自転車に乗ろうよ!

自転車に乗ろうよ!

04.02.20 鎌倉山公園


最高速度 35.61km/h

目指すは「鎌倉山公園」(正しくは、鎌倉中央公園)
R467を藤沢駅まで順調に。
南藤沢の交差点を左に折れると境川。藤沢鎌倉線(32号)はこの付近までと、
長谷からR134まで付近しか走ったことがない。初めての道だ。
初めての道はワクワク・ドキドキ。
でも自転車だからいつでも停まれるしいつでも引き返せる。だから大丈夫、
とちょっと怖くなったり淋しくなった時は思うことにしている。

公園への最初の入り口は梶原。交番がある交差点を左に折れる。
「梶原住宅」どうやら山全体が住宅地のようだ。
しかし、この時はまだ、先日の大庭のようなものであろうとタカを
くくっていた。
バスも通っていたので道なりに「登り」始める。
ゆるやかだが、いつまでも「登り」
段々嫌な予感がしてくるが、目的達成のためにはそんなものは無視。
いつまでも「登り」だが住宅は続く・・・バスの本数もそんなに多くはなさそうなのに、
ここの住人たちはどうやって生活しているんだろう、車の運転ができない人だって
いるだろうに、と余計な心配をする。

しばらく行くと「○○公園」と表示があったので見に行くと「源氏山公園600m」
なるほど、右に折れると源氏山か。じゃぁ帰りにでも。近いし。
と鎌倉山公園を目指すべく、左に折れる。
「S字坂」の標識を曲がると・・・「ぬおっ」なんだよこれ、勾配キツイ!
ここまでもゆるやかな登りで、さらにS字坂に突入するには急な入射角。
いったん、スピードが殺されてしまうのだ。しかも初めての地、坂がどこまで
続くのか見当がつかない。Sカーブが見えたところで
「げぇ、まだあるんだ・・・ホントにS字だ・・・」戦意喪失。
ママチャリでもルック車でも足をついたことがなかったが、あえなく降りる。

S字坂上り ←上りS字坂下り ←来た道を振り返る

写真を撮ってから、気を取り直して行ってみよう!とすると、急な坂の途中ゆえ、
辛い!すっ進まないっ!それでもなんとかがんばる。一度踏み込みはじめると
あとは比較的楽だったかもしれない(なんせもう一週間前のことだ)。
途中「日当公園」という小さな広場があったがその名の通り日当たりはよさそうだ。
だがこんな坂の中腹の公園で誰が休むんだ?と突っ込みを心で入れながら
「登り」続ける。そう、S字坂が終わってもまだ「登り」
なのに住宅も続く・・・駐車場にはベンツ!BMW!あぁ、お金持ちは山の上に
家を建てる、と何かの論文で読んだ記憶があるが、本当のことなんだなぁと思ったりする。
でも、「ママチャリ」しかも「ノーマルの」が置いてある家もある!!
どんな脚力のおばちゃん、いや、鎌倉マダムがいるんだろうか、負けてたまるか、など
アホなことも思いつつ、「登る」
そのうち「山の上ロータリー」という標識のある「山の上の」交差点に到着。
信号はない。

山の上ロータリー逆光で見えにくいが縦に「山の上ロータリー」
右に「鎌倉中央公園」左が「梶原(だったと思う)」


ロータリー下り←立ち位置を変えず、左方の道を見る。
いきなり道が見えない。相当な坂道。

右へ坂を下る。ほどなく、「鎌倉中央公園」到着。
この公園も大庭城址公園同様、自転車乗り入れ禁止。受付のおじちゃんに
「自転車ココ停めていきな~」と言われ鍵をかけ、公園へ。
・・・何もない・・・あ・・・池がある・・・くらい。
とても静かで美しい庭園、という感じ。「緑の相談日」だったらしいが
ほとんど人はいなかった。少し休んで源氏山を目指すことにする。

再び山の上ロータリー。さきほどのS字坂ではなく「梶原」方面に下りる。
短いけれどすごい坂。怖いのでブレーキかけっぱなし。
手は小さくないけれど指の短い私、痛くなってきた。
S字坂より道幅が狭く、急に感じる。なのに車が路駐してたりしてやっとの思いで下る。
着いたところは梶原のだいぶ手前。
またゆるやかな坂を登り始める。源氏山入り口までは順調。「源氏山まで600m」だったし。たいした距離じゃないし。
でも、だんだん道が細く険しくなってきた。もはや、登る元気はS字坂で使い果たしたようだ。素直に降りて押す。
それにしても・・・、鎌倉ってどんな山の上にも人が住んでる。確かに景色はよさそうだし
憧れの土地ではある。しかし、生活するとなると・・・?

源氏山 源氏山下り。この先、銭洗い弁天。

登りきると、慣れ親しんだ道。もう疲れたし、このままR134に出て帰ろう。
鎌倉駅前を通り、若宮大路を滑川へ。
R134では反対側をすれ違うローディ2人に挨拶された。佐島に行った時も挨拶され、
慌てて会釈返したけど、相手に私の会釈が確認できたかどうか・・・
しかもこっちが上りの時なんかだとそんな余裕ないよ~・・・。
1人目のローディさんは軽めの会釈をしてくれた。
「あ、挨拶されたかな?」という感じ。
2人目のローディさんは「!!!」なんと、メットに手をあて、その手をあげてくれた。
「やぁ!!」みたいな。びっくりして慌てて会釈するだけだった。
こういう暗黙の?挨拶の仕方やマナーがよくわからないから、ちょっと困る。
勉強しなきゃ。
海岸CRは走らず、R134をバテバテになりながら帰途についた。


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