[自転車]の記事一覧 | ワインと絵画がある生活

ロードレーサー購入記(2) - 購入しちゃったの巻

　前回からの続き。トレックを買うつもりで「なるしまフレンド」に行ったところ、扱ってないと言われてしまった。　ここで出直すことも考えたけれど、燃えたぎった購買欲がおさまらない。「ロードレーサーはスキーブーツと同じで、自分に合うものが一番。いくら好きなメーカーでも、体に合わないものはダメ」と、かつてラングのスキーブーツをあきらめた理由を思い出し、技術力の確かなこの店で買うことにした。　当初の予算は15万円くらいだったのだけど、店員から、「自転車に全部予算をつぎ込んじゃうと、ウェアとか他のものが買えなくなっちゃう人が多いんですよね。自転車本体の半額くらいは、アクセサリー用にとっておいた良いですよ」とのアドバイス。つまり自転車本体とそれ以外の比率は2:1くらい。このアドバイスを聞いて予算を変更。自転車本体15万円、その他5万円にしてみた。　いろいろなヒアリングが始まる。「身長と体重は？」「自転車の経験は？」などなど。　正直なところ体重は重たい。　700Cの超極細タイヤは、自分でもちょっと不安だ。　それに自転車経験は2年前まで乗っていた5∼6万円くらいのマウンテンバイクが最後。今は持っていない。ロードレーサーは、高校生の頃にインチキロードレーサーに乗っていただけだ。20年前の高校生時代とは、自転車も、わたしの体型もまるで違う。われながら心細いスペックである。　すると店員から「体重があるひとはスチールフレームのほうが丈夫でいいですよ。それにロードレーサーの経験がないならこける可能性が高い。スチールだったら曲がったときにも直せるし」とのアドバイス。なにしろこちらの世界についてはとんでもないシロートだ。心の中ではアルミフレームが良いのだけど、と思いつつも、専門家の意見を素直に聞きたい。さらに「みなさん乗り込んでいくと物足りなくなってフレームを換える人が多いですよ。105みたいな良いコンポだったらフレームだけ買えればいいし」とのアドバイス。げっ！　フレームだけ換えるなんて発想がなかった。　結局プロの意見と、体に合うものが一番理論によって、パナソニックのオーダーフレーム（スチール）と、シマノの105で組んでもらうことにした。　それからフィッティング。股下を計って、いろいろな部分のサイズを変えられるフィッティングマシンにまたがる。いろいろ調整しながらペダルをこぎこぎ。ようやくサイズ出だし完了。　ふー。自転車を買うのは疲れる。　さらにはフレームとコンポ以外の部品、サドルやハンドルなどさまざまなパーツを選んでいく。このとき「ステムはどれにしますか」のように聞かれるのだけど、シロートにはわからないものが多くて、それを聞き返しながらいろいろ選んでいく。　おそらく入店してから2時間以上かかって全部完了。ふー×２。　やっぱりこの店にしてよかった。量販店で買っていたらフィッティングがどうなっていたのか不安でならない。　最終的には自転車本体で約16万円ちょい。それ以外にビンディングシューズやヘルメット、空気入れ、サイクルコンピュータなど備品類を購入して、合計で約18万円なり。　実際のところこれは始まりだった。　サングラスやメッセンジャーバッグも欲しいし、ウェアも欲しい。ケイデンスと心拍数が測れる高級なサイクルコンピューターも欲しいのだ！　まだまだ欲望人生は続きそうである。というか、すでにいろいろ買ってしまったのであった。フフ。実は今、自転車本体とそれ以外の費用が、1:1を超えている（汗）。気が向いたら投票お願いします→

ロードレーサー購入記(1) - 購入を思い立つの巻

　ロードレーサーのことを書こうと思っていたけれど、書くタイミングを失って書きそびれてしまった。それは10月初旬の出来事。ロードレーサーが欲しい！と思い始めてから数年。もっとやせてからとか、もっと体を鍛えてからと考えていたのだけれど、いっこうに進みそうにない。このままではいつまでも乗れなさそうなので、思い切ってダイエットもかねて買うことにした。　で、まずは車種とショップ選びである。　車種は、あこがれのランス・アームストロングが乗っていたトレックが第1候補。格好から入るのはわたしの常套手段である（笑）。あとはコストパフォーマンスのよいジャイアントも魅力的。　次にショップだ。一時はビックカメラや自転車量販店での購入も考えたのだけど、ロードレーサーはフィッティングが大切らしいので、技術力やサービス力のあやしいところは却下。どうせならちゃんとしたショップがいい！　家の近くにも自転車専門店はあるのだけど、うーんイマイチ。・サイクルフォーラムSUDA　技術力は確からしいが、オヤジが変わり者らしい。Webページの内容もヘン。初心者にはハードルが高い。・BMX RIO本店　とっても近くにあって良いのだけどマウンテンバイク主体。　どうせならロード系の専門店にしようということで、評判の高い「なるしまフレンド」に行くことにした。次はそのときの会話である。わたし「初心者です。自転車を買いたいんですけど」店員　「何か買いたいもの決まっているんですか」わたし「トレックのpilot 1.2か1200が欲しいんですけど」店員　「うちはトレックやってないんですよね」ゲゲッ！　トレックは、特約店しか扱えないことは知ってたけど、てっきり特約店だと思っていた。いきなり野望はくじかれた。次回へつづく。気が向いたら投票お願いします→

鍵が無くてあせった！

夜帰宅したときの出来事。鍵を取り出そうとすると見つからない。しっかり探しても無い。よくよく考え直してみると、どっひゃー！　会社に忘れてきた。しかし、もう夜の9時。これから片道1時間かけて会社に戻る気力もない。本当は、ものすごくあせるところだけど、数年前に一度やったので経験値あり。結局、近所に住んでる大家さんで鍵を借りて事なきを得た。それにしても大家さんが近くで良かった。それに深夜じゃなくて良かった。深夜だったら、いくら何でも大家さんちには行けないからね。もとはと言えば、夜から降り始めた雨が原因だ。　火曜日から自転車通勤を始めて今日で2日目。朝の天気予報で確認したのに、この雨だ。路面が相当濡れているので、たとえやんだとしても、ロードレーサーで走るのは無理。がんばれば無理じゃないかもしれないけど、身の危険を冒してまで、自転車に乗るほどの勇気はない。　そんなこともあって、鍵の入ったサイクルウェアとともに、会社に置いてきてしまった。それにしても、なんたる不覚。でも、自転車を置いて帰れて、ちょっと幸せな気分も。だってアップダウンがある道を12キロも走るって、けっこう大変なんだもんね。Panasonicのオーダーフレームとシマノの105で組んでもらったロードレーサー気が向いたら投票お願いします→