全486件 (486件中 1-50件目)
こんにちは、紀の国屋ワインショップ店長の大野です。今年もボージョレ・ヌーヴォー解禁まで2週間を切りました。そろそろ完売銘柄も出始めてきました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーボージョレヌーヴォー2017予約受付中!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー4月の遅霜。昨年よりも18日も早い開花、ここ40年で2番目に長い日照時間。異例の7 月 10 日と 31 日の夏の雹の被害。早いところでは2週間以上も早い収穫開始。異例ずくめの2017年、生産者からはここにきて好印象な声が多数聞こえております。当店売上トップ3のヌーヴォー(ヌーヴォーセット)はこんな感じです。人気第1位。【送料無料】パカレ・ルイジャド・ルーデュモンボージョレヌーヴォー2017飲み比べ3本セット 【ボジョレー・ヌーヴォー2017 セット】ここ数年の印象からもパカレ、ルイジャドの2強はゆるぎない安定感。そこに今年はルーデュモンの評価がうなぎ上りに上がってきております。人気第2位。カーヴ・ド・ベレール・ベルエアリシーム、ルーデュモン、ボジョレーヌーボー2本セット(ボージョレヌーヴォー2017)ヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)のヌーヴォー!イレギュラーな気候にも動じない根を深く張り詰めた古樹のヌーヴォーが安定感、人気が絶好調です。人気第3位。人気の自然派ヌーヴォー!フィリップ・パカレ&カリーム・ヴィオネ自然派ビオボージョレヌーヴォー2017飲み比べ2本セット【ボジョレーヌーボー2017】年々注目度の上がっている自然派ワイン。ボージョレ地区は自然派の大御所も多く、必然的にレベルの高い自然派ヌーヴォーが醸されています。11月9日1:59までは楽天の人気イベント、ポイント最大36倍「お買い物マラソン」実施中!ヌーヴォーの予約も是非この機会に。ご予約お待ちしております。(*^_^*)
2017/11/07
コメント(0)
今日は閉店後に商品の棚替えを。 30日の解禁日に備えて イタリアのヌーヴォー、「ノヴェッロ」の陳列です。 明日は定休日の為、今晩から始めてます。新酒と言えばフランスのボージョレヌーヴォーが有名ですが、 ボージョレより一足お先に解禁されるのがイタリアの新酒「ノヴェッロ」です。数年前に解禁日を定めてから注目度が格段に上がったような気がします。もともと味わいには定評があり、ボージョレヌーヴォーが同じ産地で同じ品種の葡萄からとれる為、 銘柄が違っても味わいが似通ってしまう傾向があるのに比べノヴェッロは、いろんな産地、いろんな品種で造られたものがあるから、選ぶ楽しみが広がります。そういうわけで、是非ぜひ月曜日は、ノヴェッロの美味しさをチェックしてみましょう。紀の国屋的に今年のお薦めはこちらのノヴェッロです。【モンカロ・ノヴェッロ・オッタヴィーノ・ロッソ・ピチェーノ】
2017/10/28
コメント(0)
神の雫掲載シャトーのボルドー産メルロー種ワインセット。ボルドー好き、メルロー種好きにはかなり安定感ある4本です。 神の雫登場シャトー<BR>おすすめボルドー赤ワイン4本セット<BR>・ラモット・ヴァンサン・レゼルヴ<BR>・ラモット・ヴァンサン<BR>・プピーユ<BR>・シャトープピーユ<BR>
2017/10/14
コメント(0)
イレギュラーづくめの2017年。 葡萄の樹が美味しい実をつけるためのひとつの意外な法則。それは、葡萄の樹にストレスを与えること。 ストレスを与えることによって、葡萄の樹は、生き抜くために、種を絶やさないために、美味しく甘い実を作ります。 痩せた土地、少ない雨量、密植などのストレスが、根を深く張ることにつながり、結果として素晴らしいワインを産みだすこともよく知られています。 そういう意味では2017年という年は葡萄にとっていろいろなイレギュラーの結果、 葡萄にとってストレスの多い年になったんじゃないかなあと思います。 4月の遅霜。昨年よりも18日も早い開花、ここ40年で2番目に長い日照時間。異例の7 月 10 日と 31 日の夏の雹の被害。 早いところでは2週間以上も早い収穫開始。 葡萄にも栽培農家にも胃の痛くなるようなイレギュラーの多かった年ですが、それを生き抜いてきた実から出来るワインは、 専門家の想像を超えるような素晴らしいものが出来るのではないか? そんな期待も寄せられるような年になるんじゃないかなと思っています。 ガメイ種の底力を垣間見れるような、素晴らしいワインを期待しています。 今年一押しヌーヴォーは、ルーデュモン。畑が高台にある為、霜害もあまり影響がなく、風通しも良く病気も皆無。花ぶるいの多さからくるミルランダージュ(小粒の未熟果)をメリットに変える得意技を持つルー・デュモンボージョレヌーヴォー2017減農薬栽培(ボジョレー・ヌーヴォー) のヌーヴォーが今年一番気になるヌーヴォーです。 2017年9月8日 店長 大野英雄
2017/10/02
コメント(0)
ボージョレ・ヌーヴォー(ヌーボー)2015の出来について紀の国屋シャッツカンマー店長大野語る。 2015年のボジョレーは、まず2012,2013と2年連続で続いた雹害などによる低収穫量の年が続き 豊作の2014で一部を除き、2年間の低収量の調整ができたので、今年2015年は、 色んな意味で生産者のワインに対する意気込みみたいなのが、あらわれてくるんじゃないかなと思ってます。 開花の6月には気温は30度を超え、通常10日、時は3週間かかるといわれる開花の時期がわずか3~4日ですべて開花しました。 6月5日、6日にヴォー・アン・ボジョレーとペレオン地区に雹が降りましたが、葡萄の顆粒がまだ形成されていない時期だったので、ワインの品質、収穫量に影響はありませんでした。 上半期は暑さと乾燥が特徴的、7月は平均気温を4度上回り、日照時間は200時間上回る。8月も暑く少しの降雨。まさに非の打ちどころのない状態で収穫を迎えることが出来ました。フェノール類の成熟は完璧、火入れしたようなニュアンスはなく果実味が豊か。色合いは2002年以降で最も濃くなる可能性があります。 ボジョレワイン委員会プレスリリース(2015年8月19日付)によりますと 「2015年の品質を語ることはまだ早いが、偉大な品質であるとすでに予想される。 特に色とストラクチュアの面で、分析結果が、2つの偉大な年である2009年 と2011年を思い出させる。」とあります通り、期待出来るヴィンテージとなりそうです。
2015/11/16
コメント(0)
美味しいボージョレヌーヴォーに必要な3つの要素。樹齢の古さ、収穫はできるだけ遅く。風通しの良い斜面の畑。これら三つをすべてクリアし、さらにワイン作りへ情熱というスパイスが組み合わされたルーデュモンのヌーヴォーは年を追うごとに、想像以上な進歩を成し遂げてきています。今年も楽しみ! ルー・デュモンボージョレヌーヴォー2015減農薬栽培(ボジョレー・ヌーヴォー)
2015/11/16
コメント(0)
もぎたてフルーツのような果実味がカリームのボージョレの特徴。そんなカリームのヌーヴォー、今年からエチケット(ラベル)が変わります。しかもアルコール度数は昨年が11%だったのが今年は13%に2%もアップ!造りが変わったのかはたはたいかなる心境の変化か?今年は飲まずにはいられません。 カリーム・ヴィオネボージョレ・ヌーヴォープリムール2015(ボジョレー・ヌーヴォー)
2015/11/16
コメント(0)
マチュー氏は父親を超えたのではないか?そう思わせるヌーヴォーを期待しています。 マルセル・ラピエールボージョレ・ヌーヴォー2015
2015/11/16
コメント(0)
あけましておめでとうございます。 12月はお仕事がばたばたと忙しく、思えば2週間ぶりの更新です。 今年一発目の記事はやはりお正月に飲んだワインでしょうか。 振り返ってはいませんがおそらく昨年や一昨年とほぼ同じようなものを飲んでいると思います。 ここ数年、我が家の元旦の傾向は、お昼頃に両親のところへ、僕が三河みりんで作ったお屠蘇を持って挨拶に行って 国内産純もち米本格仕込み! 角谷文治郎商店三河みりん700ml価格:1,029円(税込、送料別) そこでうちの両親がお歳暮で貰ったであろう2008年ドイツNo1生産者フーバーのスパークリングワインを開け、話題騒然! ベルンハルト・フーバーピノ・ブリュット・ゼクト価格:6,279円(税込、送料別) 母の手作りのお節とうちのお店のお得意先のおすし屋さんのお節をつつきながらわいわいとするものである。 こんな感じでした。 今年もよろしくです。
2011/01/05
コメント(0)
梅田のスカイビル下のドイツマーケットへ行ってきました。 もうかれこれ10数年来の楽しみにしているイベントのひとつです。 日本にいながらドイツのクリスマス時期のマルクト・プラッツの雰囲気が少し味わえるのですごい懐かしいです。 特に楽しみにしているのがドイツの大きな駅前などでよく売っているソーセージブラートヴルスト・ミット・ブロートヒェン マスタードをつけて食べるのが最高です。 このときばかりはディジョンマスタードよりもドイツのゼンフが良く合います。 さらにグリューワイン(ホットワイン)も堪能してウキウキでした。 ニュルンベルガーグリューヴァイン(グリューワイン)ホットワイン1000ml価格:1,260円(税込、送料別) グリューワインとは、赤ワインにオレンジジュースやレモンなど、さらにシナモンやクローヴ、アニスなどの香辛料をいれ、沸騰させない程度に温めたもの。温めたワインに香辛料がさらに体を温めてくれます。ドイツの葡萄畑で働いていた頃、特に寒い日には、職場の上司がお鍋でグリューワインをつくって畑まで持ってきてくれて、休憩時間に同僚たちと暖をとって飲んだのを思い出します。 梅田のクリスマスマーケットも時期的にも寒い時期で、場所的にもビル風の吹く寒い場所なんですが今日はそんなに寒くなくていつもより長居してしまいました。
