c - Rakuten Inc
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
000000
HOME
|
DIARY
|
PROFILE
【フォローする】
【ログイン】
ランスの日記
7
次の日、僕が目を覚ました時、二人はもう支度をしていた。
昨日の疲れだろうか・・・。体が重くだるい。
ふと気がつくと、レイナが微笑みをこちらに見せている。
「おはよう。その顔だと・・・。疲れが抜けてないみたいね・・・。」
そのままクイとうなずきあう。
一通り支度を終え(と言っても僕は何もなかったが)朝食を食べながら、これからどうするのか話し始めた。
「まず、これからね。レノをちょっとでも強くして戦力になって貰おうってことになったの。理由は色々あるんだけど・・・。やっぱり戦力は大事だし・・・。」
すこし遠慮がちだったけど、言いたいことは良く分かった。
自分の身は自分で守れと言ったところだろうか。
「それで、近くにあたしの故郷があるのよ。だからそこでしばらく修行しようってことに、レイナと決めたの。」
僕は何も言わずにうなずいた。反論なんてあるわけもないし、思いつかない。
「なら、後少し残ってるを支度して、向かいましょ~。」
レイナが努めて明るく言った気がした。すこしぎこちない笑顔を作っているように見えた。
準備を終え、出発した。
一時間近く歩いただろう。景色はいっこうに森のままだった。
ずっと無言だったので、どこか気まずい。そう思っていた。
しびれを切らしたように、急にレイナが質問を始めた。
「そういえば、レノは運動とかは得意かな?体力とかはある?」
うっ・・・。かなり痛いところつかれた。
僕はあまり運動は好きではなかったので、運動は苦手だ。どちらかというと音痴だ。
正直に「体力とか・・・全くと言っていいほど無いんだ・・・。」と言った。
「ん~・・・まあ戦いのない所から来たから仕方ないよね。」
クイがフォローしてくれたので、すこし助かった。
またもや急にレイナが振り返り、なにか裏がありそうな笑顔で「体力なら・・・これから作っていけるもんね~。」と、言う。
一体どんなことをやらされるのだろうか・・・。正直・・・怖かった。
僕の心情を察したのか、その笑顔を止め、普通に微笑んだ。
そして「初めはある程度体慣らしとかやるから、そこまで怖がらなくても大丈夫。」と、訂正するように言った。
隣で僕の顔が変化するのを見てだろうか。必死に笑うのをこらえているクイが居た。
さらにしばらく進むと、広い草原に出た。初めて見た場所とはすこし違う。
目を凝らし、先の方をじっと眺めると・・・。
家らしき物が軒を並べているように見えた。
「そろそろ見えるでしょ?」クイが言い、レイナがうなずいた。
「さ、後一息。」
もう三時間近くは歩き続けているだろう。とてつもないペースなのでついていくのにやっとだった。
しかし、クイやレイナには疲労の色がうかがえない。
どれほどの体力をしているのだろうか・・・。
肩で息をつき、また歩き始めた。
「もうすぐつくみたいだから、頑張って。」
優しくレイナが後ろから背中を叩き、うながしてくれた。
もう足が限界に近づいていた。それなのになぜか足早になっている。
しかし、一歩がとても重く、つらい。
その疲労感が、昨日使った魔法の後に近い物だったので、昨日のこと思い出していた。
(なんであんなものが使えたのだろうか・・・。見当もつかないや・・・。火事場の馬鹿力ってことわざがあったけど、まさにそれだろうな。)
相当辛そうな顔をしていたのだろうか。
レイナが不安そうに僕の顔をのぞき込んでいた。
「大丈夫かな・・・?なんだかかなり辛そうに見えるんだけど・・・。」
「辛いことは辛いけど、まだ歩けるから大丈夫。それに、今は考えごとしてたから、しかめ面でもしてたかな。」
あまり心配させないように明るく言った。まだ不安げな表情は崩れていない。
「何を考えてたのかな。よかったら、話して。」
よけいに心配させてどうする、と自分を責める。
でも言ってしまったのだからしょうがないか・・・。
そう思ったので、話始めた。
「ん・・・。昨日、なんかすごい魔法が使えたでしょ?なんであんな物が使えたのか不思議でね・・・。それで色々考えてたの。土壇場だったから出ただけだろうけど、なんだか怖くてさ・・・。」
「そっか・・・。まあ、気にしなくてもいいと思う。ほら、土壇場に強いってことなんだよ。いいことじゃない。ね?」
すこしふざけた感じで、微笑むように言った。
その言葉やその時の表情が、僕の不安を取り除いてくれたようだ。
(今はこんなこと考える時じゃないな・・・。出来るだけ早く強くならなきゃ・・・。どうすれば効率よく鍛えれるのか考えてみないと・・・。)
また、考え事をしながら歩いていると、既に間近に小さな村が迫っていた。
「ついたよ。私の故郷『クリセリアス』にようこそ。小さいけど、いいところだから。」
クイがそう言い、「ここがそうなんだ。前から来てみたいとは思ってたけど、クイの話よりもいいところじゃない?レノを鍛えるにも丁度いいだろうし。」
レイナがまた、何か裏の有りそうな笑顔をこちらに向けた。
僕は目を背け、気づかない振りをした。
それを見たクイが笑い出し、僕もレイナも笑い始めた。
もう村の入り口。ここから僕の厳しい修行が始まるんだ・・・。
戻る
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
『眠らない大陸クロノス』について語…
三ペン神(完)
(2026-04-27 04:29:39)
一口馬主について
ばんぶーさんの一口馬主日記20260606
(2026-06-06 06:30:05)
機動戦士ガンダム
まちぼうけ ガンダムの場合 L サ…
(2026-05-01 07:49:21)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Create
a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
評判のトレンドアイテム情報
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: