NOVELS ROOM

第十話

* 第十話~大きな戦い~ *
協力者:Dead-Angel様
「さぁって、今日も特訓だぁ!」

健人はやる気満々である。
一方コバルトはと言うと…

「もういいだろ…」

すでにやる気失せ。

「何だよ!いいじゃないかよ!」
「よくない!ここ一週間もやってるぞ!とにかく、インターネットシティに行くぞ!」
「はいはい…」

とりあえずインターネットシティに行くコバルト。勿論、ルトも一緒。

「で、どこに行くんだ、コバルト?」
「ヒグレ屋に決まってるだろ…」
「レアチップ?」

コバルトは溜め息を付き、そして、

「必要なチップを買っておくんだ!!」

そう言いながら、健人に怒鳴りつけた。

とにかく、ヒグレ屋に到着。

「ってか、俺、金欠…」
「ナンバーマン、このメモに書いてあるやつを出してくれないか?」
「はい!了解しました!」

ゴソゴソ…

「はい、ソード、ロングソード、ワイドソード、ですね…2400Zになります」

黙って、お金を渡す。
そして、また来ると言い、ヒグレ屋を後にする。

健人は、なぜお金があったのかを聞く。どうやら、コバルト自信のお金だったらしい。所持金は47600Zだそうだ。どこで稼いだのやら…。
本人曰く、もともと持っていたらしい。何故かは判らないとの事。

散歩のように、歩くコバルト。健人のパソコンに戻る気配はない。

と……どんっと誰かにぶつかってしまった。

「あ、すまん…大丈夫か?」
「にゃ~…誰ですか~?」

人と猫を混ぜたようなナビとは言いにくい少女が目の前で倒れている。
頭には猫の耳、お尻には猫の尻尾がある。

「にゃぅ?どちら様~?」

下からコバルトの顔を覗きこむ。

「あ…い、いや…」

覗き込まれたコバルトは、少しあせあせだった。

「…と、とにかく…手をかしてやる…」

そう言い、その少女に手を差し延べた。

「私はクリルっていうにゃん♪
 そろそろ大きな戦いが起こるにゃ、早く逃げた方が良いにゃ」

そういうとテケテケと秋原エリア3に小走りで消えていった。

「…大きな戦い…?」

コバルトは、クリルと名乗った少女を見送るようにした。

「健人…我は、あのクリルという少女の後を追う…ルトを頼んだぞ…」

そう言い、クリルの後を追った。

健人は、ルトをプラグアウトさせた。

――――

コバルトは、秋原エリア3に到着した。

そして、到着したと同時に、コバルトはある光景を見て、驚愕した。

秋原エリア3は、紫色のパネルで埋め尽くされ、周りの風景は、闇のように暗かったのだ。

「何なんだ…これは…!…何故…こんなに…!」

コバルトは、何が起こっているのか解らない状態だった。

そこにはグレネードランチャー(以降G・ランチャー)を構える猫少女クリル。

「にゃにゃ?来ちゃったにょ?にゃら少し手伝ってほしいにゃん」

少女はそういうと紫もパネルから出てくるウィルスに標的を定め、撃つ。
しかし、数が多いのとG・ランチャーは威力は非常に高いが連射性能が低い。
パラメーターはこのようになるだろう。

アタック+20
ラピッド-15
チャージ+10

「みゃ~押されてるぅ…お兄ちゃんがいればなぁ…」

彼女はボソリと呟く。
重そうなランチャーを撃ちながら。

「あ、あぁ…解った…健人…!」
「おぅ!スーパーバルカン、ダブルスロットイン!」

コバルトの両腕がスーパーバルカンに変わる。そして、片方づつスーパーバルカンを敵達に撃った。

「おぉ!コバちゃんやる~私も負けられにゃい♪
 硬い防御、溶けちゃえ~♪」

クリルは手慣れた手付きで直ぐ様弾薬を変更した。
硝酸弾を撃ち始めた。
硝酸は相手の鎧やら甲羅やら全てを溶かす、ほぼ全てのプログラムを素早く完全に消すことができるのだ。

