Javelin Throw

トラブルの発端は・・・・?


私は、ルンルン♪気分で移動教室先の部屋に入る。

ガラガラガラ・・・・みんなの視線が一斉に集まる。気まずい・・・何?私、何かしちゃった・・・??
よく見ると、女子が泣いている。私がいない間に何があったんだ?!!

私 「え・・・・どう・・・したの?」

男子が一斉に私から視線を外す。・・・おぃ。何か言え。外したって、私には何も分かんないんだけど。  私は、怒りを鎮めるのに必死になった。   すると、一人の女子が重い沈黙を破って話し始めた。


意味分かんない・・・・何で・・・?  これが話を聞いた私の最初の感想だ。   
  彼女の話の内容は、こうだ。

『(私が)さっき、甲斐田 隼人と話していたのを目撃した、泣いている女の子の友達が、彼女にそのことを逐一報告した。彼女は、怒りが一気に沸点に達した・・・らしい。そして、甲斐田 隼人に話を聞くと・・・「んなことどーでもいいだろ。俺の勝手じゃねぇかよ。てめぇーにグチグチ言われる筋合いなんか何処にもねぇんだよ。邪魔だ。」と、こっ酷く言われたらしい。んで、此処に来て、涙があふれ出した・・・・』そんな感じだ。
あ、いや・・・まだあった;;『私のほうが付き合いは長いのに、転校生の奴に盗られた。』とかなんとか・・・何言ってんだ?こいつ・・・。私は、盗ったつもりなんぞ無いぞ?!あっちが勝手に話してきたんだ!!!(握り拳をギュッと強く握った)

「な・・・んで・・・・?何で、あなたなんかに・・・」

私「・・・・;;(困ったな)」 言葉を選ばないで言ったら大変なことになり兼ねない・・・。よく考えなくては。 私は、とりあえず冷静を装った。

「朱音の方が、沢山・・・沢っ山隼人の事を知ってるのに・・・!!!」っは。笑わせんな。何が「沢っ山知ってる」だぁ??!人間、他の奴のことなんか分かっているようで、分かってねぇんだよ!!!ドアホ!!!

私 「朱音ちゃん・・・。私、別に盗ってなんかいないよ?あのね、私は甲斐田君のこと、全然好きとか思ってないから。それに、・・・(メンドイなぁ~)朱音ちゃんより、甲斐田君のこと知らないから・・・。甲斐田君はきっと、照れてるんだよ!!!照れて、そういうこと言ったんだよ?だから、安心して^^」多分、額にはムカツキマークとか言う奴が、浮き出てるよ。

朱音「・・・・・・あなたなんかに慰められる筋合いなんて、何処にもないわ・・・!!!でも、有難う・・・・仕方ないから許してあげる。」・・・・・こいつ、皮肉を言ってからまた言うのか!!!「仕方ない」だと?!てめぇ、何様のつもりだ!!!!今すぐこの場でぶん殴ってやろうか!!?(口が悪くて済みません)

私 「ありがとう^^朱音ちゃんって、すっごく優しいね!!!」 馬~鹿。そんなこと思っているもんか!!!

朱音「ふ・・・ふんっ!!!煽てても何も出てこないんだから!!!」
  いらないわ。貰っても、嬉しくないし。

一人の女の子が私に小声で話す。
  「私の名前は、紗綾香。粟井 紗綾香。宜しくね!・・・・あの子の家、大金持ちなの。だから、全部が全部自分の思い通りにならないと、あぁやって泣くのよ;;ひどいときなんか、泣き喚いて、授業が全部丸つぶれ。・・・あ、あと、彼女の親、気をつけた方がいいわよ・・・。気に入らないと、すごい虐められるらしいの・・・。それで、何人不登校・・・転校に追いやったか・・・・。だから、気をつけてね!!!」彼女は、言い終えるとそそくさと自分の席に戻って行った。

な~る程!!!だからか!あの、独特の喋り方。お嬢様きどりって訳ね! 一人で納得していると・・・・

「おぃ!大丈夫か?」こちらも小声で
私 「あ、うん!大丈夫!!有難う^^あなたは・・・・?」
 「あ、俺?俺は・・・・大久保 綾だww!宜しくな!!」そう言って、彼はあどけない笑顔を見せた。

                     トラブルの発端は・・・・? 完


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