ひまこのつぶやき

ひまこのつぶやき

つれづれ大ちゃん-2


今日は僕がおばあちゃんちの子になる前のお話をするね。

僕んちの家族はおとーさん、おかーさん、それからおねーちゃんとそのおとうと。
ペットとかって呼ばれてる家族も僕以外にも、僕の6倍くらいおっきいセントバーナードの「唯(ゆい)」ちゃん、
ヒマラヤンの「たーぼ」君、トラネコの「風(ふう)」君、シーズーとテリアのmixの「安(あん)」ちゃん、
それからおさかなのグッピーや手乗りインコもいるんだ。
そうそうハムスターの「桃(もも)」ちゃんも新しく来たんだっけ。

この前は「おとうと」君が木から落っこちたスズメの子を拾ってきて大変だった。
なんだかよくわかんないけど、近所のお兄さんが「スズメのお布団」とか言ってへんちくりんな
布のかたまりみたいなのをわざわざ作って「おとうと」君にあげてたよ。へんなのー。
可哀相にスズメはすぐに死んじゃったみたいだけどね。

僕がここんちの子になったときはまだ「たーぼ」だけだったんだけど知らない間にいっぱい増えたんだよね。
今おとうと君がおかーさんに「小学校でウサギくれるんだって。もらってきてもいい?」とか尋ねてるけど、
また新しい子が来るのかな?
おかーさん、おかーさん、安請け合いしちゃダメだよ。
おとうと君、絶対面倒なんか見ないよ。調子のいいこと言ってるけどそんなの今だけだよ。
あーあ、返事しちゃってる。知らないよー、僕。

僕は「たーぼ」のことが好きなんだけど、「たーぼ」は僕のこと嫌いみたい。
僕がすりすりー、って寄っていくと厭そうにすーっとどこか行っちゃう。
なんかさみしいなあ。仕方ないから僕は「たーぼ」のごはんをちょっと失敬する。
だって僕のごはん、ありんこが食べてるんだもん。
前におとーさんが「大、ありんこ入ったの食べたらダメ。」って言ってたから。
「たーぼ」は僕より大人だから僕がごはん食べたって怒らないよね。

「たーぼ」は凄いんだよー。
僕よりずっと大きな体してるのに凄く高い所にひょいひょいって上ってっちゃう。
怖くないのかな?僕なんかほんのちょびっと高いだけでも怖くって泣いちゃうのに。
ほんと「たーぼ」ってえらいなあ。

「たーぼ」の毛はとっても柔らかくってふわふわ。
近所に住んでるおばあちゃんとこのひまこちゃんは僕より「たーぼ」のことを可愛がってる。
ふさふさふわふわの「たーぼ」の毛が気持ちいいんだって。しょっちゅうやってきては「たーぼ」をナデナデして、
「たーぼ」はその間気持ちよさそうにのどをゴロゴロさせてる。
ひまこちゃんは僕のこと撫でてなんかくれないのに・・・。なんか羨ましいなあ。
僕ものどゴロゴロできるようになるかなあ?あ、引っ掻かれた。

ねえ、ひまこちゃん、僕は引っ掻いたりしないよ。お利口だよ。
僕もたまには遊んでよね。

                                   ---つづく---



© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: