その向こうへ行こう

その向こうへ行こう

『砂色の空』


               脚本 カワイルカ


登場人物
クロド(28)  旅の盗賊。
ジャム(27)  クロドの相棒。
ゼル(15)   エルロンド王国の空軍兵士。
リマ(18)   エルロンドの第一王女。
ガナル(42)  ベジェ国の摂政。独裁者。







〇エルロンドの西方、森の終わり(夜)
   細い三日月の夜。
   森をかすめる様にしてエルロンドの王室専用機、それ囲む様に4機の護衛機が行く。
   が、護衛機のひとつに赤い光があがるとともに、編隊が乱れる。

〇荒野、墜落地点
   岩がごろごろとした土地。お情けの様に草が生えている。
   地面の照り返しがまぶしい。
   戦闘機の残骸がそこかしこに転がり、一部はまだくすぶっている。
   ジャム(27)が機体を垂直飛行させながら、残骸を釣り上げている。
   クロド(28)が地上で補佐している。
クロド「よし、ジャム、そのままだ」
ジャム「(呆れ)こんなガラクタ、金になんねえぞ」
   ジャム機、風を起こしながらゆっくり上がる。
クロド「(振り返り)しかし…」
   目線の先、墓標の様に前のめりで地面に墜落しているエルロンド王室機。
クロド「戦争でも始まったのか?」
   ジャム機、クロドの上を通過する。
ジャム「おおい、クロドぉ」
クロド「?」
   ジャム、何やら指で指す。
クロド「(見て)…!」
   ゼルが足を引きずって歩いてくる。が、力つきて倒れる。
ゼル「…」
クロド「…」

〇タイトル

〇岩の木陰
   寝かされているゼル。
   水がぶっかけられる。
ゼル「!?」
   激しくむせる。
クロド「起きろ」
    ジャム、来る。
ジャム「エルロンドの坊ちゃんのお目覚めか」
ゼル「(警戒し)…」
ジャム「助けてやって挨拶も無しかよ(頭をガシッと掴む)」
ゼル「!(振り払う)」
ジャム「かわいくね」
クロド「何があったんだ」
ゼル「…」
クロド「ありゃあ、ガキの遊びには見えねえけどな」
   ゼル、急に立ち上がる。
ゼル「貸してくれ」
ジャム、クロド「?」
ゼル「あんたらの機体、貸してくれ」
クロド「…」

〇戦闘の様子(回想)
   奇襲を受ける王室機、護衛機。
   護衛機上で必死のゼル。
ゼルの声「…エルロンドの王室機が何者かに襲われたんだ。全くの奇襲だ」
   ゼルの見た目、敵の機にひらめく白い服。
ゼルの声「僕はベジェへの途上、リマ王女を護衛していた」
   連れ去られるリマ。
ゼルの声「仲間はみんな落とされて…王女も…」
   落ちていくゼル機。

〇岩の木陰
   聴いているクロドとジャム。
   唇を噛み締めているゼル。
ゼル「…」
クロド「ベジェか。…じゃああの噂は」
ジャム「ホントだったって訳か」
ゼル「…うわさ?」
ジャム「ベジェの王子様とエルロンドの第一王女の政略結婚」
ゼル「…」
クロド「…いや」
ジャム「あ?」
クロド「話が違ってきたみたいだぜ」
   クロド、紋章の入った布を見せる。

〇ベジェ国
   布の紋章と同じ紋章のマークがはためく。
   ほこりっぽい街。民衆は数えるほど。至る所に憲兵。
   家の中にいる人々。怯えた目。
   街の中心に立つベジェの王宮。

〇同、軍事施設
   巨大な飛行戦艦(ゴリアテみたく)が完成間近である。
   やってくるベジェ国摂政、ガナル公(42)。
クロドの声「ガナルって男がベジェの国王の世話役になったのは3年前だ」
   回りにいた兵士が緊張して整列する。
   飛行戦艦を見上げるガナル。
   兵士が何か報告する。
   それを聴いてにやりとするガナル公。
クロドの声「それから一気に独裁化が進んで、今じゃ王族はみんな奴の言いなりって話だ」