2010/12/23
コメント(0)
今日は楽天の回し者のりーすりんぐです(笑)14日20:00から30時間限定で楽天市場でポイント最大32倍というセールをやってるんです。http://event.rakuten.co.jp/campaign/point-up/marathon/20101214/32倍はちょっとすごいな!と私も一消費者目線で思いつつも、内訳は 1 買い回りでポイント最大10倍 (特典:+9%) 2 楽天カード新規入会でポイント3倍 楽天リボ払いでポイント3倍 楽天プレミアムカード新規入会でポイント5倍 (特典:最大+4%) 3 ツールバーWeb検索でポイント2倍 (特典:+1%) 4 TwitterRakutenJPフォローでポイント2倍 (特典:+1%) 5 Facebookお買い物部入部でポイント2倍 (特典:+1%) 6 楽天アプリデビューでポイント2倍 (特典:+1%) 7 「楽天バンク決済」を利用でポイント2倍 (特典:+1%) 8 特典付きキャンペーン対象サービス利用でポイント2倍(特典:+1%) 9 ポンカン達成でポイント最大4倍 (特典:+3%)10 店舗の変倍設定ポイント最大10倍 (特典:+9%) -------------------------------------------------------------------- 合計:通常ポイント1% + 特典ポイント最大 31%なんかめんどくさそう・・・・と思ってしまいました。Facebookお買い物部入部っていうのはどんなんだろう?とか。基本的にはあまり買い物上手ではないタイプだと自分でも思ってますし・・・・。こんなことなら先週買った来年の手帳今日まで買うの我慢してればよかったとか、そろそろ買い換えたいノートパソコンこの機会に買っちゃおうかなとか思いつつなぜか腰が重たい・・・・・決断力弱いですが・・・・。例えば10万円のノートパソコンをポイント10倍中のお店で購入してあと細かなものを数店舗で買い物するとさらに店舗数ごとに1ポイント加算されるのでもし10店舗で買い物したら通常なら10万円のパソコン買っても1000ポイントしかつかないのに20000ポイントも付くことになるんですよね。(でもそのうちの10000ポイントは期間限定のポイントです)「このタイミングで買えるのか自分!」あと30時間のうちに答えを出したいと思います。おそらくワイン好きな皆さんはごひいきの楽天のワインショップとかあって、どうせ買うならこのタイミングで買うときっとお得ですよというご案内ともし数店舗で買い回りされるならば、うちのお店でもポイント10倍セールやってるのでhttp://www.rakuten.co.jp/wine-kinokuniya/この機会にもしよろしかったら買い物してくださいというメールでした。クリスマスの為のものとか買うのは絶好のタイミングだと思いますよ。
2010/12/14
コメント(0)
昨年初リリースながら大人気を博した ニュージーランドのキムラ・セラーズの当主木村滋久さんが来日され なんとうちのお店にも訪問してくださいました。 もともと日本でソムリエをされていたという経歴の持ち主で、たまたま、ワインスクールが主催するボルドーとシャンパーニュのワイナリーツアーに参加して、現地でのワイン造りをみたのがきっかけでワイン造りの仕事に魅了されニュージーランドへ渡られます。醸造学を学ばれた後、世界的に評価の高いヴィラ・マリアで収穫の手伝いをしていたところ、その仕事ぶりに目をつけられて本採用として働くこととなり、そこで培ったスキルをもとにその後キムラセラーズを立ち上げ今年で2年目のワインリリースとなります。 さっそくキムラセラーズ・ソーヴィニヨンブラン2010を試飲。 さすがに出来たてのワインらしく、色合いは非常にクリアな透明感があります。かすかにグリーンがかってます。 香も柑橘系果実がメイン、シークァーサーやパッションフルーツ、グレープフルーツのトーンに完熟果実を思わせる、パイナップルやかすかなキャンディートーンが香ります。 味わいは若いキレのある酸が1本びしっと通っていて、フレッシュで凝縮感も高め。フレッシュなライムを丸かじりしたようなピュアな果実感があり非常に若々しい味わいです。 ニュージーランドの広大な畑では機械による収穫も多い中、彼のワインは完熟させたものを手摘みで収穫、さらに地元のソーヴィニヨンブラン種ではほとんどしているところがないという選果台での選果も行い、選ばれた高品質の葡萄を用いて醸造するというひたむきに地道な作業の結集がこの美味しいワインを産み出しました。 契約栽培先の畑はオーガニック栽培。認定がもらえるのはリリース3年経過後ということで今は表示なし。熟成は基本、ステンレスタンクで。隠し味的に10%ほど、フランス産のバリックの古樽のものをブレンドすることもするようです。(ちなみに2010年産は訳ありのステンレス100%) ゆくゆくはピノノワールも手掛けてみたいという野心も聞きだすことが出来ました。 初対面ながら、以前お手紙をいただいたこともあり、メールのやり取りもしてたこともあったので妙に親近感があり、年も僕と近く、お子さんがうちの息子と同い年ということも判明、お互い子供の為にもがんばりましょうということで締めくくりました。 キムラセラーズ・マールボロ・ソーヴィニヨンブラン2010 キムラセラーズマールボロ・ソーヴィニヨンブラン2010価格:2,980円(税込、送料別)
2010/12/12
コメント(0)
当店主催のワイン会。 今月も第3木曜日に開催でした。 第3木曜日といえば、そう!ボージョレヌーヴォー解禁日です。 今回は82回目にして、なんと初めてキャンセル待ちがでるほどの人気(自分で言うな!)で 運よく一名キャンセルがでながらも、18名満席で開催でした。 ありがたいことです。 参加者の方からの差し入れの一品もあってさらに満足度アップ! 合計9本開けました。 ラインナップはこの8本プラスマコンヌーヴォー1本。 【ピエール・アンドレ・マコンヴィラージュ・ヌーヴォー】・・・・柑橘系のシャープな香り。フレッシュ&フルーティー、シャープなニュアンスが新酒らしい。 【フェルナン・ラロッシュ・ボージョレ・ヌーヴォー】・・・・インポーターがモトックスなので、選んでみたペットボトル・ヌーヴォー。 味わいのつくりはやや大雑把な感じもしましたがコクと酸のバランスは○。 【カリーム・ヴィオネ・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー】・・・・・味わいの表現的には一番ピュアな印象。薄めでスルスル系。 【フィリップ・パカレ・ボージョレ・ヌーヴォー】・・・・・ポテンシャルは大。今はまだ酸味がやや勝っているがコクも充分。 昨年は淑女的なニュアンスもありましたが、今年はまだ活発な体育会系女学生? おしとやかになるには少し時間が・・・。 【フレデリック・コサール・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ラパン】・・・・・昨年は開けたての時に炭酸ガスが抜けきらない感じで飲み頃まで時間を要しましたが 今年は開けてすぐ美味しかった。ボトルの底に行くにしたがって濁りがまし、旨みもアップ! 【ルイジャド・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ノンフィルター2010】・・・・・2010は総じて色合いが2009に比べるとやや明るめだったのですが このノンフィルターのルイジャドは概観も2009並に濃い目。凛とした酸味、程よく渋みも。 こちらもポテンシャルは高いです。 【ルイジャド・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー2009】・・・・・昨年大好評だったヌーヴォーを1本、この日の為に保管してました。 さすがにフレッシュさは消え、酸も穏やか。落ち着きのある味わいに。 【ジョルジュ・デュブッフ・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー2005】・・・・・もう逝ってるかなと思いつつ抜栓。色合いはエッジがオレンジがかってきてますが まだ全然普通に飲めました。ただ新酒なのでフレッシュさを楽しむという点では「・・・・・。」 やはりヌーヴォーなんだからフレッシュさのあるうちに飲んでナンボかな。 【酒折ワイナリー・甲州にごり2010】・・・・・・最後に回して正解。微炭酸、甘み、澱の旨み。軽やかでほどよい甘みが飲みやすい。 この中ではさすが超当り年というか2009のルイジャド・ヌーヴォーが最も美味しいという声が多かったのですが 【フィリップ・パカレ・ボージョレ・ヌーヴォー2010】【フレデリック・コサール・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ラパン2010】【ルイジャド・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ノンフィルター2010】3000円台最高のヌーヴォーはどれか?というテーマでの飲み比べでは 2008年はルイジャドが一番人気。2009年はフィリップパカレが最高。でした。 そして今年2010年は、 フレデリック・コサールのラパンが一番でした。昨年のラパンはアタックに微炭酸が残り、それがかえって味わいにはマイナスに働いたのですが今年は、昨年よりも収穫日も遅かったにもかかわらず炭酸ガスの残りがなく旨みたっぷりでふくよか、解禁日に飲み頃を迎えているなんともこなれた味わいが好印象で、19名の参加者の統計でも一番の人気となりました。 2005年という5年前の、超当り年のジョルジュ・デュ・ブッフのヴィラージュヌーヴォーも試すことができました。 色合いはやはり他のものが紫がかったエッジをしているのに比べオレンジがかったトーン。やや酸化熟成のニュアンスもありながらも落ち着いた味わいは料理との相性の良さを感じさせてくれました。
