急なメンタルトラブルに
パニック・過換気～乱れた｢気」のめぐりをおちつかせる～
突然電車の中で、息ができなくなったり、胸が苦しくなったり、
胸がドキドキして、冷や汗をかくなど
パニックの症状を一度経験すると
｢また起きるのではないか」と不安になり
電車に乗れなくなる、という人も。
この症状は漢方では、｢気逆」
つまり｢気｣のめぐりが一時的に逆流向に
流れてしまったため起こると、とられています。
いざというときの対策として、
症状をすばやく落ち着かせるための
方法を知っておくと安心。
｢胸骨の真ん中あたりを、上から下へさする｣
上向きになってしまった｢気｣の流れを、元に戻すためには、
胸を下向きにさするのが効果的。
胸骨の真ん中辺りに、刺激が加わるように
上から下へ、少し強めに手でさすります。
もう一つ、胸骨の真ん中あたりのマッサージと同じくらい効果があるのが
背中をさすること。
人といっしょのときに、自分では胸を
人には、背中をさすってもらうといいでしょう。
肌と肌の接触があった方が、｢気｣が動きやすくなるので
状況が許すなら、素手で肌をさする方がいいです。
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