〇岩の木陰
   クロド、布を握る。
クロド「こいつがあの残骸のなかに落ちてた」
ジャム「それじゃ、こいつらを襲ったってのは」
ゼル「(気付き)…!」


〇ベジェ国王宮
   大きな椅子に何人も女をはべらせて、でんと座っているガナル公。むしゃむしゃと肉を食べている。
   連れてこられるリマ。
ガナル「噂どおりの美人だな…」
リマ「(毅然と)盗賊とつながりがあるとは、ベジェも堕ちたものですね」
ガナル「これは…気の強いお方だ」
リマ「なんてひどい…。私も皆と命を共にしたかった…」
ガナル「命は大切にしなければ、王女殿。…ふふふ」
リマ「(怒り)」
ガナル「あなたによい知らせがあります」
リマ「?」
ガナル「明朝には我が軍の誇る飛行戦艦が完成します」
リマ「(何の事か分からず)」
ガナル「あなたには自分の国の滅びる様子を、しかと見ていただく」
リマ「そんな…! 私がこの国に嫁げばエルロンドは安泰のはず…!」
ガナル「その嫁ぐはずの王子も、不治の病に伏せられましてね」
リマ「(恐怖)…!」
ガナル「私はね、王女殿。攻め込む理由が欲しかっただけなんですよ」
リマ「(ハッと)…では私達を襲ったのは盗賊ではなく…!?」
ガナル「(にやり)王女を我が艦に。丁重に扱えよ」
   兵士が強引にリマを連れていく。
   抵抗するリマ。

〇岩の木陰(夜)
   満点の星空。
   クロド、岩に腰掛け眺めている。
   ジャム、残骸から拾ってきた通信機をいじくっている。
ジャム「どういう風の吹き回しだ」
クロド「(向く)」
ジャム「あんなガキ、助けるなんてよ」
クロド「…」
ジャム「そういえば年の離れた弟がいたな、戦争で死んだ。確か名前は…」
クロド「ジャム、しゃべり過ぎだぞ」
ジャム「(肩をすくめる)…」
   ゼルがいつの間にか立っている。
ジャム「何だ、坊主。飯ならさっきやったろ」
クロド「明日、エルロンドの森の端まで送ってやる。そこから先は自分でなんとかしろ」
ゼル「(見据え)…」
クロド「?」
   ゼル、いきなり剣を抜いてクロドに襲いかかる。
   クロド、服を斬られる。
ジャム「なんだ!?」
   クロド、剣を抜いてゼルの剣を受ける。
クロド「何のつもりだ!」
ゼル「あんたの機体をもらう!」
クロド「王女を助けるためか」
ゼル「(まっすぐな瞳)」
   クロド、片手でゼルの腕をひねり、顔を殴りつける。
   剣を落としてふっ飛ぶゼル。
   ジャムがゼルを受け止め、羽交い締めにする。
ゼル「放せ!」
クロド「そういう事はな、自分の力でやれ」
ゼル「なぜだ?」
クロド「(ピクっと)」
ゼル「なぜ僕を助けたんだ?」
クロド「…」
   突然ジャムの持っている通信機が音をあげる。
   ジャム、耳へそれを持っていく。
ジャム「飛行戦艦…?」

〇ベジェ国、軍事施設(夜)
   空中へと姿を現す巨大飛行戦艦。
ガナル「全軍に伝えろ、明朝エルロンドに向けて出発だ」

〇岩の木陰(夜)
   縄で縛られているゼル。
   クロドとジャムが荷物の整理をしている。
ゼル「縄をほどけ!」
クロド「ベジェ国の警備は明日以降手薄になる」
ジャム「俺たちも仕事がしやすいってもんだ、悪く思うなよ」
ゼル「今行かなきゃ僕達の国が滅びるんだ!」
クロド「…」