2010/11/22
コメント(0)
今年は10月に上級ドイツワインケナーの試験を受ける予定なので、気合を入れてドイツワインのお勉強です。まずは産地から。 ドイツには16の州があり、13のワイン産地があります。その中で、最も栽培面積が大きいのがラインヘッセン地方です。西はナーエ川、北と東はライン川に接し、マインツ、ヴォルムス、ビンゲンの3つの都市を結ぶ大三角地帯に位置しています。 なだらかな丘陵地や平地が多く、葡萄畑の他にもひまわり畑や牧草地が混在するドイツの農村風景が広がります。 土壌は黄土層に石灰岩と砂岩が混成した微粒砂土。そこからソフトでデリケートな柔らかくまろやか、フルーティーなワインが産まれます。 ワイン初心者にはうってつけの飲みやすいやや甘口ワインが有名ですが、RS(ラインヘッセン・シルヴァーナー)という辛口ワインも造られ、実は世界で最もシルヴァーナーが栽培されているのがここラインヘッセン地方です。 <銘醸ワイナリー>ワイングート・ケラー(2009ゴーミヨ5つ星 ラインヘッセンでここ一軒のみ)グンダーロッホ(2009ゴーミヨ3つ星)ワグナー・シュテンペル(2009ゴーミヨ4つ星)など<銘醸畑>ダルスハイマー・フーバッカーナッケンハイマー・ローテンベルクニアシュタイナー・ペッテンタール、ヒッピングなど <当り年>2007、1998
2010/08/31
コメント(0)
先日は第3回大阪ドイツワイン文化協会の例会が新地でありました。 日本ドイツワイン協会連合会の新会長の小柳さんをはじめそうそうたる経歴の方々と 4種類のドイツワインとパスタと魚料理を楽しみました。 ワインのラインナップはこちら。 ・ツェーントホーフ・ミュラートゥルガウ・QbA トロッケン(フランケン地方) ・ベルヒャー・ヴァイサーブルグンダー カビネット トロッケン(バーデン)・浅野秀樹醸造所 639 リースリング シュペートレーゼ ファインヘルブ(ラインヘッセン) ・クロスターエバーバッハ・シュタインベルガー・カビネット (ラインガウ)最初のフランケン地方のミュラートゥルガウは暑いところから来て乾いた喉に 爽やかにしみ込むようなフレッシュでフルーティ、爽快な飲み口のワイン。 お料理が出てきたところで銘醸ベルヒャーのヴァイサーブルグンダー。 一本目よりもさらに残糖がなくお料理に幅広くあわせられ、でしゃばることのない名脇役といった感じ。 ドイツのヴァイサーブルグンダー種の辛口はかなり幅広く料理に合わせられるものが多いと思います。 続いて出てきたのがなんと日本人 浅野秀樹さんがラインヘッセン地方で作った希少な白ワイン。 わずか1haしかない畑から作られたワインで今回主催してくださった大阪ドイツワイン文化協会の 会長である岡本さんが1畝分のワインのオーナー?ということで 飲むことが出来た非常に希少なワインでした。 太刀魚?のソテーとも好相性。 ドイツらしからぬ斬新なエチケット(ラベル)には639とシンプルなデザイン。 詳細は裏ラベルに記載しています。 639はどういう意味かと尋ねたところ、浅野さんが仕事を始めるのが毎日6:39からだからとか 639(むさくるしい)男ですからとかいう理由らしいです。 理由はともかく、そういうことが会話に出て、ワインに興味を抱いてもらえるようにと このネーミングになったようです。 そのうちうちのお店でも扱ってみたいアイテムです。 凝縮感のある果実味が上質のドイツワインを感じさせます。ほのかに残糖感を残した中辛口。 ほどよく飲み応えがあり、ワインだけでも楽しめそうな一本です。 最後はご存知の方も多いドイツの銘醸シュタインベルガー・カビネット。 均整の取れた酸味と甘みが見事に調和してデザートとともに美味しく楽しむことが出来ました。 ワインのセレクトはドイツ商事のM専務。 ドイツの白ワインだけで起承転結を楽しませてくれる素晴らしいセレクトでした。 今回の会の中で会長から直々にドイツワインケナー受験対策講座を開催してほしい とのご依頼を頂き、微力ながらうちのお店のワイン会を利用して 9月16日にドイツワインの会をしてみることになりました。 ご興味のある方はこちら!
2010/08/24
コメント(6)
マルク・テンペ・グランクリュ・マンブール・セレクション・ド・グラン・ノーブル・ ゲヴュルツトラミネール375ml 1998 美味しかったですよぉ とりあえずワイン会で飲んだワインの順番を通り越して最後に飲んだこのワインの感想を!色は赤みがかったゴールドというかもはや淡い琥珀色。 ハチミツやミント、マスカットなどの芳しい香に甘くスパイシーなニュアンスの香がかなり力強く香ります。それだけですでにウットリです。 口に含むとジワリと広がる綺麗な酸味とねっとりとした粘性の感じる甘み、アルコール13.5%を感じさせる厚いボディ感。これは絶品です!単なる味わいだけでなく、香、甘み、余韻まで心から楽しめる最高のデザートワインでした。 こんなワイン、今度はいつ飲めることやら。
2010/06/21
コメント(0)
ワールドカップ開催したようですね。 これはやっぱり南アワインを飲みながら観戦だ!というわけでおいしそうなワインを物色中。 飲んでいくと思うのは南アフリカワインってやっぱりコストパフォーマンスの高いものが多いです。 全体的に日照量が存分にあって、沿岸部ではやや冷涼な気候から爽やかなワインも出来、中に入ると暑い気候から完熟感のある濃い赤ワインまでバリエーションも豊かなワインが生産されています。 酸化防止剤の使用が世界で一番少ないというのも嬉しいです。 そんな中見つけたお薦めワイナリー。 「南アフリカワイン業界の21世紀の新しい光」と称されている 女性弁護士ヒーシー女史によるブティックワイナリー「ドメーヌ・ブラハム」。 ロケーションはケープタウン郊外パール地区。ブッシュヴァイン・スタイルの自然農法と少量生産による丁寧なワイン造り。 2003年、南ア初の「最優秀女性ワイン醸造家」に選出されるなど要注目です。 そんな彼女のワインを2本抜栓。 ソナト2006 とピノタージュ2007 ブラハムBrahmsのソナトSonato・・・・・・・・バイオリンの絵柄・・・。 そうなんです、このワインは彼女がブラームスのソナタをイメージして造ったワインらしいです。 ソナト(4重奏)ということで使用している葡萄品種も4種類。 カベルネ種が渋みを、メルロー種がふくよかさを、シラー種がスパイシーさ、そしてピノタージュ種がさらなる微量なエッセンスをワインの味わいに与えています。4種の葡萄の素晴らしいハーモニーを感じます。そしてピノタージュ。こちらは単一品種100% ルージュがかったルビー、やや濃い目のガーネットを思わせる色調。煮詰めたプラムに赤身の肉、スッキリしたGFやミントをも思わせる多様な香。ジューシー&スパイシー。凝縮された葡萄を感じさせるコクとスパイシーな 香辛料を思わせるような味わいが印象的、さらにいうとハーブっぽさが微妙にひんやり感?も感じます。余韻も長くコストパフォーマンスの高い逸品です。 「ブレンドしたワインにも単一品種のワインにもどちらもそれぞれの良さがある」 そんなことを感じさせてくれる飲み比べでした。
2010/06/12
コメント(0)
ローヌのワインといえばシャプティエとギガルが双璧のような イメージがありながら、あまりシャプティエは飲んだことがありませんでしたが、 こちらを抜栓。 【M・シャプティエ・コート・デュ・ローヌ・ベルルーシュ2006】 やや紫がかったガーネット。 やや黒みを帯びた色調、粘性も少しあり。胡椒やシナモン、ハーブを思わせるような香。小さな赤い実を思わせるようなやさしい果実味とスパイシーなドライな味わいのバランスが絶妙。 美味しい!です。 さすが名門シャプティエ!という感じ。 このワインは価格的にも買い付け葡萄だと思いますが、シャプティエはすべての自社畑において自然にやさしいビオ・ディナミ農法が推し進められています。そしてココのワインはエチケット(ラベル)が印象的。 1995年ヴィンテージから、点字表記を採用しています。これはシャプティエ家の友人に、ことのほかエルミタージュ・ブラン・シャンタルエットが好きな盲目のフランス人歌手がおり、「いつもテーブルの上にこのワインがあることが確かめられれば」といったことが事の始まりでした。ワイン評論家ロバートパーカー氏が100点満点をつけたワインが、最も多い生産者とも言われています。 最近はローヌワインといえばサンコムやペスキエなどやや南部系のパワフルで手ごろな価格のものを選ぶことが多かったのですが、 パワーこそそれらのワインほどありませんが、果実感とスパイシーさのハーモニーのバランス感がぴか一! 黒胡椒を利かせたお肉料理にはもれなく名脇役として料理を引き立ててくれそうななかなかすばらしい一本でした。
2010/06/09
コメント(3)
