poco a poco~くららんびより

January 24, 2005
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なんだかんだいって、毎日更新しとるな、日記…

夕方、おちびをピアノ教室に連れて行こうと思って、準備していて、いざ出発と3人で靴を履きかけていると、電話が鳴った。
「なんやのんな、忙しいときに…」
とぶつぶつ言いつつ電話に出ると、今日は父の病院に行く番の母からだった。
「どないしよう、くららん…」
息も絶え絶えなんである。
「どうしたんよ、お母さん!」
「どないしよう、お母さんな、ガスの火止めんと出てきてしもたかも知れへん…」
「はあ?なんやて?」
「火事いかしてるかもしれへん。電話がつながれへんねん、家…」
「まじで!?火事!?」
「どないしよう、どないしたらいい?…そうや、お隣さんに電話してみる!」
「そうしなさい、私も今から見てきてあげるから!」
電話を切ったものの、私も頭が大混乱。
すぐ、実家に電話してみると、本当に
「お客様がおかけになった電話番号は、現在使われておりません。」
というテープの声がかかっているのである。

「誰から?どこが火事になったの?」
とおちび。
「あーもーよう分からん。とりあえず、ピアノに連れていったるから、あんただけ中入って。それからママとあーちゃん、おばあちゃんちに行って来る。」
「うんわかった。」
別に、ピアノ教室は親が同伴する必要はないので、おちびだけ自転車に乗って行かせてもいいんだけど、
よく事故が起こる交差点を通っていくのが心配なのと、同じクラスのほかのママさんも皆さんいらっしゃっているので、成り行き上、私もあーちゃんを連れて後ろで見ているのだ。
一応コマがかたっぽだけついているものの、もう殆どコマに頼らず焦げるようになった自転車をせっせとこいで、おちびは走る。
その後ろを、ドキドキしながら私も走る。

おちびをピアノ教室に連れて行って、その足で実家に走る。ピアノ教室からは自転車で10分かからない。
実家の方向から白煙が上がってないか、目を凝らす。なにげに、夕闇の中煙っているような気がするのだ。
「絶対燃えてませんように…燃えるな~~燃えるな~~」
殆ど呪文を唱えてるような状態。

住宅街をクネクネ曲がって、ようやっと私の実家のある通りに入る。
しーんとしていた。そして私の実家は…
普通に建っていた。

そんなこっちゃろうと思ったけれど、どっと疲れた。
ここまで全力疾走で来たことに気付く。
携帯でまず実家に電話をいれてみる。
すると、もう普通に呼び出し音が鳴っている。テープの声は流れていなかった。
なんだったの、さっきのは!?こんなタイミングでまぎらわしい!!

で、携帯で母の携帯に電話をかけた。留守電だったので
「燃えてなかったみたいだわよ。」
とイヤミたっぷりにいれておく。
折り返し母から電話。含み笑いの声で
「いやいや、どうもどうもどうも…」
とか言っている。
「お隣さんに切羽つまった声で電話したら、『あの…どちらさんですか?』って言われたわ。」
「そりゃああなた、まずは名乗らなくちゃ。」
「そやねん。『燃えてませんか?』って聞いたら、爆笑されてしまったわ。」
だと。ああ、優しいお隣さんで良かったわ。

実は、私の兄が転勤の辞令が出て、こっち勤務になり、今週中に夫婦でこの実家に同居することになっている。
私の兄もたいがいなB型男なんだけど、それでもこの母と一緒に住んでくれるだけで、まあ安心かな…



中・高校時代のクラブの友人から電話があった。
1年上の先輩が死んだ。しかも、私がその頃つきあっていた彼だ。
未明の事故だそうだ。
もう本当にびっくりした。
私も、混乱しながら同期の友人達に電話をした。
すでに知っていた子も、私の電話で初めて知った子もいた。
「くららんと久し振りにしゃべる電話が、こんな電話だなんて。」
と泣く子もいたが、だいたいが
「先輩、何をしとんねん!」
と異口同音に電話口で怒っていた。私もそうだった。
事故で死んだと聞いたときは、正直無償に腹が立ったのだ。
いけないことだけれど。

私と1年違いだ。
小さい子どもが2人いる。奥さんは専業主婦だ。先輩は1人息子だったから、先輩が亡くなったらご両親が2人きりで残されることになる。
やんちゃな人だった。第1志望大学についに行けず、そこからやりたいことが見つからないと言っていた。大学卒業後、就職した会社も5年ほどでやめ、仕事を転々としていた。
「あの奥さんはようできた人や。」
と仲間内ではよく話題になっていたそうだ。
でもそれもこれも、先輩が元気でいてくれるからだろう。
残された家族が可哀想だ。
事故の状況は知らないけれど、普段の生活のことは噂で聞いていた。
あほや。あの人。
悲しくてならない。

あの人が死ぬ前に、もう一度会ってきいてみたいことがあった。
でも、2度ときけないんだなあ…





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最終更新日  January 24, 2005 11:48:55 PM
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Re:謎の現在使われておりません / ばかやろう(01/24)  
”現在使われておりません・・・”って、ほんと謎ですね。
でも、ご実家、燃えてなくて良かった良かった!!
コンロの火や玄関の鍵、気になりだしたら止まらないんですよね~。

昔の彼が亡くなってしまうなんて、複雑ですね。。。
残された奥さんやお子さんの事を考えると、可哀想ですよね。。。
(January 26, 2005 12:37:06 PM)

Re[1]:大将ママ0418さん 謎の現在使われておりません / ばかやろう(01/24)  
そうです。かなり微妙です。
結婚前に、仲間内で集まって、その時に会って以来だったんでね。
昔の思い出を共有していた人が、もういないっていうのはね…。
彼の性格や生き方を良く知っていただけに、「ばかだなあ」と思ってしまいます。
そういえば、いかりや長介さんが亡くなったときも、高木ブーが「ばかやろーって言ってやった。」って言ってたっけ。
その意味が今はすごく分かりますわ。

最近、同世代(たって三十代ですよ)の訃報も多いので、なんだか、そういうトシになったんだなあって思います。 (January 26, 2005 01:11:31 PM)

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