風とこころ

風とこころ

4魔王、気絶。

4魔王、気絶。







そして、暗闇に酔った。というわけです。(ハイ;

前後、左右の感覚がわからず、フラフラとしている感じなので結構キツイ。

ジェットコースターを乗った後はこんな感じなのかしらと考えているうちに、足が縺れてゼロスに倒れこんでしまった。

「うがっ!?(足が縺れてしまった時の掛け声/ぇ)『ゴスッ』(ゼロスの背中に当たった音。/何)」

「ああ、大丈夫ですか?」

いたってこの“無重力空間イン闇”には関係ないという風なゼロスが聞いてきた。

「(ばっきゃろーめ。このクソゼロスがっ!!これが大丈夫だったら、酔い止めはいらねー!/注意:酔い止めは飲んでません)・・・うぅ、微妙に;」

「じゃ、やっぱりオンブ・・・」

「いやっ;(いらねー!!まじ、いらねーし!!つーか、やめてくんろ。)・・・遠慮しておきます;」

「しかし・・・」

「本当にいいからっ!まじで、いいからっ!!ふっつーに遠慮しときますから!!(ぎゃー(//口//))」

「・・・そうですか。でしたら、また気分が悪くなった時にでも、おっしゃってください。」

ゼロスがなぜだか残念そうに見えるのは、私の感じがいだと願いたい。(汗)

「(つーか、もう気分悪いんだけどね~/笑いたくとも笑えない笑)ん。」

(すっごい)軽い返事をした後、コケタ。

自分、呪った。(爆)

「はい、オンブですね~vv」

「ちょ、まっ(チャンスは一回きりなんですかー!?/何が)」

『ヒョイ。』

「(うはっ、待てコラ。オンブじゃなくて、抱っこじゃなくて、 お姫様抱っこじゃん!!? (いや、抱っこじゃん。/爆) 
や、まじ降ろしてチョンマゲ!じゃなくて下ろして!!マヂで下ろして!!)お、ぉ、降ろしてくださイッ!!」

なぜか敬語になりつつも、ゼロスに抵抗しようとするが、頭がボゥ・・・としているので体があまり動かない。

ので、そのまんまお姫様抱っこ。(笑)

「あっ、オンブのほうがよかったですか?」

「いやッ、そうじゃナくって!!(@□@)」

目の前がぐらぐらしてきた。頭に血が上ってきたようだ。

そして、決め手に。

「かわいいですねぇ。りなさんは。」

ゼロスはそういって頬に口付けした。

「!!!??(//□//)」

少女はショックのあまり、気絶。(爆)

『カクッ』と首を仰向けにし、魂はどこかへ行ってしまったようだ。(笑)

伊達に16年間彼氏いない暦(以下省略)なのに、いきなり ほっぺたチュー は、さすがに
「世界は私中心に回っている」発言をしたことのある管理人でもきつかったらしい。(何

男に触れられたこともないのだ。キスなど問題外であろう。(爆)

ゼロスは少女を抱きかかえながら、闇を進んでいった。

決め手がゼロスのちゅうだったとしても、闇の中をここまでやってきたのだ。相当な疲労だろう。

「よく此処まで来れたものですよ・・・。」

眠る少女の横顔を見ながら、独り言を呟くゼロス。

少女の寝顔を見ていると何だか和んでしまう。(笑)

だがその時、実は少女はうなされていた。

私が何をしたというのだ。そりゃ、知らない男に付いて来たことは確かだ。

だけど、魔王になってくれといわれて付いてきたんだ。

別に、ちゅ、ちゅうをされるために付いていったわけではっ・・・(滝汗)←赤面。

それに、さりげに“さん”付けだったし。やっぱり、スレイ○ーズのゼロスと被ってるってば!

私の名前は嘘じゃないけどね?w

・・・っていってる場合じゃないしっ!!

「・・・う~ん;」

「うなされてますね・・・。」

腕で(気絶して)眠る少女を見ながら、苦笑いをするゼロス。

本人的にはちょっとからかっただけなのだが、少女にとっては決め手だったようだ。(笑)



++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

つづく。







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