あと一度糖度が高かったら、世界三大貴腐ワインになれたという、 さらにそのワインの値付けに対してデクスハイマー家の父と娘が大喧嘩になったという、曰くつきのドイツ貴腐ワインがお店に入荷してまいりました。どんなワインか・・・・ 【ハインフリート デクスハイマー・ヴァインハイマー キルヒェンシュトック・フクセルレーベ アウスレーゼ2007 375ml ¥1890】このワイン、ほんとはアイスワインを造る為に、マイナス7度以下の気温になるまで、実をつけたまま、収穫を待っていたんだそうです。ところが最近は温暖化の影響もあってなかなかマイナス7度にならない。そんな中、雨風にさらされて「もう収穫しないと実が自然に落ちちゃう」というところまできてしまい、ついにはアイスワイン造りをあきらめて収穫してしまおうと言うことになったんです。ところが「収穫してみてびっくり」糖度を計ってみるとアイスワインをはるかに超える149エクスレ度を記録!!(アイスワインは125エクスレ以上)なんとあと一度高く、150エクスレ度あれば世界三大貴腐ワインのトロッケン・ベーレンアウスレーゼ(TBA)を名乗ることが出来たワインだったんです。しかし当主のデクスハイマー氏は、「アイスワインを諦めた時点でアウスレーゼとして 出す予定だった。インポーターのIさんとは長い付き合いだし 感謝の意もこめて一本2000円を切るアウスレーゼの価格(ハーフボトル)でお出ししよう」と。それを聞いて大激怒したのがこのご当主の娘さんたしかに気も強そう) 「なんで3000円以上の価値のあるこのワインを こんな価格で出すの!!!トロッケンベーレンアウスレーゼ(TBA)なら5000円でも安いわよ!」「今までの畑作業の苦労を考えても信じられない。」と。 たしかにアイスワインやTBAを造る為には何回も何回も畑を行き来して葡萄の状態を確かめなければならないしすでに干し葡萄のように水分の飛んだ葡萄からは搾ってもほんの少ししか搾れません。当然コストも尋常じゃないぐらい掛かってしまいます。 最終的にはそんな娘さんを納得させて今回限りのスペシャルプライスと言うことで当店の店頭にも並ぶことが出来たのでした。 イエローがかった淡いゴールドの色調。ハチミツやかすかにシナモン、ラクリッツを思わせる香。高次元で糖と酸が調和した、極上のデザートワイン。とろりと粘性のある甘さに果実由来の綺麗な酸味が 調和し、極甘口ながらも甘ったるくなくスルリと飲み干せる希少な黄金の滴です。この価格で世界三大貴腐ワインの風格を感じることができるすごくお得なワインです。【ハインフリート デクスハイマー・ヴァインハイマー キルヒェンシュトックフクセルレーベ アウスレーゼ2007 375ml】
2010/05/26
コメント(7)
先日のブラインドティスティング会でヴァイスブルグンダーとソーヴィニヨンブランを間違えてしまったので 家で持ち帰って飲み比べ。 【フーバー・ヴァイスブルグンダー2008】 【ザンクト・アナガルテン・ジェネレーション・ソーヴィニヨンブラン2008】 飲み比べますと前日は微炭酸が強く感じ、ボディもしまり気味だったフーバーのヴァイスブルグンダーは 1日たってアタックは、まだしまりのある柑橘系の酸があるもののボディにふくらみのあるまろやかさが出てきました。香はみずみずしい青りんごを思わせます。色は淡い麦わら色。 右のワインが非常にめずらしいドイツ・ヴルテンベルク州産のソーヴィニヨンブラン。 ラベルも真っ黒に青文字でGeneration。黒いところをよく見るとGの文字の透かし文字があるんですが 僕の古い携帯の画像では確認困難<m(__)m> ドイツでも新しい試みとしてソーヴィニヨンブランやカベルネ種が温暖な南部地域で植えられています。 そんな新時代を感じさせるドイツワイン。 色合いは2種ともほぼ同じ感じ、年号も同じく2008年産と若め。 どちらも爽やかな酸味が印象的ですが ソーヴィニヨンブラン種のほうが味わいに全体的にしまりがありました。香も柑橘とハーブのニュアンスが強め。 ヴァイスブルグンダーはボディにまろやかさ、オイリーさが出ているのが味わい的に違いますね。 そのへんを舌に覚えさせてブラインドで品種の違いがわかるようにしていきたいのですが なかなか難しいです。
2010/05/14
コメント(7)
フレデリック・コサール・ボージョレ・ヴィラージュ・キュヴェ・カメイ2009 先日フレデリック・コサール氏が来日され、大阪にも起こしになられたときの試飲会で 彼のアイテムを23種類も試飲する機会に恵まれました。そのとき飲みました。 ちなみにこのアイテムは2009年産の彼のボージョレ・ヌーヴォー・ヴィラージュ・ラパンを 3ヶ月熟成させてリリースさせたものです。 ヌーヴォーのラパンがウサギなのに対して、遅れてリリースのこのキュヴェはカメなのでした。 イソップ童話のうさぎとかめの話になぞらえてるんですねえ。 概観は輝きのあるエッジに赤紫をおびたルビーレッド。 香はやや閉じ気味。華奢ながら赤系のベリーを感じます。 ヌーヴォーのラパンの方は、口当たりに微炭酸を感じたのですが、 このカメイのほうは、ガスが抜けて感じなくなっています。コサール氏曰く、このガスの切れたタイミングで瓶詰めするのに神経をかなり使ったと。 そのおかげで口当たりから落ち着いた飲み口に仕上がっております。酸味はまだ若々しさをもちながらも、ボディやタンニンは落ち着いたニュアンスをだしています。旨み充分でしかもやさしい喉越しです。味わいも若干閉じ気味の印象ながら全体的なバランスもよく、さすが近年最高とよばれる2009年産だなあと思わせてくれました。 ラベルの話もいいネタになりますし、これから夏にかけてパーティなどで、やや冷やし気味で美味しく楽しめそうなアイテムですね。 コサール氏の名言で「本当に美味しいワインは魂が揺さぶられるような感動がある!それがVin Vivant(活きているワイン)だ!」という言葉があるのですが、その言葉を踏まえた上で飲むと、なんとなく彼の感じている波動のようなものを少し感じるような気がします。 (余談ですが27日まで紀の国屋さんはポイント最大19倍セールやってます。もし良かったら(*^_^*)この機会に
2010/04/24
コメント(0)
先週から今週にかけて予定外にもワインの試飲会のラッシュでした。 最初に行った試飲会で美味しさ再確認のアリゴテは?!・・・・ 個人的に春先から初夏にかけて軽くてほろ苦いアリゴテが無性に飲みたくなります。 昨年は有名な生産者のアリゴテをいろいろと飲みあさり、 エマニュエル・ルジェやディディエ・モンショヴェ、ミッシェル・グロなど・・・・。 そんな中で行き着いた一番美味しかったアリゴテは・・・・・・ ポール・ジャクソンのブーズロンでした。 この試飲会でもその美味しさを再確認。 香は生葡萄を思わせ、旨みあるれるジューシーなボディにハーブのニュアンスのアクセント。 名だたる星付きレストランから引っ張りだこなのも納得の美味しさでした。
2010/03/27
コメント(0)
先日のワイン試飲会、ペスキエのフレデリックさんのとなりにはアヴィトゥスのアルノーさんが。 サンコム、ペスキエ、モンフォーコン、などを束ねる名ネゴシアンです。 なんとこの3件の上級キュヴェ「サンコム・ジゴンダス」「モンフォーコン・バロン・ルイ」「ペスキエ・アルテミア」を2樽づつ買いつけ、ブレンドしてしまう暴挙?にでました。 サンコムからはWA誌大絶賛の「ジゴンダス」モンフォーコンからはローヌNo1に選ばれたことのある「バロン・ルイ」ペスキエからは「アルテミア」を!です。 それがこのワイン ローヌギャング・ウォンテッド(画像右) 非常に力強い、ローヌらしいスパイシーさとタンニンの豊富な味わいでした。 アルノーさんはさらにローヌのグルナッシュにブルゴーニュとオーベルニュのピノノワールをブレンドした ホールドアップという名のワインも造っております。(画像真ん中)グルナッシュのボリューム感にピノノワールのエレガントさの加わった興味深い1本でした。 左のワインはアヴィトゥス。 ブルゴーニュの西、オーベルニュ地方で作られるピノノワールです。 ロワールとブルゴーニュのピノノワールを足して2で割ったような、 エレガントなピノでした。 さすがローヌのネゴシアンだけにピノノワールにもスどこかパイシーなニュアンスが感じられます。
2010/03/23
コメント(0)
大阪の某ホテルへワインの試飲会へ。 コート・デュ・ローヌから、ローヌギャングと自らを名乗ったアヴィトゥスのアルノー氏率いる、シャトー・ド・サンコム、シャトー・ペスキエ、シャトー・ド・モンフォーコンのワインをはじめ、120種類ほどのワインをコメントつけて試飲してきました。ペスキエのフレデリックさんところでヴァントゥー地区の3Dジオラマが。 標高1900mほどのヴァントゥー山の麓のMORMOIRONというところに醸造所と畑をもっているのですが、山間のやや標高の高いおかげで昼夜の温度差が生まれ葡萄にとって理想的な気候となっているのがジオラマを通して教えてもらいました。7種類飲んだ中での僕のおすすめはヴィオニエでした。【シャトーペスキエ・ヴィオニエ 】南部ローヌのヴァン・ド・ペイながら北部のコンドリューを買うよりもはるかに安定感があるのではないかと思わせる凝縮した味わいに旨みたっぷりなジューシーなボディ。ほどよいほろ苦味のある長めの余韻です。
2010/03/22
コメント(0)
ごはん(白米)に合うワインを探すより「ご飯となら日本酒を選びなさい」僕もそう思います。米と米から造ったお酒が合わないわけがありませんし、それ以上の相性も考えが浮かびません。ただ、ワインラバーの多くはなんとかしてワインを合わせたいものです。そのひとつの方法がこれ。「ご飯を酢飯にする」です。酢飯の酸と白ワインの酸がマッチングすることで不可能と思われてきたワインとご飯のマリアージュが開かれます。にぎり寿司にさっぱりした白ワインが合うと感じたことがある方は意外と多いと思います。そんなことをちょっと確認すべくスーパーで買ったサラダ巻きに甲州を合わせてみました。「美味しく頂けました(^o^)/」 【酒折ワイナリー 甲州DRY】ちなみに一緒に食べた味噌汁にはこのワインはぜんぜん合いませんでした。(*^_^*)
2010/03/11
コメント(2)
