占星術オフィス アルクトゥルス

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かに座21~25度


かに座21~25度




●かに座21度
オペラを歌うことによって、有名な歌手が自分の名人芸を証明する

いよいよかに座の本領発揮といったところ。20度のセレナーデはオペラに変わり、集団による情感の盛り上がりを体験する。しかもそれは社会的な成功、経済 的な成功にもつながるのだ。有名とはつまり大衆受けすることにも通じる。この度数の持ち主は、大衆へのアピール力によって金銭を得る能力を持つ。


●かに座22度
若い女性が、ヨットを待っている

これは「いつか私の王子様が・・・」的な情感にも似ている度数だが、この女性が待っているのは理想的な社会のあり方である。複数の人が乗れるヨットは社会で共有できる観念の乗り物を象徴しているのだ。20度のゴンドラ乗りとも似たシンボルであり、いかにもかに座的な情景だといえよう。ニューエイジにおけるアセンション待望も連想させる。


●かに座23度
文学仲間の会合

ここでは文学者が、集合意識の中でいまだ言語化されていない原初的な衝動を上手に言語化することで、時代の雰囲気をリードする者として扱われている。時代 の雰囲気へのアンテナが張られ、それに具体的な形を与える能力。文学だけでなく、芸術全般の才能に通じる度数だ。21度が個と全体の融合による一種の完成 形態(大アルカナ:世界)だとすれば、22度は外コスモスへの接点(大アルカナ:愚者)であり、23度はその両者をうまく混ぜたものとなる。23は「3番目に出る、足して5になる数」なので、受信と発信を柔軟に使い分けることのできる個性だといえる。個の完成形態。


●かに座24度
南方の小さな島の、1人の女性と2人の男性の漂流者

世間から隔絶された空間での共同体の試み。コミューンを思えば話は早い。信頼し合える人との親密なつながりを追求するが、集団の外の人には心を許さない。松村氏によれば、女性は感情、男性は知性と霊性を象徴しており、その三つの調和が崩れると共同体は崩壊するという。24は「3番目に出る、足して6になる数」なので理想主義的はあるが、「3番目」なので、実際のコミューンほどにはかたくななではないかもしれない。


●かに座25度
超越的な力の降下によって、意志に満ちあふれていた男の影が弱くなる

25は「3番目に出る、足して7になる数」なので、個からの働きかけによって個を超えた力が応じることを意味する。結果的に数秘術でいう8的な作用となるだろう。かに25度についていえば、この人物は大衆の求めを的確に汲み取りながら、スピリチュアルな力の援助を受けながらパワフルに物事を成していくということがいえる。影が弱くなるのは「個」が薄まるという意味で、ある種の個の明け渡しは必要とされる。ただし、それはあくまでも影であるので、本質的な意味での自己喪失までは求められない。だからこそ、実利的な力の活用が可能となる。


(c)神谷充彦




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