N病院での検査結果が出たのは数日後のことであった.妻も呼んで,主治医からの説明を聞いた.病名は,AML with trilineage dysplasia(AML/TLD)であった.簡単に表現すると急性骨髄性白血病(M6)[別名:赤白血病]であった.同じ白血病の中でも症例の少ない種類の白血病であり,日本一の実績を有するN病院でも3例ほどしか前例がなく,元気に社会復帰している人もいるという説明であった.当面は,寛解導入治療(イダマイシン3日間+キロサイド7日間投与)後に地固め治療を行う方針であることが説明された.とにかく出来ることは全てやってもらうしかないと考えた.