このラベル(エティケット)でピン!と来た人!(みにくい画像ですみません<m(__)m>)【フレデリック・コサール・キュヴェ・カメイ 】そうです、このラベルと似てますねえ。 ↑ここにも実は亀がいたんだ!実はこのキュヴェ・カメイはまだ記憶に新しい 昨秋大好評だったフレデリック・コサールのボージョレーヌーヴォー・ラパン2009を3ヵ月半熟成させたキュヴェなんです。あのイソップ童話のウサギとカメの話になぞらえて飛行機便でやってきたヌーヴォーはウサギラベルじっくり熟成させてやってきたこのキュヴェは亀ラベルなのでありました。さらにこのワインにはフレッドの遊び心が!「Cuvee Gamay」(ガメイ種のキュヴェ)であるべき所「Cuvee Camay」(かめさんのキュヴェ)に! 2009ヌーヴォーの感動的な美味しさを知っている方には要チェックなアイテムですね!インポーターは即日完売のようです。僕も飲む分残るかな?【フレデリック・コサール・ボージョレ・ヴィラージュ・キュヴェ・カメイ・レ・ラパン2009 】http://item.rakuten.co.jp/wine-kinokuniya/c/0000000607/
2010/03/08
コメント(0)
この時期になると白ワインと合わせたくなる春野菜の天ぷら! タラの芽と姫竹の天ぷらを抹茶塩で!に酒折ワイナリーの甲州DRY2006を合わせました。色合いは淡いグリーンがかった薄めのレモンイエロー、香にはハーブやミント系のすがすがしい香に少しキャンディーっぽいトーン。口当たりにかすかな微炭酸味、すっきりしたアタックから、ボディには果汁感のあるほどよいコクも感じられます。余韻にいくにしたがって甲州種独特のほろ苦味。予想してたよりボディにジューシーな充実感のある味わいのフルーティな辛口ワインでした。天ぷらとももちろん好相性。天つゆでなく塩で頂く野菜の天プラに辛口の甲州はやっぱり僕の中でベストな組み合わせです。塩と甲州のほろ苦味がマッチすると姫竹の隠れていた甘みが口の中に広がりました。酒質的にはもう少し細めの甲州でもさらにいいかなと個人的には思いましたがこのワインは天ぷら、お鍋、お寿司などかなり広範囲に和食と合いそうな感じです。【酒折ワイナリー甲州DRY】http://item.rakuten.co.jp/wine-kinokuniya/c/0000000605/
2010/03/05
コメント(4)
バンクーバーオリンピック開催ですね。日本人がいっぱい活躍してるところ見たいです。やっぱりバンクーバーの臨場感を出す為にも観戦しながら飲むお酒はカナダワインじゃなきゃ!と言う感じなのは僕だけかな・・・。というわけでお店のお薦めのカナダワインをご紹介。この2本は現地バンクーバーへ訪れてもこれほどの質のカナダワインは見つけにくいんじゃないかと思うほど、吟味、厳選を重ねた逸品です。カナダというとアイスワインの印象が強い人が多いと思いますが(僕もそうでしたが)通常のワインも意外に良いものが増えてきてます。2大生産地はオンタリオ州とブリティッシュコロンビア州。ヴィダル種やコンコード種などがよく造られているようですが最近はヨーロッパ系品種も多く植えられ中でも、リースリングやピノノワールと言った冷涼な気候に向く品種で目を見張る出来のものが散見され始めました。実はうちのお店主催の持ち込みワインコンクールで並み居る競合を押しのけ以前2位に輝いたのもこのカナダ産のリースリング種でした。【ヴァインランド・リースリング・セミドライ】http://item.rakuten.co.jp/wine-kinokuniya/vinelandriesling/ オンタリオ州のナイアガラ・ペニンシュラ産。グレープフルーツやあんずを思わせる香。微炭酸味のアタック凝縮感のある爽やかでフルーティーなボディ。ドイツのリースリングに負けないぐらいのエレガントさを持ちつつ、高めの果実、ミネラルの凝縮度を感じる素晴らしい味わい。インターナショナルに通じる果実味豊かなやや辛口仕立ての1本です。さらに見つけた美味しいピノノワール!【コンゼルマン・ピノノワール】http://item.rakuten.co.jp/wine-kinokuniya/konzelmannpn/#konzelmannpn こちらもオンタリオ州のナイアガラ・ペニンシュラ産。やや明るめのルビーレッド。ラズベリーやチェリーの華やかな果実香。エレガントでしなやかな酸味と程よい渋みのある「カナダのピノノワール侮るなかれ」と思わせるよくできた逸品でした。このしなやかさがピノノワール・ファンの心に響きそうな感じです。がんばれ日本!
2010/02/17
コメント(0)
冬場のうちのお店の風物詩「長龍のしぼりたて」今年も入荷してきました。 ワインショップのうちのお店の日本酒部門でダントツに売り上げNo1の人気商品です。奈良県の広陵蔵で極寒の時期に仕込んで加水などをせずに原酒のまま瓶詰めしています。なので日本酒なのにアルコールが19%もあります。味わいはすごくまろやかですこし甘みを感じるよう。アルコールが高いせいもあってとろりとした舌触りがとっても癖になります。このお酒はファンの人がとても多く、この時期の限定品なので、今の時期に買い込んで新聞紙に巻いて冷暗所に保管して年中楽しんでいるという方もたくさんいてるという、ほんとに一度飲んだら癖になる美味しさなんです。前にご紹介したぽんずしょうゆ「香りのしずく」に負けないぐらいの人気商品なんです。長龍 しぼりたて 生原酒 1800 このお酒を見ると無性にお鍋が食べたくなる衝動に駆られちゃいます。
2010/02/12
コメント(0)
先日、長崎国際テレビというところから電話が鳴りました。(うちは大阪です)「一体何の電話だろう」と電話口に出ると「長崎県人が選ぶポン酢しょうゆランキングで当店の「香のしずくポン酢」が1位に選ばれました」と!?詳しく聞きますと「リアルタイム長崎」という番組内にて、楽天ショップの中で長崎県人が最も購入した商品をランキングで紹介するというコーナーがあり、1月28日放送分のテーマが「ポン酢しょうゆ」ということで調べていくと、うちの「香のしずくぽん酢しょうゆ3本セット」がなんと並みいる強豪を押しのけて売上No1に選ばれていたのだ!!ということでした。うちのお店はワインショップですが、日本酒でも焼酎でもこだわりを感じるものはジャンルを超えて品揃えしてましてこのポン酢しょうゆもそんなこだわりの逸品。250mlで¥840もする、決して安くない商品なんですがとにかく「美味しい」んです。興味のある方是非一度お試しを(^o^)丿ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー九州からの電話ということで最初はてっきりうちが楽天市場で唯一の販売店である宮崎県のあのチップソースさんの「西洋醤油」が取り上げられたのか思ってしまいました。この商品もブログでブレイクして当店でも、はや100本を越す注文を受けた、知る人ぞ知る「隠し味しょうゆ」です。きっとこの商品もブレイクしそうな予感がしています。【西洋醤油120ml ¥480】レビューでは「西洋醤油がないと作れないお料理がたくさんあります。この味は やみつきになりますよ^0^ 」などとまだ4件ですが5つ星の評価を頂いてます。使い方次第で料理の美味しさが2倍にも3倍にも広がりそうな味わいです。
2010/02/08
コメント(2)
毎年一年が終わると、その年飲んだワインを振り返ってみて色々と印象に残ったワインを思い返すのですが、2009年も試飲展示会などで試飲したものを数えると1000種類ぐらいは飲んでコメントつけてました。そんな中で一番印象に残った白ワイン、今年はずばりこれです!マルク・テンペ・ツェレンベルク・ピノブラン2006 アルザスのやや辛口白ワイン。体にも自然にも優しいビオワインです。鋼を思わせるようなミネラル溢れる酸味に、すっきり感と凝縮された果実のニュアンスが内封されたような味わい。それにかすかな甘味が絶妙です。アルザスのビオワインといえば、僕の中ではずっとマルセル・ダイスが大好きだったんですがその牙城を崩さんばかりの、いや噂どおりの素晴らしいワインでした、マルク・テンペは。飲んだ自分もきれいに浄化されるような錯覚に陥るほどの、清らかな美味しさでした。
2010/01/20
コメント(2)
お正月の2本目のスパークリングワインはオーストラリア産。ブリースデール・スパークリング・シラーズ スパークリングワインとは思えないような黒みがかったルビー色。干し葡萄やダークベリーを思わせる香。非常にきめ細やかなはっきりとした泡立ち、リキュールのほのかな甘味とベルベットトーンのタンニンが絶妙のバランス。今までに飲んだことのないようなタンニンと甘味が同居したスパークリング。うちのお店の常連さんが、パーティ用にとおまかせで数種類のスパークリングワインを買ってくださったんですがこのワインが一番人気だったと言って頂けるほど万人ウケする美味しさのスパークリングでした。アマローネがスパークリングになったような1本でした。
2010/01/19
コメント(0)
イタリアには著名なワイン評価雑誌が幾つかあります。ガンベロロッソ、ドゥエミラヴィーニ、エスプレッソ、ヴェロネッリ、ルカマローニなど。それぞれで最高評価のワインが上がるけども一体どのワインがイタリア最高と言えるのか?そんな疑問に解消すべくジェントルマン誌がこの5誌の評価を独自に集計し、真のNo1を決めるという企画がありました。それによるとサッシカイア2005が9位、ガイヤのスペルス2004が12位、オルネライア2005が29位と・・・・・・。そんな中栄えある第一位に輝いたのがマルケ州のオアジ・デリ・アンジェリが手掛けた「クルニ2006」でした。そんな希少な赤ワインを12月のワイン会で開けてしまいました。 色合いは黒味がかった濃赤色。香は非常に複雑。煮詰めたチェリーに熱々のチョコレートソースをかけたような煮詰めた果実香と木樽由来のバニラやカカオを思わせる香がとても強烈。それもそのはず、このワインは新樽260%。澱引きなどの際にさらに新しい樽に入れなおすという、ドミニクローランもびっくりの新樽比率です。味わいはまるで、アマローネを思わせるような甘苦いニュアンスが第一印象。驚異的な凝縮度と、ただ濃いだけじゃない滑らかな舌触り。もちろん今飲むにはまだ早いのはわかっているのですが、今でも充分美味しい。このあと、一体どんな進化を遂げるんだろうと思わせるような濃いワインでした。最近の流行の薄旨系のワインとは全く違う、一昔前の濃い飲みごたえのある赤ワインでした。値段も高いんですがラベルも地味ながらバラの花が描かれていたりで、ひょっとするとバレンタインなんかにも人気が出てくるかも知れません。【クルニ2006 ¥14160】
