全4件 (4件中 1-4件目)
1
最近、日本の「サバイバルファミリー」を動画で観た。いい映画だな。カンヌ映画祭にこないのかな。電気がなくなると水道もとまる。最悪。南仏の田舎に住んでいて、たまに停電や断水があるので、あの不便さはわかる。ただ、冬場に停電しても、暖炉と薪、ろうそくがあるのでなんとかなる。断水は一番困る。手を洗う水も用意していなかった時はほんとうにぞっとした。あれから、水はタンクに入れて準備するようになった。ま、いざと言う時は、近くに水が湧き出る場所がある。ほんとうにいざという時だけれども。昔から水のないところに文明はない、と言うが、今まで文明が衰えたところは単純に水が消えたからじゃないのか、と思う。日本は山も多いので、山にはたいがい湧き水があると思う。岩清水はおいしい。近くに工場とか原子力発電所がなければ、大丈夫じゃないか、と思う。あの「サバイバルファミリー」に出てきた素敵な日本庭園を設置した一軒家と畑があるところがいい。何故、あの家族は都会に戻っちゃったんだろう。やっぱり、仕事のためか。確かに税金はどこにいても払っていかなくちゃいけないし。家と土地があれば、固定資産税も発生する。もっとも、年をとれば、よろよろと歩いて行けるところに図書館とツタヤとカフェとパンオショコラのパン屋のある場所に住めたらいいなあ、とも思うけれど。つまり、田舎で畑もあって、近くに図書館もあって、いろいろすべて揃っているのがいい。と、コンビニすらない南仏の田舎で夢見るのである。意外に自転車屋さんもない。タイヤがパンクしたら、ホームセンターかスポーツ店みたいなところで部品を買ってきて、自分で修理するしかない。そういうところは不便な国だな、と思う。修理屋さんにできるだけお金を払わず自分で修理するのが普通の国だからそうなのかな。
2019.03.17
コメント(0)
トラックの運転手を直撃した燃料税から発したジレジョーヌのデモ騒動。フランスは過去から何かとストライキの多い国で、いきなり終電がなくなったり、パリ市内でタクシーに乗ったが、まるで前に進まない、とかそんな経験はある。いつのことだったかも何のためだったかも忘れたけれども、南仏マルセイユの路上に延々と連なるトラックの群れがあり、報道では聞いていたが、さすがに目前にしてその迫力には圧倒された。だが、今回、報道記事から見る今回の暴動はもはやテロだろうか、と思うほど。あとは、それに参加した暴徒もいるんじゃないか、という疑いも個人的には持っている。だって、他人の車を倒して炎上させる?生活に困る人達が?その辺の感覚がわからない。フランスは街だと住まいにお金がかかる。パリ市内のアパートや南仏もすごく高い。パリ7区の住宅街だと小さな7メートル平米をN万円で貸すアパートも広告に出されていたり、南仏も一軒家を購入する際は北フランスの田舎で城が購入できる価格。しかも、仮に2千万代の家でも、修理ししてようやく住めるとか土台の基礎工事がちゃちなものもあったりする。南仏を舞台にしたフランス映画、日照時間の多い南仏に憧れる北フランス人やヨーロッパのお金持ちが値段を高騰させたのは否めない。パリで企業相手に法律顧問を担当していた人はパリ市内に広くて城の一角のようなアパートに住みながら、南仏の山の中にプール付きの大きな一軒家を持っていた。日本にとって日本風の庭園が割と普通であるように、フランスにとってプール付きの家は必ずしも珍しいことではない。自分で5年かけて仕事の合間にプールを作った人もいる。 うちの近所にもベルギーやオランダ、スエーデンからの移住者や、中にはプール付きの別荘を持ち、夏場に集中してくる。なので、夏場のゴミ捨場は尋常でない状態になる。さて仮に月収40万円近くの収入があれば田舎では快適な生活ができるだろうが、都会では子供の乗馬クラブや空手、柔道、ピアノ、テニスなどにお金がかかるので意外に大変だろう。日本は学校の先生が自腹切ってクラブの顧問をしているが、これはこれで問題があるのではないか、と思う。フランスには日本のような進学塾はない。高額な進学学校はある。家庭教師には相応の余裕があるか、国や自治体から何らかの援助金を得た家庭だけが払える。長期バカンスに子供をどこに連れて行くかもフランスの親には実は苦しい話。制服のない学校も多いので、スポーツ形ブランド物に散財させられる親。日本では小学校から高校まで立派な新しい教科書は確か無料で配布された。フランスは使い古された教科書で、ページも剥がれやすく、重く、大きくて、日本の教科書のほうが質が高い、と何度も思ったものだった。一日の授業分の教科書をもたせると小さな子にはとんでもない重さになることもある。日本の教科書のページは薄くて、しかもはがれない。しかも学校に返さなくていい。