自由な小説部屋

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いわば学校で「パッ」としない部類にいた。

名前が女っぽいとこと家事が得意なことが変わってると言っても過言ではない。

そんな俺は一生懸命頑張って太陽の光が当たらなくても生きていた。

そんな俺を変える出来事が起こった。




5月、高校2年としてクラスの人と馴染んで新しく友達も出来きた。

その日は雨だった。と言ってもそんなに激しい雨ではなく

ちょっと走りながら帰れば問題ないやとか、傘がなくても十分帰れるほどの雨だった

傘を差しながら雨の音を聞きながら帰ろうとしていたときだった。

「なんだろう……」

ふとそう思った。軽い小雨であっていても電灯と一緒に立っていてはびしょ濡れになるはず

それなのに突っ立ていた。

声をかけて人の事情に介入するほど行動力が無い俺は気にせず自宅へと歩いた。

「小雨でよかった、制服全然濡れてない。」

服をハンガーにかけて室内で干してる服を取り込み畳む。

両親ともに他界してるため自分のことは自分でしなければならない。

両親は事故により命を落とし、子供だった自分は親戚に引き取られた。

だがしかし、高校にあがると同時に一人暮らしを始めた。

お世話になった親戚の恩返しのため高校にあがったら迷惑かけないようにと決めたのだ。

そんなこんなで一人暮らしをしてみたが苦労の連続。

一年たった今ではなんでも出来るようになった……ような気がする。


「ちょっと疲れた……」

横になり雨の音を子守歌にし瞼を閉じる。

雨の日は憂鬱だ、傘は差さないといけないし気が滅入り疲れるから。

ふぁ…っと欠伸をしたらそのまま寝むりに落ちる。


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