2010/01/11
コメント(0)
当店主催の11月のワイン会の最後に飲んだワイン。 酒折ワイナリー甲州にごり2009 国産のにごり新酒です。 2009はボージョレ・ヌーヴォーの例年以上の売れ行きに牽引してか これらの国産のヌーヴォーも例年以上の人気がありました。 酒折ワイナリーは わたしの注目の国産ワイナリーのひとつです。 井島氏の作り出すワインはジャパンワインチャレンジなどでも入賞が常連になりつつある期待のワイナリーです。 ドイツに住んでいたころにこの時期に楽しめるフェーダーヴァイザーと呼ばれる にごりワインにはまってしまい、帰国してからは、ここの蔵のにごりワインを 毎年楽しみにして飲んでおります。 にごりワインというのは大雑把に言うとブドウジュースが発酵して ワインになる途中で瓶詰めしたようなものです。 程よく霞んだ色調に 香は控えめ、ややイースト香。 微炭酸のアタックにフルーティーな果実味。 ミネラル感も上々で「やや甘口」ながら、あまり甘すぎないバランスの取れた味わいです。 発酵による副産物の炭酸ガスと葡萄本来のフルーティな甘味、 澱の旨みがうまく調和するとこんな美味しいワインになるんだなあ。
2010/01/06
コメント(0)
ボージョレーヌーヴォー解禁を前に解禁になったイタリアの新酒ノヴェッロ2009早速購入しました。ボージョレーがかなり良い出来だという前評判もあるのでこちらのイタリアのノヴェッロも期待できそうかな! 【ガロフォリ・ティニ・マルケ・ノヴェッロ2009 ¥1680】イタリア・マルケ州のモンテプルチアーノ種から造られた新酒です。飲んでみますと、さすがに新酒だけあってまだ若い!溌剌とした味わい。口当たりに微炭酸をやや強く感じます。香も新酒らしいブルーベリーのような甘いベリーの香りが広がります。あとから少し皮っぽいニュアンスも。味わいはやはり通常のボジョレーヌーボーよりは凝縮感の高い果実味あふれるフレーバー。そこが、人気のボジョレーヌーヴォー、実力のノヴェッロ!と言われる所以です。若いワインだけに落ち着きのないような感じもするところもあったのですが、時間の経過とともに微炭酸も抜けはじめ、味わいもまとまってまいります。渋みが控えめで酸味がほどよくあるので、ポン酢で頂く水炊き風のお鍋に合いそうかな?一度試してみたくなる味わいでした。
2009/11/12
コメント(0)
最近自然派ワインに接することが多いのですが、あまり多く目にしないドイツのビオワインを飲みました。しかも「僕のストライクゾーン」美味しかったです!!!!ユルゲン・ライナー・ハンドヴェルク・トロッケン・グラウアーブルグンダー2007やや黄色がかった山吹色。ハチミツや樹皮、石灰っぽさを感じる控えめな香。爽快な辛口仕立て。アタックには軽い微発泡感があり、そこから北国ドイツならではのキリッとした酸味と滑らかで染み込むようなほど良い凝縮感をもったボディへと続きます。程よい凝縮感と体に染み込むようなひんやりとしたミネラル感溢れるボディ。北の産地の自然派ワインといえば仏ロワール地方などがあがりますが「ドイツにこんな美味しいビオワインがあったのか!」と感動もののドイツ・ビオワインでした。
2009/11/06
コメント(0)
今月のワイン会はワインケナーの試験もあり、参加者の中にも試験を受けられる方がいることもあって2ヶ月連続でこのテーマでした。試験の出題内容とは関係ないんですが、ドイツワインの甘口についてちょっと堅苦しいお話ですが・・・・実はドイツでは甘口ワインの作り方は2通りあるというお話を。1つは、辛口に発酵したワインにブドウジュース(ジュースレゼルヴェ)を添加したもの。もうひとつは、発酵を途中で止め、葡萄本来の甘さを残したものです。後からジュースレゼルヴェを足す醸造方法は、糖度の高い葡萄が取れにくい北国ドイツでは理にかなった方法ですが、(もちろん法律でも認められています)いわゆるリープフラウミルヒやシュワルツカッツなど量産型ワインはこちらで造られます。 もともとの葡萄の甘さの正体はグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)です。自然な状態で大体半々の割合で存在しています。それが発酵によってアルコールに変わります。発酵ではまずグルコースがアルコールに変わるんです。つまり発酵を途中でやめ、自然に糖度を残すとフルクトースの割合が多めに残ることになります。ここで普通の人はあまり知らないと思いますが、実はグルコースとフルクトース、同じ糖でも味が違うんです。実は・・・・フルクトースの方が断然美味しいんです。きれいで上品な甘さなんです。それを経験的に知っているこだわりの造り手は人工的な捕糖(ジュースレゼルヴェ)をせず、発酵を途中でやめて葡萄本来の甘さを残す醸造を行なうんです。きちんと発酵させた上で自然な糖度も残さないといけないので、もともとの葡萄に高い糖度が求められます。つまり完熟した葡萄を使用しないと造る事ができません。ただ、お金儲けの為に安い甘口ワインを大量に造りたいならば、その地方の規定の中で許す範囲の中で最大の収穫量を収穫し(ラインヘッセン地方で105hl/ha)捕糖して発酵させ発酵後にジュースレゼルヴェを足して造ればいいんです。飲んだ感じは程よく甘くて飲みやすいんですが、じょじょに飽きてくる味です。そうして造られたワインが出回りすぎたせいもあって、甘口のドイツワインの評判が下がってきたのがここ最近の傾向かと思います。でも収穫量を減らして完熟した葡萄を丁寧に醸し、自然な甘味を残したドイツの甘口ワインというのは飲み飽きのしない素晴らしい味わいです。そんな話をしつつ、ピースポーター・ミヒェルスベルクのQbAとカビネット、ピースポーター・ゴルトトレップヒェン・エアステラーゲの飲み比べを。本物のドイツ甘口ワインがここに
2009/10/31
コメント(0)
自然派ヌーヴォー2009探しの寄り道中。今年楽しみな自然派ヌーヴォーを探しながら、そのとき目に付いた自然派ワインをちょこちょこ仕入れております。その2. ナナ・ヴァン・エ・カンパニー・「ユー・アー・ソー・クール」と「ユー・アー・ソー・ファイン」飲み比べ。あのクリスチャン・ショサール氏が手掛けたネゴシアンブランドです。クールのほうがブドウ品種はソーヴィニヨンブランでファインはシュナンブラン種です。外観は意外にもソーヴィニヨンブランのクールのほうが若干濃い目の色合い。クールはほんと酸味が爽やかでいかにも「クール」な味わい。きりっと爽やかキレのあるロワール自然派辛口ワインです。そしてファイン。注ぐとしゅわしゅわっと泡立ちが。グラスからもきめ細かい泡が立ち上がります。 アカシアのハチミツを思わせるような香のあとからフレッシュな青リンゴの香が広がります。口に含みますとペティヤンを思わせるようなクリーミーな微発泡味。爽やかな酸味が心地よく余韻にまでクリーミーな泡立ちが残ります。翌日、ややガスが抜け、さらにワインのボディ感があらわれます。それでも微炭酸味は心地よく残り、余韻にはふくよかなミネラル感を感じます。実はこのワインには、裏話がありました。冷涼なロワール地方では、収穫後のワインの発酵の時期というのは非常に涼しく、その為自然酵母がうまく発酵してくれなかったりします。自然派ワインの造り手はそういう時も培養酵母を添加したりすることはせず、あくまでも自然な酵母での発酵を気長に待つこともしばしば。このワインは主発酵後のマロラクティック発酵が蔵内が低温のせいもあり一向に進まなかったそうです。そこで奇才ショサール氏は、そのワインをまず瓶詰めをしその後、瓶内でマロラクティック発酵をさせた(なってしまった?)そうです。(アンビリーバブルですが・・・・)その結果がこのクリーミーな発泡感のある爽やかなテイストです。シュナンブラン使いの天才が織り成す自然派ワールドを堪能できる魅惑の1本です。(アンビリーバブルでしたが、美味しいのでノープロブレムです。)ちなみにショサール氏曰く、このワインの真髄が見られるのはこの泡が切れた時だとか。そういって、蔵内でデキャンタにワインを入れて上手にぶんぶん振り回しながらガス抜きをして試飲させてくれたそうです。 自然派ワインの放置Pもこの辺の味わいの真髄を楽しむ為なんでしょうね。放置で注意すべきはやはり保管温度。炭酸ガスが充満しているとはいえ乳酸菌などは15度を超えると活動がさかんになりますので、開栓後の保管は15度以下が原則かと。余談・・・ヴーヴレの地で初めてビオワインを手掛け多くの人を魅了し、 また醸造学校では講師として、今や時の人となったティエリ・ピュズラをはじめ多くの若手自然派醸造家を育てたクリスチャン・ショサール氏。しかしワインに対する純粋さゆえか、はたまた講師でありながらアンビリーバブルな醸造法をするからかINAOと衝突し、一度はワイン界から疎遠になっておりました。そんな彼がスイスで偶然であったのがナタリー(ナナ)さん。彼女は偶然にもショサール氏のワインのファンであり、彼女の「もう一度あの素晴らしいワインを造ってほしい」との要望からついに彼のワイナリーが復活しました。どうせやるなら思い入れのあるシュナンブランが造れるところがいいということで、ロワールに復帰。ファインのブドウはオリビエ・カレーム(ヴーヴレーの作り手ヴァンサン・カレームの兄弟)の畑からだそうです。この独特の癖になる味わいは何なんだろう?売るために仕入れたのに、自分飲みでどんどん開栓してしまってます。 ナナ・ヴァン・エ・カンパニー
