こちらは伊那市にある、日本電産サンキョーのコヒガンザクラ。地元の人しか知られていないさくらの名所です。
コヒガンザクラとは?
春の彼岸頃にいち早く咲きます。ソメイヨシノ(染井吉野)と違うのは,小さな葉も同時に開くことです。
日本電産サンキョーをはじめ、信州伊那谷のサクラの名所はこのコヒガンザクラが多く、ソメイヨシノよりも7分咲きくらいでもピンクが鮮やかで綺麗。一度このサクラを見ると他のサクラが少々物足りなくなるなんて声もあるとか。
こちらのコヒガンザクラの桜並木は、距離にして800メートルくらいもあり、このさくらを見るのを楽しみにしている地元の人たちも大勢います。
>>>信州伊那谷のさくらの開花予想は4月7日頃です。
南信州の中心都市、飯田で3月26日(金)~28日(日)の3日間、南信州最大の祭りとの呼び声も高い7年に1度の「飯田お練りまつり」が市街地を会場に開催されます。
往時を再現する大名行列が練り歩けば、広く知られる東野大獅子(頭の重さ、何と30kg。長野冬季オリンピック開会式にも登場)をはじめ、地域に伝わる獅子舞や芸能も路上で舞などを披露。すると、辺り一面は華やかに彩られその歴史は古く、
桓武天皇の頃、坂上田村麿が陸奥の蝦夷征伐の途上、諏訪明神へ祈願をこめて奥州路へ下ったところ、神助を得て蝦夷を平定出来たのに感謝し、桓武天皇に奉上して諏訪神社の社領を増加し、信濃一国に社殿の修造を賦課し、七年目毎に改造させる制を定めた。
これが諏訪を初め当地方で行なわれている「御柱祭」の初めと言われている。それに起源して寅(とら)と申(さる)の式年毎に諏訪では式年御柱祭が、飯田では御興渡御(みこしとぎよ)の式年大祭が行なわれている。
立春が過ぎ、一段と春本番が待ち遠しい季節です。
そこで、ひと足早い春の訪れを感じられるスポットとして今からチェックしておきたいのが箕輪町一宮の信州伊那梅苑。
2万3,000坪に及ぶ広大な敷地内には、春先に咲く代表的な紅白の梅が4月上旬~中旬ごろに見ごろを迎えます。ほぼ同時期に咲く黄色いレンギョウとの競演も華やか。
4月下旬ごろからは、しだれ桃も美しく開花します。
今年の開園は4月1日の予定。
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