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「タクシー全面禁煙を」


2006年5月10日 「タクシー全面禁煙を」(中日新聞)



受動喫煙に裁判官が警鐘 横浜地裁支部



 禁煙タクシーへの乗務が認められず受動喫煙で健康被害を受けたとして、横浜市戸塚区の運転手Oさんが勤務先の神奈中ハイヤー(神奈川県厚木市)に50万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、横浜地裁小田原支部は9日「提訴前に会社側への被害申告がなかった」として請求を棄却した。しかし判決理由で会社側に受動喫煙による健康被害から乗務員を守る責務があるとし「タクシー全面禁煙化の早期実現が望ましい」と述べた。

 その上で「喫煙者、非喫煙者が互いの立場を理解することが必要とも述べ、全車禁煙化実現までは喫煙車、禁煙車に分けて乗客の喫煙を一定限度で認め、会社側は乗務員の定期健診などで被害が生じないよう配慮する義務があるとした。

 一方、乗務員も受動喫煙による体調の変化を明確に会社側に告知する必要があると指摘した。

 Oさん側は「受動喫煙の影響を軽視している」として控訴する方針。

 判決によると0さんは2003年6月に入社し04年6月以降、禁煙車での乗務を希望したが実現せず、同年8月に「受動喫煙によるとみられる慢性気管支炎」と診断された。


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