2009/10/22
コメント(0)
2009年のヌーヴォーは自然派が要チェックだと 勝手な思い込みもあって、ヌーヴォー探しがてら気になっていた自然派アイテムを仕入れこんでます。そして飲み比べを。まずはこちら シャソルネイ・デュ・スッドシャソルネイ・デュ・スッド誕生のきっかけは、 フレデリック・コサール氏が、トゥールーズの近くに住む家族に会いにいく途中、たまたま通りかかったブドウ畑に一目ぼれして、その所有者(ロドルフ)を探し訪ねたことから始まりました。偶然見つけた古樹のグルナッシュ畑に強い波動を感じ「すぐにでもこのグルナッシュでワインを造ってみたい」という期待のスイッチが入って止まなかったとか。クロ・デ・ザルジリエール2000がクラスマン誌で「ロマネコンティのグランクリュと比肩する」 と評価されたドメーヌ・ド・シャソルネイの造り手フレデリック・コサール氏がシャソルネイのブルゴーニュワインと同じスタイルのワインをラングドックでも造り上げるとのモットーで造られたワインです。畑で強い波動を感じたグルナッシュとはどんなものなのか興味があり、飲み比べに同じカテゴリーのシラーとともに。まずはグルナッシュ2008。シャソルネイ・デュ・スッド・キュヴェ・ジェー2008アルコール度がなんと15%!フランスのこの価格帯のカテゴリーではちょっと見たことない度数の高さ。ディスクも厚い。期待値が高まります。で、試飲。スミレの花のようなスッとした香りと小さな赤い実の果実香。アタックにはコクと果実味が印象的。非常に凝縮感の高いボディとフルーティな味わいがバランスよく、清らかな喉越しへと続きます。最後に良質なきめの細やかなタンニンが舌に感じられます。 高いアルコール度からも裏付けられる糖度の高い素晴らしいグルナッシュ種から造られたことが伺える1本です。すごいパワフルなのに滑らかさもある。すごいワインです。続いてシラーシャソルネイ・デュ・スッド・キュヴェ・エス2008香には最初に自然派らしい還元香。蒸かした芋のような香です。時間とともにブルーベリーのようなベリー系の果実香も広がります。口当たりは自然派独特のスルスルと染み込むようなスムーズなアタック。優しい飲み口から凝縮感のあるボディへと移行していきます。余韻にはアルコールのボリューム感がふわっと広がり次の瞬間にはスルスルと喉にしみとおって行きます。自然派特有のスルスルとしみこむ感じと南仏の葡萄が持つほど良い凝縮感とスパイシーさがみごとに調和しています。どちらもキャラの濃い、くせになりそうな美味しさでした。
2009/10/03
コメント(0)
早いもので酒屋的には、そろそろボジョレーヌーヴォーの仕入れを考えなければいけない時期にきました。去年は雨が多くて、その湿度の高さなどからから葡萄の樹の病気がやや流行ったと言うこともあり、水はけがよくて風通しの良い畑を持っている生産者のを多めに仕入れました。そのおかげで美味しいヌーヴォーをチョイスできました。今年は気候がパーフェクトみたいです。エクセプショナル(ヴィンテージの一番良い表現です)だそうです。ボージョレーワイン委員会の発表を抜粋しますと今年は気候的に理想的であった。1月から4月は寒く(平均よりも1.4度低い)、5月から7月は暑く(平均よりも2.1度高い)、特に5月は1959年以来、最も高い気温を記録した。5月から7月にかけては日照時間が91時間を超え、3月から7月の平均気温は1968年以来、最も高かった(2003年を除く)。7月も暑く(1997年以来の月平均より0.5度高い)、特に最初の20日間は気温が上がり、それに加え降水量が例年の半分以下で44mmを下回り、非常に乾燥していた。8月半ばの時点でぶどうの糖分は異例なまでに日々上昇した(平均1日あたり0.34度の上昇)。この高い糖度に対してpHは非常に低く、糖分と酸のバランスに優れていると言える。色づきも良く、最良の成熟度に達したぶどうを収穫することができる。収穫は非常に順調とのこと。2009年は選果の必要すらない、すばらしいヴィンテージとなり、並外れた年と言われた2003年と2005年をも超えるであろうと生産者たちは期待している。と。若干大げさに良く書かれていると見積もっても良い年に変わりはなさそう。特に雨が少なくて乾燥しているので病害も少なかったようです。自然派ワインを造る生産者にとっては、農薬や殺虫剤などを使わない分、去年のように湿度が高く病気が多いと健全な葡萄を収穫するのが大変なんですが、今年のような恵まれた年には、例年以上に良い出来のものを作ってくれるのではと期待しております。もともと、自然派ワイン生産者は、通常のワインにもヌーヴォーを造る時の醸造法「マセラシオンカルボニク」を行なうところも多く、この手の造りは得意中の得意。というわけで紀の国屋的には2009のヌーヴォーは自然派ワイナリーを多めに仕入れようかと検討中です。お店での試飲ではなんと8年連続してルイジャドのヌーヴォーが人気No1なんです。9年連続なるか?はたまたフレデリック・コサールやフィリップ・パカレあたりの自然派がNo1になるんじゃないかなとも思っております。今から解禁が楽しみです。ボジョレーヌーヴォーの解禁はその年のブルゴーニュの出来不出来がいち早く感じられるのとすごく高いワインを造っているスター生産者のものでも、3000円程度で購入できるので、その辺が楽しみなんです。【ボージョレヌーヴォー2009】
2009/09/26
コメント(0)
ワイン会での飲み比べ。ポルトゥギーザー種とシュペートブルグンダー種。どちらも主要なドイツの赤ワイン品種。ポルトゥギーザー種はやや量産型、軽めでやや残糖を残すスタイルが多く、シュペートブルグンダー種はいわゆるピノノワール種。最近バーデン地方やファルツ地方を筆頭に品質向上が素晴らしい。飲み比べるとやはりポルトゥギーザーは色も明るめでライトなタッチ。そしてほのかな甘みも。なかなか仕入れるのも大変なくらい日本にはこの品種の辛口は入ってきてませんね。【クランツ・ポルトゥギーザー2006 QbA】そしてシュペートブルグンダー種はゴーミヨ誌で目下5年連続最優秀赤ワイン賞を獲得中のフリードリッヒベッカー。【フリードリッヒ・ベッカー・シュペートブルグンダー・トロッケン2007】きれいなルビーレッド。赤いベリー系の芳しい香り。しっかり目の酸味と程よいコク。この造り手のキュヴェの中ではやや小ぶりなチャーミングでエレガントな味わいです。畑の一部がアルザスにあるというドイツとフランスの国境で造られる希少な存在です。そして最後にデザート系の極甘口アウスレーゼを頂きました。【ミュラー・カトワール・ジンメルディンガー・シュレッセル・アウスレーゼ2006 】非常に珍しいリースラーナー種から造られたアウスレーゼ。この品種はアウスレーゼ以上の糖度を得たときにえもいわれぬ上品な甘口ワインに成り得ます。飲み込むとふわっと甘味のボリュームが口中に広がり、なんとも言えない至福の時をかもし出してくれました
2009/09/11
コメント(0)
阪神地区の知り合いとワインを持ち寄ってブラインドでワインを利く勉強会。2回目です。秋口に試験やコンクールをひかえて、スキルアップの為に始めました。 ちなみに3回目は9月27日13時半西宮北口で開催予定です。(^o^)丿ご興味のある方、参加者募集中です!まずは白2本。わたしが持参したものですが。 色合いはややふちがグリーンがかったクリアな麦わら色。粘性は特になし。色の薄さや縁がグリーンがかったところから若いワインと想像できます。香:フレッシュな木成り果実を思わせるフルーティーなアロマ、リンゴとか少し梨っぽさライムのような香に少しだけセメダインのような化学的なニュアンスも。バリック(木樽)などは使わず温度管理のしやすいステンレスタンクで醸造した印象が。味わい:華やかな香の割にはドライな無機質な味わい。余韻に少しふくよかなアルコール味。「ドイツっぽい品種だけど余韻の厚みがドイツじゃないなあ」との声も。冷涼な産地を思わせる酸味も若干ありますが、ほかのエキス分の味わいがより強く主張してるので酸が突出した感じではない。「ドイツではないな。」「ピノグリかなあるいは良くできたミュスカデ?」 などと意見が出ました。こたえはこちらプリマテッラ・ピノグリジオ・デレ・ヴェネツィア2008たまたまうちのお店に営業さんがこのワインをお勧めに来てて、味見もしたかったのでおまけでもってきた1本でした。値段も1180円と安く味わいのバランスも取れて美味しいワインでした。ラベルもかわいいです。グラサンかけたお魚が日光浴!続いて2本目。色:1本目よりもやや濃い目。淡いストローイエロー。粘性もやや感じます。少し年数の経ったワインかな?はたまた程よく呼吸が出来る木樽で熟成したもの?香:最初に来るのが木質的なニュアンス。いわゆる樽香です。白い花やリンゴっぽい華奢な香も。やはり木樽で熟成させたワインだろう。味:アタックはまろやかさもありながらすぐに輪郭のはっきりした酸味が。全体的にバランスも取れて余韻もやや長め。このワイン飲むのは2回目なのですが前回はも少しフルーティさも感じたような気もしましたが今回は少しだけ熟成が進んだのかドライな印象が強かったです。これは樽で熟成させたシャルドネだと皆さん正解。「ブルゴーニュのボーヌのあたりかな?」「いくらぐらいと思います?」と聞くと「4~6000円ぐらいかな?」正解はこちらでした。ルイジャド・ブルゴーニュ・シャルドネ2007 150周年記念ボトル 値段はなんと2680円。でも150周年記念ボトルということで中身は奮発しています。使われている葡萄はクーヴァン・デ・ジャコヴァンをベースになんとシャサーニュ・モンラッシェ1級畑、ボーヌ1級畑、サントーバン、サヴィニ・レ・ボーヌが使われているという贅沢な原料葡萄を15ヶ月熟成させたものでした。続いて赤ワインはまた次回に!
