りれこのワンダーランド

りれこのワンダーランド

スパスムスミュータンス

<スパスムスミュータンス>

この舌をかみそうな名詞は、
1号の眼球振動につけられた病名です。

2歳になる頃から、目が細かく揺れる・・・
視力の悪さよりも、目の揺れの方が気になります。
私の父は、晩年、失明するほど、眼が悪く、
失明してから、眼球振動が出ていたので、
少し心配になりました。

目が見えなくなってしまうのか!!

少々のあせりとともに、
とりあえず、生まれた病院の先生に相談・・・
先生が小児眼科で世界一といわれる、
帝京大学の出身だったからです。

ちょうど、先生の高校の先輩という方が、助教授でいらっしゃって、
その方あてに紹介状を書いていただきました。

最初は、その助教授が主治医だったのですが、
眼球振動専門の講師がいる・・・とのことで、
講師の先生の外来がある、金曜日に通うことになりました。

で、脳の断面図をとったりいろいろな検査をしたのですが、
眼科的には、それほどの問題はないと思われましたが、
何かの病気から、眼球振動が来ている可能性もある・・・
ということで、
その講師の先生が普段、診察している、聖母病院で
小児科の先生と相談しながら、必要なら脳波などもとりつつ、見ていきましょうということになり、

聖母病院に通い始めたのです。
細かい検査などは、忘れてしまいましたが、
体のほうからの問題ではなく、

スパスムスミュータンスであろう・・・と落ち着きました。

スパスムスミュータンス・・・まれに、眼球が振動することがあり、
6歳頃には消える・・・という診断。

強度近視のほうは、大学病院でみてもらうほどのものではないので、
そのまま、聖母病院にかかることになりました。

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