「キミもなかなかやるな…」

そう言うが内心は「何故我の名を?」である。

それよりも、コバルトは続けて、ソードで敵達を切り裂いていった。

だが、なかなか敵は減ってはくれない。一つまた一つと増えるばかりだ。

「ちっ…敵が多過ぎる…」

コバルトは、舌打ちをした。

「コバちゃん伏せて~!」

クリルの持つランチャーに力を注ぎこむ。

「爆炎よ…氷塊よ…轟雷よ…大地よ…我が武器に宿りて、己の力を、解放せよ!
 バーストオブエレメンタル!」

爆炎を撃ち、氷塊を撃ち、雷球を撃ち、土木を撃ち、更に止めに無属性の超極太レーザーを放射する。
辺りにいた雑魚は全て消滅。
更に大爆発があちこちで発生。
コバルトはギリギリ大丈夫だったがHPを減らされたのはいうまでもない。
それと共に紫のパネル…ダークパネルをうみだした張本人が二人の前に現れる。

「キキキ…なかなかやりますなぁ…」

その張本人は、吸血鬼の様な姿をした奴であった。少しニヤリとした顔つきに見える。

「貴様…何者だ…!」

さっきの爆発で、HPが減ったせいか、ほんの少しだけ息を切らして、そう言った。

「私は…シェードマン!このエリアを制圧したのはこの私だ」
「ここはみんなのエリアにゃ、独り占めする子にはお仕置きです。
 チップ・ショットガン 起動にゃ!」

彼女はナビが使うショットガンとは違う、それはリアルの銃だ。

正直コバルトは、クリルに驚いていた。
自分よりも背が小さく、なおかつ女の子。そんな子が、拳銃を使い、爆発起こしたりなどしてと、こんなに強いとは思わなかったのだ。

―まぁ、あの青少年よりは、まだかもな…俺が言えたものじゃないのだが…―

そう思い、コバルトもスプレッドガンを使い、応戦する。

たぶん、二人の弾は、全弾被弾したのだと思われる。

クリルのショットガン、コバルトのスプレッドガンで、煙が舞い上がっている。その煙が、段々とはれていき、シェードマンの姿が見え始める。

完全に見えた時、二人は驚きを隠せなかった
なんと、シェードマンは立っていたのだ。どうやら自分の翼で、防御していた様だ。

「私逃げるにゃ~」

クリルは尻尾をまいて逃げ出し始める。

「待て…」

コバルトは、クリルの肩を掴んだ。

「我だけでは、奴は倒せん…」
「にゃ~、は~にゃ~し~て~」

クリルは、ジタバタする。

「我を見殺しにするきか…?」

コバルトは、掴んだ手をはなそうとしない。

シェードマンは、ゆっくりとこちらに向かってくる。

「にゃ…にゅ~……!お兄ちゃん!♪<(≧∀≦)/♪」
「お、お兄ちゃん…?」

そう言い、コバルトはクリルの見る方を向く。

そこにはあの、銀髪の長い髪をした青少年がいたのだ。

「…クリル、お前は面倒を起こすのが得意だな」
「ぶ~…好きでやってるわけじゃないよぉ…」
「…お前も…か」

青少年は、コバルトを見ていう。

「私はリシア、リシア・クレメル…」
 先ずは奴を黙らせよう、邪魔だからな…」

雷を纏う巨大な斧を取り出した。

-データ解析-
フランシスカ
属性:物
斬り:110
付き: 70

リシアと名乗った青少年は、シェードマンに攻撃をしかける。

“ユニゾンアタック”

「…バリアブルソード、Z-セイバー、アイスソード、融合…奥技・セルシウス・ソード」
「…ヒートショット、ヒート+40、爆炎陣…奥技・エンシェント・ノヴァ」
「凍結よ、我が剣に己の力を与えよ」
「爆炎よ、我が弓に己の力を与えよ」
「これで最期だ!」
「私達の必殺技!」
『秘奥技・インフェルノ・ストライク』

氷塊と爆炎がまじり、霧が発生。
そのなかからシェードマンを斬り抜くリシア。
シェードマンを撃ち抜くクリル。
義兄妹の協力技。

コバルトは、呆然とその様子を見る。

シェードマンは、その攻撃で数秒のうちに消えていった。

ダークパネルも全て消え、秋原エリア3はもとのエリアに戻っていった。

「終ったな…私は戻るぞ…」
「そっか、お兄ちゃん」
「金髪のお姉さんに遊んでもらいな…私は疲れた」
「にゃ~♪」

リシアは陰に消え、クリルはワープ、行き先は両者不明だ。

その時、家のチャイムが鳴った…

(続く)

コメント
あ~い。第十話完成ナリ~。
ついに名乗った謎の青少年!!
リシアって名前だったのか・・・・lliorz
携帯サイトでは、第十一話が途中まで掲載されてます^^;
すぐに出来ると思うんで、待ってて下さい^^;

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