2009/09/02
コメント(0)
今月のワイン会。テーマはドイツワインでした。10月に個人的にドイツワインケナーの試験を受けるので、その勉強もかねて、地元のワイン好きのメンバーで7種8本のドイツワインを堪能しました。まず最初は暑いので泡もの。ドイツのゼクトをプシュッ! 【ゼルバッハ・オスター・ツェルティンガー・ヒンメルライヒ・ゼクトbA ブリュット 2004】Traditionalle Flaschengaerungの表示のある瓶内二次発酵いわゆるシャンパーニュ方式で造られた辛口ゼクト。traditionelle=traditional(伝統的な)Flaschen=Bottle(瓶)gaerung=fermentation(発酵)訳すとそのままですね。柑橘系の酸味が心地よいキメ細かな泡立ちとシャープな酸味が特徴的でした。シャンパーニュほど酵母の複雑味がなく柑橘系の酸味が主体の味わいは夏向きのアイテムと言えるでしょう。2500円ほどでヴィンテージゼクト!2004年。お得感の高い1本でした。続きはまた次回!
2009/08/22
コメント(0)
ラングヴェルト・フォン・ジンメルン醸造所ハッテンハイマー・ヌッスブルネン・カビネット・トロッケン1989 1995年当時、ドイツのガイゼンハイム大学でワインを学びながら、時間を見つけては、その地方ごとの有名なワイン生産者を片っ端から訪問するという生活をおくってました。色んなワインを試飲させてもらったり、醸造について話を聞かせてもらい、最後に試飲した中で一番気に入ったワインを1本だけ、なけなしのおこずかいの中で購入して帰ってました。このワインもその当時に訪問した時に気にいって買って帰った1本です。ちょうど1989年がこの蔵の設立525周年にあたり、ラベルにもそのことがきざまれている記念ヴィンテージです。たしかその当時は、女性の方がいろいろワインについて説明してくださり、あの活版印刷を発明したグーテンベルクが晩年に今飲んでいるこの地下の蔵でよくここのワインを飲みに来たんだよと話をしてくれたのを覚えています。お土産に買って帰った1本を飲むのがもったいなくて、今日2009年8月までマイセラーで保管しておりました。当り年ですが、ラインガウ地方のカビネットクラスならやはり飲み頃は10年ぐらいかと思います。爽やかさが売りのカテゴリーですし。そんなことも考えながら本日抜栓しました。液面も1cmほどさがっておりました。コルクは健全でした。色は明るい琥珀色がかり、香は華奢ながらあまーい蜜の香りが。菩提樹を思わせるような木質的な香も。味わいはアタックにシェリーを思わせるような酸味が広がります。アルコール弱めのライトなフィノのような繊細な味わいが妙に癖になります。食前酒にでも出したらすごい食欲がかき立てられそう。余韻まできれいに酸味が保たれ、ふっと切れていきます。20年も熟成させてしまい、本来楽しむべき飲み方ではなかったですけど、これはこれでその当時がむしゃらにワインの勉強をしていた頃も思いだせたし、ワインとともに楽しいひと時にひたれました。
2009/08/18
コメント(0)
先日の試飲会であの「神の雫」の本間チョースケさんのモデルになった人物本間敦さんとお会いできました。お話を聞いていると、いろんなイタリアのワインの情報が次から次へと聞くことができてとても参考になりました。その日の試飲会のお薦めワインを聞くとやはりこれ。ピオ・チェーザレ・バローロ。神の雫の方にも出てましたね。しかも2002、2003、2004のヴァーティカル・セット! 右の方です。念のため(笑)もともとはアパレル業界でイタリアに傾倒していたところ、イタリアのワインを知りはまってしまい、ワインの業界に転職して今に到るようです。神の雫の作者とは転職時の某百貨店時代の店員とお客さんの関係だったとか。今は某ワイン・インポーターの偉いさんです。このピオ・チェーザレのバローロをヴァーティカルで試飲してみますと、まず2004年産はほんと絶品です。パーフェクトです。ワインスペクテーター誌年間TOP100第6位獲得したお墨付きです。2003年は100年に一度の猛暑と呼ばれた年。ワインも力強く荒々しさもあり、ポテンシャルの高さをうかがわせます。そして2002年産、ここ近年では不遇の年とされている年なんですが、なんとピオチェーザレはこの年は格上のバローロの葡萄を格下げしてこの通常品のバローロに回しているのです。すごいお得感です。味わいもエレガントでしなやか。今まさに飲み頃の上質の味わいでした。 飲む前は2004と2003が楽しみだったのですが、飲んだ後の感想は2002も最高!でした。木箱に入っての限定品とのことでした。 ピオチェーザレ・バローロ・ヴァーティカル3本セット
2009/08/04
コメント(0)
前回書いたヒルトンホテルでのカナダワインの試飲会。続いてアイスワイン(アイスヴァイン)のオンパレードです。様々な品種のアイスワインを試飲することが出来ました。葡萄品種言うとリースリングヴィダルゲヴュルツトラミネールメルローリースリング、ヴィダル、ゲヴュルツトラミネールなどは寒さにやや強い品種なので冷涼な地域で栽培されアイスワインもできそうですがやや温暖な気候で栽培されるメルローのアイスワインというのはびっくりでした。うん年前に僕もドイツでアイスワインの収穫作業をしたことがあったのですが、寒さや時間との戦いで大変な労力でした。ドイツでも温暖化の影響で年々取れにくくなってるみたいです。生産はかなりのハイリスクで生産量も少ないので値段も高いものなのですがたまに安くて美味しいものに当ると得した気分になりますね。ここの試飲会ではワイスワインカクテルなども提案しておりました。美味しかったです(高いやつでするともったいないけど・・・)
2009/07/25
コメント(0)
先日行ってきました、カナダワインの試飲会。大体ワインの試飲会は厳かな高級ホテルで行なわれるところが多いのですが、今回のヒルトンは初でした。エレベーターの位置がわからずグルグル(@_@)。 窓から隣のビルのヘリポートが見渡せるなんて・・・。こんな景色で飲むカナダワイン、中々グッドでした。まず第一の注目はなんとアイスワインのスパークリングがあるという??? 飲んでみるとほんとハチミツのように甘いのにシュワシュワと発泡が。このワインを造ろうと試みた生産者のアイデアには頭が下がります。ハーフボトルでだいたい1万円です。仕入れよっかどうしようか迷い中です。
2009/07/23
コメント(0)
ブルゴーニュの名門ルイジャドから新たにロゼがでるという話が・・・・。早速仕入れて、Kさん宅のワインディナーにもって行きました。 色合いはスッキリと透明感のあるサーモンローズ。香はキャンディートーンにベリーの香も少し。やや酸味が強く、スッキリとした印象。フレッシュでバランスもよく、果実味もいきいき。今風な味わいのフルーティな辛口ロゼスタイルですね。アジアンテイストの食事にも良く合いそうです。この日のおかずの中ではホッキ貝のマリネと相性抜群でした。【ルイジャド・ブルゴーニュ・ロゼ・ピノノワール】
2009/07/10
コメント(2)
先日うちのワイン会でお世話になっているKさんのお宅にホームパーティにお呼ばれしてきました。イギリスの旅行帰りでお土産に今ちょっと話題になりつつあるイギリス産スパークリングワインを出してくださいました。 オックスフォード産でシャルドネ100%。シャンパーニュ方式での瓶内二次発酵と本格的。イギリス南東部には仏シャンパーニュ地方の石灰質の土壌が海をまたいで隆起しているということと近年の温暖化もあり、冷涼な気候のイギリスでのスパークリングワイン生産が注目されはじめております。ちなみにこの蔵のスティルワインのラインナップはドイツ系の葡萄品種でした。やはり冷涼な気候で育つ葡萄品種です。香からはきちんと、しかもとってもわかりやすいイースト(酵母)香が。焼きあがった釜だしのパンを思わせるような香にミネラルっぽさも。味わいも良しです。やや炭酸ガス圧がシャンパンやカヴァに比べると弱い気もしますが、リンゴ酸のきりっとした酸味にバランスの良いボディ。非常に飲み心地の良い味わいです。現地でも結構なお値段だったようで、その辺をクリアできたら是非仕入れてみたいと思わせるアイテムでした。それに合わせたのがこれも参加者が仕事の関係で入手したペルー産?のアワビのバター焼き。すごい高さのある肉厚で弾力も抜群。旨みもばっちりあって美味しい!イギリス産のスパークリングワインとの相性も抜群でした。どちらも産地的に全く無名なんですが、それがかえって話題にもなって楽しく食することが出来ました。
2009/07/09
コメント(0)
今月のワイン会のテーマが「冷製オードブルにワインを合わせる」ということで その会に出すための予行練習に鮪のカルパッチョ和風テイストを作ってみました。 料理歴は0年のずぶの素人だけにkeyy Cookingさんの「鮪のカルパッチョ(^○^)和風テイスト 」をヒントに トライです。 調味料はうちにあった西洋醤油とノンオイルのイタリアンドレッシング、 オリーヴオイルを1:1:1の黄金比率?でブレンド。そこにわさびも少々。 ざっくりと切った鮪にがばっとかけて横にたまたま茹でてあったグリーンアスパラと。 見た目はともかく(笑) 我ながらお味はとっても美味しく出来ました。 久々登場のチップソースさんの西洋醤油もいい仕事してくれてると思います。 嫁りーす(うちの嫁さんのこと)も美味しいよと言ってくれました。クレイジーソルトを すこしかけるとさらに良さそう。 これは使えそう!でホッとしました。 今日はたまたま開いていた500円ほどのスペインワインと一緒に。 相性もグーです。 安いワインでも美味しいアテがあれば十分ハッピーな時を楽しめますね。 苦味のある白ワインならこれと合わすと苦味が強調されるかなとか、 渋みの少ない冷やし気味に赤にもあわせてみたいなあとか、 ワイン会に向けて構想がふくらんできました。 ちょっとずつワインにあうアテが自分で作れるようになりたいなあ。
2009/07/02
コメント(0)
全486件 (486件中 1-50件目)