フランス語

フランス語
日本料理店→家庭用品店と、
長い間ともに働いたローマの友人アサカちゃんは
ローマに住む以前、フランスに留学していました。
フランス語がペラペラな彼女がうらやましくて仕方がありません!
この間の初のパリでは
「アン、カッフェオレ、シルヴプレ」ばっかり言っていたわたし
(それしか言えなかった…)。
仕事の関係上、10までの数ならまかせて!

LE MOT D'AUJOURD'HUI
QUATRE-VINGTS  (2004年5月21日)
数詞。カトル・ヴァン。
80(はちじゅう)。
数字シリーズでごめんなさい。
雑誌『サードエイジスタイル・VOL.6』2003年8月号より、
シャンソン歌手、石井好子さんのインタビューを引用。
彼女は2002年に80歳になりましたが…、
「フランス語にはね、80という言葉がないのよ。80はキャトルヴァン。
キャトルが4、ヴァンが20。つまり、20の4倍という意味。
素敵な言い方です。
モーリス・シュバリエという歌手が、81歳の時にパリでさよなら公演をした舞台で、
20の4倍プラス1だから、また新たな人生を歩んでいくといってました。
わたしも同感ですね。」
なるほど。
QUATRE-VINGTS-CINQ  (2004年4月13日)
数詞。カトル・ヴァン・サンク。
85(はちじゅうご)。
大きなコーヒーメーカーは85ユーロ。
直訳すると、「よん・にじゅう・ご」なんです。
85は「4かける20たす5」だから。フランス語って難しいですね。
ある時お客さんとフランス語で話していたアサカちゃん、
「この人たちカナダだから分かんないよー、80らしき単語を言ってたよー」。
???
なんとカナダのフランス語には「4かける20」ではなく
「80」を示すストレートな言葉があるそうです。
あーややこしい。さて、話をフランスのフランス語に戻すと、
70は「60たす10(SOIXANTE-DIX)」と言い、
90は「4かける20たす10(QUATRE-VINGT-DIX)」と言います。
なんてこったい!
CINQUANTE-TROIS, CINQUANTE  (2004年4月13日)
数詞。サンカントロワ、サンカン。
53.5(ごじゅうさんてんご)。
家庭用品店で売り子をしていたときのことです。
その店ではイタリア製の珍しい透明な食器を扱っていたのですが、
そのうちの中皿(53.50ユーロ)はなぜかフランス人に人気がありました。
とにかくその値段をフランス人客がやたらと聞くので
それからは気合を入れてフランス語で値段を言ってみることにしたのです。
サンカントロワ、サンカン!
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