フランスも一応、無料だったが、学校に教科書を返す時に教科書があまりにもひどい状態になると有料になった。教科書をとっておけないので、数年後に読み返すことは当然できない。これは確かにほんとうに必要なら本屋で参考書を買え、ということになるし、教科書を不要だと捨てちゃう人もいるかもしれないことを考えれば無駄を省くことにもなる。どちらがいいのだろうか。収入税に関しては、日本と同じで、ある一定の収入を超えるといきなり税金が発生する。これもうっかりすると、働ければ働くほどお金が持って行かれる話になる。あるフランス人家族は都会暮らしをやめ、田舎の広い一軒家に越した。そこで妻は専業主婦になった。彼女は言う。都会にいた時は家政婦さんに支払うために一生懸命働いていたけど、今は自分が仕切っていて、良質な料理にかける時間も子供と過ごす時間も増えた。思うに、収入税も減ったはずである。夫も畑や狩りを趣味にし、友人たちが遠方からきても宿泊する部屋もあり、人生は充実しているかのようだ。農業国フランスは食費は安い。スペインやモロッコからも安く野菜が来るので、確かにフランスの農民の生活は大変そうではある。野菜も肉も日本のほうが断然高い。農業国フランスだが、毎年、農民の自殺者が出る、と言う話をしていた人がいた。 フランスは社会保障税が高い。会社なら法人税もある。個人起業でもそれは同じ。今、流行りの起業家も4年目から収入がなくても社会保障税とかが取られてゆくシステムなので注意しないとあっという間に借金地獄。で、政府が起業家を勧める時にこの点をほんとうに隠すようにしか記載していない。税務局が間違えて請求書を送ったりする。その手間に時間が奪われる人も多い。すぐに対応せず、泣く泣く追徴金まで払う人もいる。すぐに税務局に連絡を取り、間違いを指摘し、ことなきを得る人もいる。基本的にフランスは銀行も会計事務所も税務局も受け身と鵜呑みは禁物です。書類やレターをじっくり読んで対処すべきことにはしっかり連絡をとることが必要です。フランスは、そのかわり、失業手当や低収入家庭への医療費が相互保険でほとんど支払いがない。これはすごい、と思う。思うままに書いたけれど、やっぱりサヴァイバル魂は必要、と思う次第。
2019.03.17
コメント(0)
![]()
フランスの Envoyé Spécial という番組で木々間の会話伝達が話題になっていた。番組は2017年10月26日の話である。木々を神聖なものとして愛し、森林浴をする日本も話題になっていた。ドイツの Ingénieur forestier 森林技師が母木の根っ子から糖分を自分の子供の木や同じ仲間の木の根っこに栄養がわたるように助けているというのである。また木々はインターネット網のように距離を置いても会話していると。フランスのクレルモン・フェロンという場所にある国立研究所でも強風などのストレスを受けた木は長く伸びるのを止め、幹を太くしていくという研究結果を話していた。そしてフランス、パリ市内の木のお医者さんが一見腐った老木を計測器のようなものを使って中身を図り、意外に健康体である、という診断を下し、伐採から救っている。 Ingénieur forestier というフランス語を直訳して森林技師としたが、別の日本語のブログでは森林管理管と訳されていた。まったく番組とは関係ないが、誰だったろう、あるフランス人が芝生を定期的に刈り取っていると、草は理解し、ある一定の長さを超えないようになると話していた。草は周囲の草に伝達して、それ以上伸びても切られるからね、と。実は南仏で不思議な幹を見つけた。楢の木であるが、太い枝が一旦幹から出て、また幹と一体化している。そんなにしょっちゅう木々を眺めているわけでもないので自分には珍しく思えたが、こういうことはよく起こっているんだろうか。
2019.03.09
コメント(0)
1977年にフランスの歌手イヴ・シモンが作詞作曲した歌「ディアボロ・マントゥ」を久しぶりに聴いていました。曲の美しさは時代を感じさせません。見た目、山男みたいですが。目、きれいですね。聴かせる歌です。