Javelin Throw

意識



まさか…隼人の母親が陸上のコーチをやっていただなんて……親がコーチ…別に普通なら可笑しくなんか無い。だけど…今回はちょっと違う。隼人の母親は、隼人を溺愛し…隼人と仲良く話している異性をどん底まで貶める。果たして自分は、その練習…いや……拷問って言った方がこの場は相応しいかもしれない…。とにかく、自分は…自分は……自分は………分からない。どのくらい出されるのかが分からないんじゃ、どうにもこうにも…なにも出来るわけがない…まぁ…出来るかもしれないけど、私は…ちょっと;;無理…かな……;;
耐えて見せるってこの場は、言った方がいいのかもしれないけど…私の身にもなってみてよ…;;「耐えて見せるぜ!!」っつって、耐えられなかったら…ただのアホンダラになっちゃうじゃん。私はそんなの嫌だからね。

彪「はぁぁ……どうしよ…。隼人のお母さんか……厄介になってきたなぁ~…こういうの面倒だから嫌なんだよね……。」

「よ~…嬢ちゃん。ちょっと寄ってかない?いいの、あるよ~??」 そう言って、如何にもヤ●ザっぽい兄さんが彪に声を掛けてきた。

彪「……邪魔です。私、そういうの興味全くないんで。」冷たく言い放つ

ヤ●ザ「そう言わずにさ~。ほらこれ。気になるアノ人から、告白されちゃう不思議なお薬だよ~??」

彪「(不思議なお薬って…薬だろ?薬。)…結構です。」

ヤ●ザ「あ゙――――…!!!物分かりの悪ぃ子供だな゙ー!!!黙って貰えよ、カスが!!!」そういうと、彪の胸倉を掴んで持ち上げそのまま歩き出す

彪「はぁ?物分かりが悪いのはそっちでしょ??!ふざっけ…ゲホッ…!!!いっ!苦しい!!やっ!!!!ちょっと!!降ろしてよ!何処に連れてく気?!降ろしなさいよ!やっだぁ!!やめてよ!!!」暴れる とにかく暴れた

ヤ●ザ「うっせー餓鬼だなぁ――…ちったー黙っとけ!」 彪の顔をひっぱたく

彪「離して!!ちょっと!はな…バシッ……痛ぁっい…!!!女の子の顔を叩くだなんて!なんて神経してんのよ!はなし…っ!!!!―――………」

首を背後から何者かに掴まれた彪は、そのまま深い闇に落ちていった―――

                              意識 完


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: