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売り上げが滞ってくると開発部への期待と圧力が高まる。コストダウンも合わせ、安い原料の利用、収率の改善などやることは数多い。いきおい分析担当の処理量は多くなる。今日の電子顕微鏡サンプルは何と24本に及んだ。
電子顕微鏡で困ること、と言うのはその高倍率の故に、ドリフト(画像が動く)があることである。写真の露光は5秒前後なので、この間に動くと夜汽車の写真のように流れてしまい、何も分からない。止める方法はない。動きが収まるのを待つしかないのである。始めた頃は同じように視野を動かす装置で調整していたが、徒労に終わることの方が多い。
まだトイレにでも行っている方がマシである。戻ってきたらおさまっていることも、そうでないこともある。原因は多分支持膜の伸縮なのだろうが、不規則なので待つのが一番、忍の一字だ。とは言え、撮影にかかる時間は1枚15分くらいが標準的なところだが、 こんな調子で20枚処理すると5時間である。待ち時間を入れたら更に延びる。今日は9時から3時半までかかった。まだ順調な方である。
こうなると、翌日の準備に制限がかかる。と言う訳で、このところ残業続き。しかも締め切りはぎりぎり、取引先との商談に必要となると遅延は許されない。画像と言うのはやはりアピールするのに有効な手段なのである。
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