〇ベジェ国(早朝)
   発信する飛行戦艦。
   × × ×
   デッキにいるガナル公。
   × × ×
   部屋に閉じ込められているリマ。食事を出されるが無視する。

〇岩の木陰(早朝)
   ジャム機とクロド機、エンジンがうなりをあげている。
   ジャム、荷物を運んでいる。
   ゼルは縛られたまま睨んでいる。
クロド「…」
   クロド、剣を抜いて近付く。
ゼル「…」
   クロド、ゼルの顔に剣を突き付ける。
ゼル「(睨む)…」
クロド「(見据え)…剣を相手に向けていいのは自分の死を覚悟した時だけだ」
   ザッとゼルの縄を切る。
ゼル「…!?」
   クロド、剣を収め、荷物のひとつを投げてよこす。
クロド「食料だ」
ゼル「あんた…」
   ジャム機が飛び立つ。
   クロド、背を向けて機に乗り込む。
   砂埃の中、ゼルは唖然として…。

〇空中
   低いうなりをあげて飛行戦艦が飛ぶ。

〇荒野を行くクロド機とジャム機
   砂煙をあげながら進む2機。
   クロドの機体が先行している。
ジャム「(大声で)エンジン噴かし過ぎだぞお」
クロド「(まっすぐ見て)…」
ジャム「あらら、神妙な顔して…」
   × × ×
   クロドのコクピット。
   ゼルに斬りつけられた服の破れをさする。
クロド「(にやり)」

〇荒野、墜落地点
   ゼル、息を切らして歩いてくる。
ゼル「はあ、はあ…」
   不時着したままのゼル機。
   × × ×
   エンジン部の装甲を開き修理しているゼル。
ゼル「くそ、動けよ…」
   汗を拭う。と、遠くからエンジン音がする。
ゼル「?」
   音が近付き、クロド機とジャム機がゼルの前に着陸する。
ゼル「(なぜか分からず)…なんで」
   クロド、ゼルの胸に奪った剣を投げてよこす。
   受け取るゼル。
クロド「ベジェ軍がエルロンドの森まで行くにはまだ半日以上かかる。それまでにその機体を直すんだ」
   ゼル、剣とクロドを行ったり来たり見る。
クロド「(ジャムに)ジャム、装備を確認するぞ」
   ジャム、あきれ顔で来る。
ゼル「(おずおずと)あ、ありがとう…」
クロド「…お前、名前は」
ゼル「…ゼル」
クロド「俺はクロド」
ゼル「クロド…」
ジャム「(元気良く)俺、ジャム!」
   お互いを目で確認する3人。心が繋がった。

〇エルロンドの森上空(夜明け前)
   雲間から現れる飛行戦艦。

〇飛行戦艦、デッキ
   森を見渡しているガナル。
   リマが兵士に連れてこられる。
ガナル「(見て)いかがですか、空の旅は。同じ景色ばかりで退屈でしょう」
リマ「今すぐベジェに引き返しなさい」
ガナル「(鼻で笑う)まあまあ。やっとあなたのふるさとの森が見えてきたんですから」
   リマ、ガナルの横に行かされる。
   眼下に広い森が広がる。
ガナル「ひとつ余興をいたしましょう。おい」
   兵士長を呼ぶ。
ガナル「森に向かって撃て」
リマ「!」
兵士長「は?いや、しかし」
リマ「やめて!」
ガナル「(ギロリと)聞こえんのか」
兵士長「…は。砲撃用意!目標は森だ!」
   リマ、ガナルに掴みかかろうとするが、兵士に阻まれる。
   × × ×
   射撃準備がされ、砲が火を噴く。
   × × ×
   森に着弾。地鳴りがし、木々が赤く燃える。
   × × ×
ガナル「ははは!素晴らしいぞ!」
リマ「(悲しく)ああ…」
   突然艦内に衝撃音が走る。
ガナル「何だ!」

〇クロドたち
   地面すれすれを高速で飛ぶ3機。
クロド「くそ、思ったより手間どった」
ゼル「間に合ってくれ…」
ジャム「おい、あれを見ろ!」
   × × ×
   3人の目線の先、赤い森となぜか燃えている飛行戦艦。
   × × ×
クロド「何だ、エルロンド軍が来ているのか?」
ジャム「(望遠スコープで見て)こりゃ…」
   × × ×
   スコープの見た目。慌ただしく動く兵士たち。

〇飛行戦艦、デッキ
ガナル「暴動?」
兵士「はい、兵士の一部がエンジンを…」
ガナル「なんたる事だ、すぐに鎮圧しろ!」
   デッキ内の兵士、皆出ていく。
   逃げようとするリマ。
ガナル「(掴んで)逃げるな!」
リマ「ああ!」

〇クロドたち
ジャム「ひひ! 火つける手間が省けたぜ!」
クロド「ガナルの横暴についに兵士達もキレたか?」
   ゼル、目が怒りで燃える。
ゼル「エルロンドの森を…許さない!」
   ゼル、ひとり飛行戦艦に向かっていく。
クロド「! あのバカ!」
ジャム「おいおい、どうすんだよぉ!」
クロド「いくしかないだろ!」
   クロドとジャムもあとに続く。

〇飛行戦艦、側面
   攻撃しつつ近付くゼル機。
   小爆発する戦艦。
   戦艦前面にまわるゼル機。
ゼル「!」
   × × ×
   デッキ内、ガナルに掴まれているリマ。
リマ「(気付き)!」
   × × ×
ゼル「王女!」

〇飛行戦艦、後部
   後部エンジンに集中的に攻撃しているクロド機、ジャム機。
   クロド、ゼル機の方を見る。
クロド「?」
   × × ×
   ゼル機、戦艦前方から、その屋根に強行着陸する。
   × × ×
ジャム「何してんだ、あいつ!」
クロド「もぐり込むつもりだ」
   2人に敵の護衛機が襲う。

〇飛行戦艦、屋根
   屋根上でなんとか止まるゼル機。
   すかさずデッキの方へ走り出すゼル。
   デッキ上部の緊急出口を剣で無理矢理こじ開ける。

〇デッキ内
   ガナル、リマを柱に拘束する。
   ゼルが天井から降り立つ。
リマ「!」
ガナル「(振り向き)誰だ貴様」
   ゼル、立ち上がって睨む。
ガナル「ほう、エルロンドの者か。小娘一人助けに来たか」
ゼル「お前が、ガナル、だな」
   ゼル、剣を向ける。
ガナル「(剣を抜く)小僧…私を殺そうというのか?」
リマ「…」
   ゼルの切っ先、わずかに震えている。
ガナル「(見て)がああ!」
   ガナル、大きく剣を振る。
   ゼル、なんとか受け止める。
   激しい斬り合い。
ガナル「ははは、どうしたぁ!」

〇飛行戦艦、外
   護衛機を落とすクロド。
   ジャムも奮戦している。
   クロド、戦艦前面へ飛ぶ。

〇デッキ内
   形勢不利のゼル。
ガナル「今すぐおねんねさせてやるぞ小僧」
ゼル「(堪えて)く…」
   窓の外、クロド機が飛ぶ。
ゼル「…!」
   × × ×
   フラッシュバック。
   クロド、ゼルの顔に剣を突き付ける。
クロド「(音なしで)剣を相手に向けていいのは自分の死を覚悟した時だけだ」
   × × ×
   ガナル、一瞬クロド機に注意を引かれる。
ゼル「(カッと)ああああああああぁ!」
ガナル「!?」
   ゼル、ガナルの剣をはねとばし、ガナルの胸を貫く(スローモーション?)。
ガナル「ぐっ…!」
ゼル「…」
   ゼル、剣を引き抜く。
   ガナル、血を吐く。
ガナル「ゆ、許さん、許さんぞおお…」
   ゼルに掴みかかろうとし、ドタッと倒れ伏すガナル。
ゼル「はあ、はあ…」

