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April 16, 2007
テーマ： 癌(3550)
カテゴリ： 健康･ダイエット
みなさん、こんにちは。
早朝の散歩では必ず、ヒノキ林道を歩きます。
このヒノキ林を通ると、周囲より温度が低く、空気が透き通っているように感じます。
おかげで気持ちがリフレッシュします。
毎日、ヒノキには感謝です。
（転載開始）
肝がん進行、仕組み解明 酵素が関与
Ｃ型肝炎ウイルス：肝がん進行、仕組み解明 酵素が関与----京大グループ
◇「予防・治療に道」
Ｃ型肝炎ウイルス（ＨＣＶ）が引き起こした慢性肝炎が肝臓がんに進行する仕組みを、人やマウスの細胞を用いた実験で京都大の丸沢宏之助教（消化器内科）らのグループが解明した。ＨＣＶに感染することにより、 本 来は免疫細胞にしか存在しない遺伝子編集酵素の一種「ＡＩＤ」が肝細胞に発現し、がんにかかわる遺伝子異常を継続的に引き起こすことを突き止めた 。丸沢助教は「ＡＩＤを標的にした薬剤開発など、がん予防や治療に新たな道が開ける」としている。１４日始まる米国がん学会年次総会で発表する。
国内のＨＣＶ感染者は約２００万人といわれる。ＨＣＶが引き起こす慢性肝炎は肝硬変を経て、肝がんに進行することが分かっており、肝がんの約４分の３はＨＣＶ感染が原因。ＨＣＶが未発見で対策が不十分だった時代に感染した人が、１０-４０年後に発がんする例が多いという。
グループが行った培養細胞の実験などから、ＨＣＶに感染すると肝細胞内に発現したＡＩＤにより、がんに関連するさまざまな遺伝子に変異が生じることが分かった。Ｃ型肝炎の治療薬「インターフェロン」での駆除など、適切な治療を欠くと自然治癒は見込めず、その間に遺伝子の変異が蓄積して発がんするとみられる。
グループは最近、 ヘリコバクター・ピロリ菌の引き起こす慢性胃炎が胃がんに進行する過程でもＡＩＤがかかわっていることも解明している。これにより、日本人に多い肝がんや胃がんに共通の仕組みが働いていることが明らかになった
がん研究の最高権威とされる同学会も「炎症から発がんに至る仕組みはこれまで不明だったが、その解明につながる」として、この研究に注目している。
……………………………………………………………………………
■ことば
◇ＡＩＤ
遺伝子を改変させる能力を持つ特殊な酵素。ウイルスなどさまざまな抗原から体を守る抗体を作り出す免疫反応において重要な役割を担う。本庶佑・京都大客員教授が発見した(毎日新聞社)。
(転載終了)
炎症が癌につながることは以前より状況証拠としてありましたが、遺伝子レベルの検索はなかなかありませんでした。
感染症などが引き起こす炎症の重要性が再認識できる結果ですね。
寿命が飛躍的に延びたために、長期に及ぶ炎症が遺伝子変化を起こし、長年かけて癌ができるという事態を招きました。
昔は感染そのもので命をおとしていたのですが、現代は感染による長期的な影響によっておこる副作用で命を落としているのです。
問題は癌が若年化していることです。
炎症で起こる癌に限れば、小さいころから持続的な炎症が起こっている可能性が高いということです。
今後のさらなる研究結果を期待したいと思います。
早朝の散歩では必ず、ヒノキ林道を歩きます。
このヒノキ林を通ると、周囲より温度が低く、空気が透き通っているように感じます。
おかげで気持ちがリフレッシュします。
毎日、ヒノキには感謝です。
（転載開始）
肝がん進行、仕組み解明 酵素が関与
Ｃ型肝炎ウイルス：肝がん進行、仕組み解明 酵素が関与----京大グループ
◇「予防・治療に道」
Ｃ型肝炎ウイルス（ＨＣＶ）が引き起こした慢性肝炎が肝臓がんに進行する仕組みを、人やマウスの細胞を用いた実験で京都大の丸沢宏之助教（消化器内科）らのグループが解明した。ＨＣＶに感染することにより、 本 来は免疫細胞にしか存在しない遺伝子編集酵素の一種「ＡＩＤ」が肝細胞に発現し、がんにかかわる遺伝子異常を継続的に引き起こすことを突き止めた 。丸沢助教は「ＡＩＤを標的にした薬剤開発など、がん予防や治療に新たな道が開ける」としている。１４日始まる米国がん学会年次総会で発表する。
国内のＨＣＶ感染者は約２００万人といわれる。ＨＣＶが引き起こす慢性肝炎は肝硬変を経て、肝がんに進行することが分かっており、肝がんの約４分の３はＨＣＶ感染が原因。ＨＣＶが未発見で対策が不十分だった時代に感染した人が、１０-４０年後に発がんする例が多いという。
グループが行った培養細胞の実験などから、ＨＣＶに感染すると肝細胞内に発現したＡＩＤにより、がんに関連するさまざまな遺伝子に変異が生じることが分かった。Ｃ型肝炎の治療薬「インターフェロン」での駆除など、適切な治療を欠くと自然治癒は見込めず、その間に遺伝子の変異が蓄積して発がんするとみられる。
グループは最近、 ヘリコバクター・ピロリ菌の引き起こす慢性胃炎が胃がんに進行する過程でもＡＩＤがかかわっていることも解明している。これにより、日本人に多い肝がんや胃がんに共通の仕組みが働いていることが明らかになった
がん研究の最高権威とされる同学会も「炎症から発がんに至る仕組みはこれまで不明だったが、その解明につながる」として、この研究に注目している。
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■ことば
◇ＡＩＤ
遺伝子を改変させる能力を持つ特殊な酵素。ウイルスなどさまざまな抗原から体を守る抗体を作り出す免疫反応において重要な役割を担う。本庶佑・京都大客員教授が発見した(毎日新聞社)。
(転載終了)
炎症が癌につながることは以前より状況証拠としてありましたが、遺伝子レベルの検索はなかなかありませんでした。
感染症などが引き起こす炎症の重要性が再認識できる結果ですね。
寿命が飛躍的に延びたために、長期に及ぶ炎症が遺伝子変化を起こし、長年かけて癌ができるという事態を招きました。
昔は感染そのもので命をおとしていたのですが、現代は感染による長期的な影響によっておこる副作用で命を落としているのです。
問題は癌が若年化していることです。
炎症で起こる癌に限れば、小さいころから持続的な炎症が起こっている可能性が高いということです。
今後のさらなる研究結果を期待したいと思います。
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