリー(?)に見られず、比較的安心してできるわけだが、

それぞれの立ち位置が決まっていない為、斜面に近いほど危険なわけだ。何がって?わかるでしょ…

それに気づいた時には、時既に遅し。もう後戻りはできない。

足元の泥は、雨による自然的な物なのか。果たして… 不安だ。

後ろでは、小道を歩く人たちの冷ややかな会話が聞こえてくる。

そして最中に、少なくとも2回はフラッシュが焚かれていた。




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