〇飛行戦艦、外
   落ち始める戦艦。
クロド「まずい、急がないと地面に激突する」

〇戦艦内、廊下
   あちこちで火が上がっている。
   リマを連れて進むゼル。
リマ「こっち!」
   リマ、ドアを開ける。
   そこは閉じ込められていた部屋。

〇飛行戦艦、外
   垂直飛行で様子を見ているクロド。
クロド「(何かに気付き)!」
   × × ×
   側面の窓が開き、ゼルが顔をのぞかせる。
   × × ×
   クロド、機を向ける。

〇側面の窓
   様子をうかがうゼルとリマ。
   垂直飛行でクロドが来る。
ゼル「!」
クロド「乗り移れ!」
   ゼル、リマを支え、窓から乗り出させる。
   クロド機、近付く。
   もう少しでリマがクロド機に移る…。
ゼル「!」
クロド「!」
   と、3人のすぐ近くに護衛機が激突する!
   衝撃で離れるクロド機。

〇空中
   ジャム機、旋回している。
ジャム「よっしゃ!…ん? あらら」

〇側面の窓、近く
   クロド機の端にかろうじて捕まっているリマ。
   ゼルは戦艦内に残ったまま。
   体勢を立て直そうとするクロド機。
クロド「(必死で)ぐ…」
ゼル「王女、しっかり!」
リマ「(懸命に)う…」
   しかし手が離れ、落ちていくリマ!
リマ「きゃあああぁ!」
ゼル「!」
   ゼル、壁を蹴って空中に飛び出す。
クロド「!」
   クロド機、急降下する。

〇落下するふたり
   急速に落下していくゼルとリマ。
   互いに手を伸ばし、しっかりと握るふたり。
   クロドが追い付く。
クロド「ゼルー!」
ゼル「!」   
   手を伸ばすクロド。
   その手をしっかりと握るゼル。
   風で翻弄されるゼルとリマ。
   歯を食いしばるクロド。
   ゼルもリマも必死。
   そこにジャム機が追い付く。
ジャム「王女さまー!」
   ジャムののばした手を掴むリマ。

〇地表
   すれすれで切り返すクロド機とジャム機。
   飛行戦艦が後部から地面に接触。
   次々に誘爆して燃え上がる!

〇少し離れた場所
   垂直飛行しながら着陸するクロド機とジャム機。
   地面に足をつけるゼルとリマ。
   4人の目線の向こう、燃え上がる戦艦。
ゼル「…」
リマ「(放心)…」
   リマ、足下ふらつく。
   ゼル、リマを抱きとめる。
クロド「…」
ジャム「(口元笑って)あ、いいなあ」
クロド「まったく…えらい無駄足だったぜ」
   朝日が地平線から顔を出す。
   4人の顔を照らすその光。
ゼル「…」
リマ「…」
ジャム「…」
クロド「…ジャム、いくぞ」
ジャム「え、もう?」
ゼル「待って!」
クロド「ゼル…もう俺たちの助けはいらねえはずだ」
ゼル「でも…」
クロド「あとは自分の足で進め」
   クロド機離陸。ジャム機も続く。
ゼル「(叫んで)クロドー!」
   クロド、後ろ手に手を振り返す。
   ジャム、リマに投げキッスする。
   2機、砂埃を残し行ってしまう。
リマ「ありがとうー!」
ゼル「さようならー!!」
   大きく手を降り続けるふたり。

〇クロド機とジャム機
   進む2機。
ジャム「まったく、褒美をたんまり貰えたのかもしれないのによぉ?」
クロド「こういう仕事もたまには悪くないだろ」
ジャム「ははは! これからどこに行くんだ!?」
クロド「…さあな」
   地平線に向かって進む2機。

〇エンドクレジット
   エルロンド王国。
   飛行訓練しているゼル。
   子供たちと遊ぶリマ。
   × × ×
   どこか異境の国。
   街を歩くクロドとジャム。
   ジャム、大荷物を担いでいる。
   店先をのぞくクロド。
   × × × 
   空を行くクロド機とジャム機。
                  (了)


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