Diabolo menthe par Yves SimonDans tes classeurs de lycéeY'a tes rêves et tes secretsTous ces mots que tu n'dis jamaisDes mots d'amour et de tendresseDes mots de femmeQue tu caches et qu'on condamneQue tu caches, petite AnneDans tes classeurs de lycéeY'a du sang et y'a des pleursLes premières blessures de ton coeurLes premières blessuresLes premières déchiruresQui font des bleus à ton âmeQui font des bleus petite AnneDans les cafés du lycéeFaut que tu bluffes, que tu mentesAutour des diabolos mentheQuand tu racontes les nuitsDu dernier étéDe tous ces premiers amantsQue tu n'as eus qu'en rêvantDans…【メール便送料無料】Yves Simon / Diabolo Menthe (輸入盤CD)【K2018/3/2発売】ディアボロ・マントゥそのものははアルコール抜きのリモナードとミントのシロップなどのカクテルです。1977年の映画の主題歌として使われていました。映画は観たことはありませんが、1963年の高校生の女の子たちを主人公にした映画のようです。女学校ですかね。映画の予告編はこちらです。→ bande annonce diabolo mentheあるインタビューで、この歌に関するエピソードを話しています。最初、映画監督がイヴ・シモンに主題歌を依頼した時は、彼は断ったそうです。依頼されて歌を作るのは、それ自体が何か不自然だ、と感じたからそうです。ところが、ある日、高校生の女の子から一枚のファンレターを受け取ります。そのレターはノート用紙の一枚に書かれていました。ノート用紙と訳しましたが、 classeurs はバインダーと言うか、フォルダーのことで、それに挟む穴あきのノート用紙のことです。これにイヴ・シモンはインスピレーションを受け、約30分で歌ができてしまったそうです。インタビューの時はすでに年老いていましたが、イヴ・シモンはそのレターを大事にとっていました。1944年生まれのイヴ・シモンは1980年初期に来日もしていて東京、広島も訪れています。当時はどこかの日本の記事に、「日本の人にも現代のフランスを知ってほしい」と書いていました。また「何かに抵抗して生きる、というのは大切なことだ」とも書いていた記憶があります。それと、能面が好きなのだと聞いたことがあります。彼の Amnésie sur le Lac de Constance も好きな歌です。歌、と言うより、ポエムですね。とってもロマンチックです。いや、いわゆるロマンチックというのとは少し違うかも知れませんが。幻想的な物語の一部のようです。Je n't'oublierai jamais なんて好きな人から言われたら気絶ですね。え?どんな意味かって?n' は ne のことです。ne ... jamais がわかれば、もうあなたのものよ。J't'ai cherchée sur le vent Sur la mer aussi J't'ai cherchée à Pékin Mais t'étais partie Quelques milliards de gens Ne savent pas, ne savent rienQuelques milliards d'humains N'sont pas, n'sont rien Des micro-processeurs Au silicium Remplaceront un jour La mémoire des hommes Je n't'oublierai jamais Les mots d'amour, mots de guerre Et d'indifférence Seront noyés dans les eaux Du lac de Constance Amnésie amnésie J'ai tout oublié Les cauchemars et les beautés Des valeurs passées Entre le Nord et le Sud La partie se joue mal, c'est mal Les gagnants ont des torts Les perdants sont morts Puisqu'on parle d'avant-guerre Et qu'on la dit jolie Sur un cheval de fer イヴ・シモンはフランスでは小説家としても知られています。フランスの若いアーチストから愛されている人だと思います。
2019.03.01
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1