ランスの日記

ランスの日記

序章


・・・あ・・・
きづいた時、僕は草原にいた。どこまでも続く草原に・・・・
夢か幻か・・・動こうと思い手をついたとき、鈍い痛みが走った。
どうやらどこかでひねったようだ。しかし、この痛みが夢でも幻でもないことに気づかせてくれた。
逆の手で体重を支え、やっとのことで立ち上がる。
そして初めからいだいていた疑問を口にした。
「ここ・・・どこだろう・・・・」
一章 回想
僕は、どこにでもいるような、何のとりえもない中学生だった。
運動は、どちらかといえば苦手で、頭もあまりよくなかった。
ただ、家族がそれなりなお金持ちだったので、あまり不自由はしてなかった。
でも・・・この生活が、嫌だった・・・
毎日が退屈で、同じ事を繰り返しているだけのきがしていた。
朝起きて学校に行き、帰ってきたら塾、そして、家で落ち着くと小説を読む。
小説だけが唯一の楽しみ。空想の世界に入ることで何もかも忘れれるから。
でも・・・。毎日これだけ・・・。面白いことなど何一つない。
この世界が嫌だったんだろう・・・。何もない退屈な世界が・・・。
そんな世界で、今日もいつもと同じ小説読んでいるはずだった・・・

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