一日だけ咲くことが許された短い命
今 君のためだけに咲かそう
何も知らない朝
それは汚れのない朝日を全身に受け
純白の一輪の花を咲かすよ
今日という限られた一日を後悔しないために力強く
そんな朝日の中花の前を通った君
その瞬間から淡くはかなく色づき始める一輪の花
陽が昇るにつれて薄く桃色に染まっていく花
周りはそれを見てお酒に酔っていくようだという
けれども本当は君に酔っているとは誰も気付かない
陽が傾きかけた頃
昼間の美しさとは違った夜の美しさを見せる花
でも沈んでしまう時=終わりが告げられる時
君は少しでも花を見たのだろうか
心奪われることあったのだろうか
一日花 たとえどんなに短くても
君の為に 君を想い 花を咲かし色を変えるよ
そんなけなげな花に贈られている言葉
君は知っているのだろうか
それは“繊細な美しさ”“しとやかな恋人”
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