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東野圭吾



★ストーリー★
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は
愛した女を守るため完全犯罪を目論む。
湯川は果たして真実に迫れるか__
「探偵ガリレオ」登場。直木賞受賞作品。

予備知識なしで読んだ。
ラストのおどろくべきトリック。
すげえ。東野圭吾、すげえよ。
これ、映画化してもよさそうだなあ。
真夜中、キャスティングしてみた。

40代後半の俳優……誰がいい?
いざとなるとわからないのよね。
ヒロインはいくつくらいかなあ。
40近い感じかな。だと鈴木京香とか…ベタだけど。

ともあれ、すばらしい作品。
たしかに、筆者をして
「五本の指に入る」と
言わしめた一冊。

シンプルな筆致はすーっとココロと頭に沁みてくる。
さすがだなー。
あなたこそ、天才。


『さまよう刃』朝日新聞社刊

★ストーリー★
ひとり娘を理不尽に殺された「長峰直樹」。
ある時一本の電話をうける。
「犯人を知っている。証拠もある」
長峰が半信半疑のまま向かったアパートで、見つけたものは、
娘が2人の男にりょう辱されるさまが撮影されたビデオだった。

アパートに戻ってきた少年をめった差しにして
殺害すると、もうひとりの共犯者を追って、身を隠した。
「少年法」の庇護の下、
決してじゅう分な裁きを受けることはない未成年である犯人。
長峰は、娘の無念をはらすべく、復讐者となることを選んだ___


いろんなことを考えさせられる。
「もしも自分だったら?」
愛する人を殺されたら復讐してやりたくなる気持ちはわかる。
でも、それぞれが勝手に「あだ討ち」していたら、
法治国家はバラバラになってしまう・・・・
確かにそのとおり。
それがほとんどの意見だと思う。
作中にもそういう意見と犯罪被害者との間のジレンマが
くりかえし描かれている。

果たして、少年は更生されるのか?
また、何年か後に罪を犯してしまうのではないか?
バクチのようなものなのだろうけれど、
それで被害者になってしまうのは・・・・
ほんとうにやり切れない。

犯罪を報道するメディアのことも
痛烈に批判している。
そのままに描写することで。
加害者も被害者も周りのいろんな人たちを
巻き込んで、丸裸にして、
痛みも傷も癒えることなく好奇の目にさらされるのだ。

そういうものを「わたし」は、
「ひとごと」と、チャンネルをひねることで
受け入れていく。

最後はハラハラドキドキの展開。
ハリウッド映画を観ているような興奮。
そして、東野圭吾、さすが!と
思わせるような「しかけ」が待っている。


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